月末安アノマリー:7月30日(金)前場

月末安アノマリー:7月30日(金)前場

日経平均株価 ¥27,409(▲¥373)

月末安アノマリー健在!?様々な要素が重なってるけど。

前場の相場概況

前夜の米国市場でインフラ投資法案の関連が、全く材料視されなかったことが最大の誤算。けれどもイエレン財務長官が債務上限問題に関して警告を発していることも、完全に無視されてるわけで、結局三市場ともに上昇した。

しかし、日経平均CFDは上げ幅を全消ししてマイナス圏で返ってきた。これは、やはり新型コロナ感染拡大に対する警戒感が出始めたのかな?という感じだった。もちろん、延々と続く月末安というアノマリーを気にする動きでもあったのだろうけど、それにしても昨日の日経平均上昇のなかで空売り比率が46%以上あったというのが驚きだね。

さてそれを受けての日本市場は、寄りつきから先物を叩かれての下落。▲¥200で止まるかと思いきやさらに▲¥150も上乗せされて、非常にキツイ相場になった。そしてその位置で中国上海・香港の寄り付き待ち。

そして待っていた中国上海は大きくGDスタート。香港ハンセンも同様で、これで日経平均はさらに▲¥100を上乗せて、7月20日の下値をあっさりと割り込むという非常に厳しい状況になった。しかしこの位置での大陰線をどう理解するのか。

後場の状況で決まってくると思うね。


前場の取引とポジション

1570 日経レバ ¥14,220(▲¥410)
買)¥14,590×5000
売)¥14,480×5000(-¥550,000
買いで勝てなかった以上、売りでは対抗できないのがこのETFの欠点!まったく野村ときたら・・・。


7203 トヨタ ¥9,858(△¥2)
買)¥9,830×2000
買)¥9,822×4000

買)¥9,821×1000
買)¥9,820×2000
売)¥9,815×9000(-¥74,000
まぁ、好決算狙いでGD後プラテンするのも分からなくはないけれど、待てない、待てない!朝寄りで売らされてしまった。これがあるから買いは苦手なんだよなぁ・・・。


7201 日産 ¥621.6(▲¥6.3)
買)¥627.9×80000
売)¥617.9×80000(-¥800,000
昨日大幅上昇した日産にとっては、今日のこの地合いは最悪と言ってもいいかもしれないね。その最悪のなかで翻弄されて、¥10もやられるとは・・・。しかも我慢処で我慢できない自分にも腹が立つ。

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9101 日本郵船 ¥5,520(△¥20)
買)¥5,410×4000

買)¥5,370×3000
買)¥5,360×2000
売)¥5,500×9000(+¥1,030,000

9104 商船三井 ¥5,050(△¥20)
買)¥4,965×2000

買)¥4,955×2000
買)¥4,950×4000
買)¥4,910×2000
売)¥5,050×10000(+¥1,040,000

9107 川崎汽船 ¥3,525(△¥30)
買)¥3,435×2000

買)¥3,430×7000
買)¥3,425×3000
売)¥3,540×12000(+¥1,325,000

今日朝寄りで一番のラッキーは船株がGDしなかったこと。やはりこんな時は好取組銘柄は強いんだなと思い知らされるね。けれども積極的な買いも難しいわけで・・・。日経平均が¥300以上下落した中ではなかなか・・・ということで躊躇いなく朝寄り決済。ラッキーだった。

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9984 SBG ¥6,887(▲¥133)
買)¥6,950×10000
売)¥6,966×10000(+¥160,000
空売)¥7,005×1000
空売)¥7,000×4000
空売)¥6,999×2000
空売)¥6,998×2000
空売)¥6,997×1000
空売)¥6,995×1000
空売)¥6,990×2000
買戻)¥6,855×1000(+¥140,000
買戻)¥6,852×2000(+¥276,000
買戻)¥6,851×1000(+¥146,000
買戻)¥6,850×6000(+¥898,000
買戻)¥6,849×1000(+¥156,000
買戻)¥6,848×2000(+¥300,000
朝寄りで70ほどあった含みをほぼ溶かした。とにかく持ち越し銘柄が多すぎてじっくり待ってもいられないしなぁ。だったら戻りを売りで対抗するしかないということで。あくまでもここの取り組みでは売り目線以外にないということを思い知った。そして中国が開いて突っ込んだところで買い戻した。


4063 信越化学 ¥17,810(▲¥5)
買)¥17,785×500
買)¥17,780×1000
買)¥17,775×500
買)¥17,770×2000
買)¥17,765×500
売)¥17,845×4500(+¥320,000
空売)¥18,040×500
空売)¥18,020×1200
空売)¥18,010×500
買戻)¥17,770×1000(+¥255,000
買戻)¥17,765×1200(+¥306,000
狙った通り、決算を受けて売られたから見直しの買いが入ったのはいいが・・・。信越も取り組みが良く無くてザラ場ではかなり売り圧力が強い。その辺をもっと冷静に見ないとダメなんだよなぁ・・・。いつもそれで失敗するからね。まぁ利食いできたから正解かな。

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9983 ファストリ ¥73,780(▲¥850)
空売)¥74,500×800
買戻)¥73,510×400(+¥396,000
買戻)¥73,500×400(+¥400,000
ファストリだけは取り組みじゃなくて、下値に誘導するために売られると思ったからね。いつものパターンになってきてる。突っ込みで買戻し。


6981 村田 ¥9,132(△¥32)
空売)¥9,330×4000
空売)¥9,320×3000
買戻)¥9,059×2000(+¥522,000
買戻)¥9,050×1000(+¥270,000
買戻)¥9,044×500(+¥143,000
買戻)¥9,035×2000(+¥590,000
買戻)¥9,033×500(+¥148,500
買戻)¥9,030×1000(+¥300,000
好決算を発表した村田だけど、そこはそれ、この取り組みでは売り物が出ると確信しつつ、怖かったけど売りで対抗した。まぁまぁ、この相場は需給だから・・・。

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6758 ソニーG ¥11,335(▲¥185)
空売)¥11,620×1000
空売)¥11,610×1000
空売)¥11,600×2000
買戻)¥11,300×2000(+¥600,000
買戻)¥11,290×1000(+¥320,000
買戻)¥11,280×1000(+¥340,000
こんな時はプレステの絶好調報道なんか通用しないんじゃ、ということで売り建て。やはりソニーの取り組みも10倍以上と厳しいからね。でも、需給は本当によく当たる。村田もソニーも結構獲れた。


前場の収支:+¥6,370,000


雑感彼是

月末安が来る、と言うのは朝、空売り比率を確認して確信したというか、昨日の上げの場面でも46%以上売られてたことで、鉄板と思った。なので、買い玉は躊躇わずロスカットしつつ、売りではイケイケで何も考えずに臨んだよ。惜しかったのは6702富士通で、流石にあれだけGDされてしまうと、突っ込めなかったなぁ・・・。

それでも好業績だった村田とか、期待のソニーとか、信越も含めて取り組みがキツイ銘柄を選別して売ったつもり。いずれにしてもこういう地合いは、ファンダよりも需給だろう。好業績で売られる銘柄は、大半が信用取り組みがキツイ銘柄だしね。もちろん6723ルネサスのような例外もあるけれど・・・、じゃルネサス買えるか?というととてもその気にはなれんしね。

しかし一時的とはいえ日経平均は底割れするとはなぁ・・・。EPSは¥2,048と上昇してるのにねぇ・・・。

なんか理由がありそうなんだよなぁ・・・。やっぱ感染拡大か!?分からんけどね。