売り優勢！クジラ売り観測も：11月4日（火）後場

日経平均株価　￥51,497（▲￥914）

後場の相場概況

非常に強い動きでここまで来て、過熱感が先行したところで、一旦は売られる、というのならまずは暴落することはないと思う。相変わらずというかさらにAI絡みでマイクロソフトがAIクラウド大型契約、と言うニュースも出て来て、AI相場は留まることを知らない勢い。

一体どれだけ投資すれば気が済むのか？という感じがするよね。まるで過剰流動性がAI投資に集中しているように見えて、それが株式市場の暴落の導火線になるのでは？と言う懸念だよね。

いま、投資と言えばAI絡みしか考えられなくなってるというのが怖い。しかもかつてなかったほどの大型投資がいとも簡単に決まってるという異常さ。米企業、特にMAG7辺りはAIに突っ込み過ぎだろう？

これでもしも、AIに懸念が生まれたら・・・この相場は一気に崩れてしまいそう。一度の契約や投資が数兆円規模なんてとても信じられないし、それがもう10件や20件では効かなくなってる。

それからすれば高市首相の成長戦略なんて微々たる投資だと思う。もはや並みの予算では太刀打ちできなくなってるのが先端技術なんだということだ。いやはや、乱暴な議論だな。

後場の取引とポジション

1570 日経レバ　￥45,730（▲￥1,480）
空売平均）￥47,236×3680（含み益￥5,540,000）

AIに対する莫大な投資には、流石に大口投資家も懸念を持ち始めてると思う。ビッグテック各社が相互に兆円単位の契約を結び、AIの覇権競争に血道をあげているという異常世界。これを有効な先行投資とするか、無謀な無駄遣いとするかは紙一重なんだろうと思うけど、AIに果たしてそれほどの力があるのかねぇ・・・。なんか人間を甘く見てるんじゃない？

そんなことを思いながらシコシコと売り建ててました。

8031 三井物産　￥3,756（▲￥46）
空売）￥3,820×4000（含み益￥256,000）
空売）￥3,813×4000（含み益￥228,000）

世界景気の具合を最も端的に分かるのが商社決算じゃないかな。商事の決算が出たけれど、思った通り苦戦の内容。ならば、原油依存度の高い物産は・・・。それと気になるサハリンもあるし・・・

6501 日立　￥5,221（▲￥97）
空売）￥5,350×4000（含み益￥516,000）
空売）￥5,334×4000（含み益￥452,000）

ぶっ飛んだ日立だけど、需給は結構苦しいチャート。上値にしこりが出来た感じなので、地合いが弱いと結構ギャップが出るんじゃないかな、と思っての売り建て。

7011 三菱重工　￥4,596（▲￥57）
空売）￥4,640×4000（含み益￥176,000）
空売）￥4,630×4000（含み益￥136,000）
空売）￥4,625×4000（含み益￥116,000）
空売）￥4,596×4000（変わらず）

7012 川崎重工　￥12,090（▲￥310）
空売）￥12,400×4000（含み益￥1,240,000）

利食いか来るとすれば防衛関連、特に重工辺りは結構売られないと不自然な気がするのよ。前場に買い戻してしまったけど、やはり売り建てておくことにした。川重は値嵩と言うことで。流石にPER67はないよな。あっていいはずがない！

9984 SBG　￥25,160（▲￥1,905）
空売）￥26,695×4000（含み益￥6,140,000）

8035 東京エレクトロン　￥34,790（△￥610）
空売）￥35,520×2000（含み益￥1,460,000）

6857 アドバンテスト　￥21,780（▲￥1,355）
空売）￥22,430×1000（含み益￥650,000）
空売）￥22,390×1000（含み益￥610,000）
空売）￥22,350×2000（含み益￥1,140,000）

9146 ディスコ　￥51,870（△￥260）
空売）￥53,000×500（含み益￥565,000）
空売）￥52,980×500（含み益￥555,000）
空売）￥52,950×200（含み益￥216,000）

5803 フジクラ　￥20,710（▲￥460）
空売）￥21,300×1000（含み益￥590,000）
空売）￥21,185×2000（含み益￥950,000）

ザラ場中の米国市場、NASDAQ、S&PのCFDを見て思い切って売り建てた半導体関連。そろそろ、という雰囲気を勿論感じていたし、米国三市場のチャートも完全に行き詰ってる。センチメントが売りに傾くいいタイミングなんじゃないかな。個人的にはブラックマンデーを期待してたけど、今日は火曜じゃないか！

本日の収支：+￥2,210,000

雑感彼是

いま、日米の株式市場は最も危険な状況なんじゃないかって感覚。あくまでもそんな匂いがするんだよね。それはあまりにも株価と現実の乖離が激し過ぎると思うから。こうしてみていると、ビッグテック同士の超大型投資に対して、ほとんど米国メガバンクは関与できてない。

そんなことがあり得るのか？って思うけど、現実にそうなってるところが、個人的には非常に怖いと思ってる。いまは契約段階のものも多く、資金需要が差し迫ってはいないのかもしれないけれど、そのうち、市場で大型社債の連発になるだろう。

こういうAI一択の状況だから、社債を起債するのは成功すると思うけど、ますます資金が偏って行く。株式投資だけでなく社債投資もAI一択の流れに巻き込まれていくことになる。

しかし・・・こんな経済があり得るのか？

とてもじゃないけれど、ついていけないというか、常軌を逸しているというか・・・。

こんな状況になって来て、言い事（株価上昇）ばかりではないと俺は思うけどね。