日米決算発表の天王山!それにFOMCが絡むから・・・

日米決算発表の天王山!それにFOMCが絡むから・・・

来週はいよいよ米国決算の山場がやってくる。GAFAMのうちMicrosoftは24日に発表済みだけど、2月1日Meta、2月2日にApple、Amazon、Googleと来るけれど、1日にはFOMCがあるわけで、市場の楽観継続か、または反転下落かの天王山と言うことになるよね。

一方日本市場はいよいよ来週から本格的な決算発表ラッシュに突入するんだよね。で、とりあえず米国の天王山と合わせて考えると、

30日 3816三井住友 9022JR東海
31日 6920レーザーテック 6857アドバンテスト 9020JR東 9021JR西 6762TDK
1日 6501日立
2日 6758ソニーG 6981村田 9201JAL 9202ANA 8306三菱UFJ 8411みずほ
3日 8001伊藤忠 8002丸紅 8031物産 8058商事 2413エムスリー 9101郵船 9107汽船
6日 8053住商
7日 9984SBG 6367ダイキン工業 7974任天堂 7269スズキ 7011三菱重工
8日 7270SUBARU 5713住友金属鉱山
9日 9432NTT 7203トヨタ 7201日産 8035エレク 5401日本製鉄 1605INPEX
10日 7012川重 5020ENEOS

Advertisement

と言う日程になって、主力銘柄が続々と来る。なので、米国市場と日本市場の連動性はそう高くないと思うけど、嫌らしいのは米国市場如何でドル円が動くこと。もはやFRBは0.250pの利上げで決まりだけどそれよりもパウエル議長発言の影響がはるかに大きい。

株式市場とFRBの対決色がますます色濃くなってきて、恐らくパウエル議長はハト的発言はしないと思うけど、どうせ相場は都合よく解釈しようとするからね。売られても短時間かも。それより問題なのは、此の先個人消費がどうなっていくか?だよ。FRBの利上げの影響は企業よりもむしろ個人を直撃してる。ファイナンスも限界となっていて、雇用が悪化すると個人消費も悪化するというのは、おなじみのパターンなのでね。

Advertisement

逆にインフレがFRBの誘導金利よりも高ければ、インフレは高止まりしそう。となると2023年は通年を通して、企業は在庫調整をしようとするわけで、楽観相場も早晩終了するだろうと思う。

それよりも日本市場は岸田政権によってボロボロ。輸出企業の好調さも今度は円高によってかき消される方向になる可能性が高く、そんな状況で平均賃金の上昇は望めないし、第一ますます可処分所得は減少の一途。まず手始めに電気料金でアウト。継続的な物価上昇に悩まされ、インボイス導入開始で経費増大。まさに亡国政権だからね。

なので今回の戻り高値が年将来高値になるのはほぼ確実かも、と考えてる。

でもね、そんななかメガバンクだけは、イケイケなんだろうけどね。UFJの¥1,500とか三井住友の¥8,000とかが今年ありそうな気配がするなぁ・・・。嫌な時代になるよね。

Advertisement

というわけで決算勝負をしようと思ってるんだけど、それにはまず日程を見て、同じセクターの日程違いを見つけるのが結構重要。例えば日程のはっきりしない9104商船が1月中ということだから、郵船、汽船にとっては参考になる。重工の後の川重とか商社4社のあとの住商とかINPEXの後のENEOSとかね。結構重要だよ。

遣り辛いのは3Q決算ってことだから。下方修正してきた銘柄と同セクタを狙うとか、個別のファンダ以前に辺りを付けることが大事。その上で2Qまでの進捗を見る。ドル円は平均で見ると2Qと3Qはほぼ同じだから今回の決算は基本は悪くないはずなんだけど、それで陰りが見えた企業は、決算後の狙い目となる。もちろん売りだけど。

そんなことをしながらシコシコとやってる週末です。今日はぐったりなんだよね。