毎日上昇する相場はこの時期難しい:1月24日(火)後場
- 2023.01.24
- トレード日記
日経平均株価 ¥27,299(△¥393)
円高方向はまだ始まったばかり。その上日本電産が決算をしくじった!
後場の相場概況
今日も日本市場はイケイケ模様・・・。株価の上昇する理由はとりあえず置いておいて、チャートとかテクニカルで上昇します的な意見が多い感じで、買いの理由が突き詰められているわけではないと思う。日本企業は業績は悪くないはず、という決算期待もあり、また日経平均がつい先日までは¥25,000台、そして昨日までは¥26,000台という水準にあったことも、すべてひっくるめて割安と表現してる帰来も大いにある。
個人的にこのブログの内容は弱気派というか、相場を悲観的に捉えるのが自分の立ち位置だと思っていて、短期投資を指向するのであれば日々のリスクを無視するわけには行かないと思う。だから常に、リスクに関する話題が多くなりがちで、つまらない!と御叱りを受けるか、または無視されるか、というのは覚悟の上です。
中長期でも、買ってもいい時期と、買ったら失敗する時期は必ずあるわけで、少なくてもこのような経済状況下の日本市場では、米国株のようには行かないのは明白。米国経済はファイナンスによって拡大成長を続けるものだけど、日本市場にはそれが欠けている。過去の経験から、資金の借り入れは不況になると剥がされることを企業の大小を問わず、経営者は痛いほど経験しているからね。
なので国内経済は信用創造が出来ない経済、すなわち経済成長が出来ない経済となっていて、そこで株式投資をする限り、それなりの考え方があるはず・・・。
今日も、大引け後ドル円が急激に円高方向へ傾いた。ザラ場中のドル円の動きを見ているとなんとなくこれ以上円安にはなりたがらないように見えたことも確かで、そうなってくると日経平均¥27,299を肯定するのが難しくなってくるという仕掛けだよね。
ザラ場では特に後場になってなんとなくしっくりこない値動きが目立った。例えば絶好調の鉄鋼株や船株、さらには指数に圧力を掛けるという意味でファストリ株が急激に売られた印象がある。普通、この地合いが続くと見ればどれも売れない銘柄のはずで、怪しいかも、という勘で「株・修羅の道」の方に書いたんだけど。
気持ち悪かったので、ポジションをすべて閉じました。
後場の取引とポジション
8002 丸紅 ¥1,596(△¥32)
買)¥1,576.5×15000
売)¥1,594.5×15000(+¥270,000)
8031 三井物産 ¥3,930(△¥73)
買)¥3,887×10000
売)¥3,932×10000(+¥450,000)
8053 住友商事 ¥2,337(△¥56.5)
買)¥2,295.0×15000
売)¥2,335.0×15000(+¥600,000)
8058 三菱商事 ¥4,465(△¥107)
買)¥4,400×10000
売)¥4,460×10000(+¥600,000)
商社が特別期待されているというより、これまでの値動きからして買われるんじゃ、という見方でポジションを建てたわけだが、最後まで銀行株と同様にポジションを温存したけれど、大引けで手仕舞いしておいた。結果的にはただのデイトレ。商社は今期業績はいいけれど、来期は下方修正でしょ。
7201 日産 ¥438.1(△¥4)
買)¥422.6×20000
買)¥422.2×10000
買)¥421.2×40000
買)¥421.0×5000
買)¥420.0×20000
買)¥419.5×5000
買)¥419.0×5000
買)¥418.8×5000
買)¥418.4×10000
売)¥442.0×30000(+¥684,500)
売)¥441.8×90000(+¥1,828,000)
ルノーとの協議が結局材料視されないかもしれないと思い始めて、ならばドル円を気にしないと、ということで発表まで持ち越すつもりだったけれど、今日は利食いして手仕舞いしておくことにした。もう発表が2月1日らしいのでそれまでにポジションを建てるかもしれないけれど、FOMCと重なることが本当にいやらしいよね。
まぁいずれにしても、投資家はルノー云々はどうでもいいみたいだけどね。
【現物】
8306 三菱UFJ ¥953.6(△¥16.8)
現買)¥904.9×120000
売)¥960.3×120000(+¥6,648,000)
8316 三井住友 ¥5,628(△¥109)
現買)¥5,250×20000
売)¥5,650×20000(+¥8,000,000)
メガバンクはせめて¥700台で買いたかったという後の祭り感が強い。もしも長い相場になるのなら、ここらできちんと調整なり揉み合いがないとね。なので手仕舞いにそれほど抵抗感はなかった。
5713 住友金属鉱山 ¥5,368(△¥144)
現買)¥5,142×2000
現買)¥5,140×1000
現買)¥5,138×3000
現買)¥5,134×1000
現買)¥5,131×2000
現買)¥5,130×1000
売)¥5,380×10000(+¥2,436,000)
全体相場が下がれば必ず売られるわけで、¥4000台がいいななんて思ってもむりかなぁ・・・。
7012 川崎重工 ¥2,893(△¥42)
現買)¥2,875×10000
売)¥2,900×4000(+¥100,000)
売)¥2,899×2000(+¥48,000)
売)¥2,884×2000(+¥18,000)
売)¥2,879×2000(+¥8,000)
7011 三菱重工 ¥5,036(△¥116)
現買)¥4,870×2000
現買)¥4,860×2000
売)¥5,048×4000(+¥732,000)
防衛関連も先が長いから、ここで現物を持つ必要は全くないと・・・。
日経平均は75日線を捉えた。けれども往々にしてそこが戻りいっぱいみたいな値動きをしやすいこともある。しかし何より内心では、現物と言えど、もう少し違う水準が良かったと思い続けていたわけで、現物銘柄にはどれも長期の材料があることが重要、と思っているので、地合い次第では必ずまた、と思ってます。でも、今日はまたぞろ親父にトラブルで、気分もスッキリしたかったというのもあった。
本日の収支(前場・後場合算):+¥22,880,000
雑感彼是
最近は、というかそもそも投資の感覚がズレ始めたのは昨年の11月から。オヤジの介護や病気診療など忙殺され、さらには昨年亡くなった叔母の後始末もあって、本当に大変な思いをしたし、それが遂に年が明けても女房の母親が亡くなるという事件もあって・・・。
まったく何が起こるか分からんと思いながら悪戦苦闘の中、夫婦で新型コロナに感染して約10日間何もできないという事態まであったからね。
そういう中から何とか投資手法を変えて見ないと、という思いが強かったわけだが、そう感じる時って必ず時期と地合いが間違ってるんだよね。今回の現物買いでは失敗はラッキーなことになかったけれど、やはり買えない時期だったというのは明白だ。
また、ならば日本経済の先行きが少し明るければ持てるかもしれないけれど、どう考えてもどう見ても、岸田政権と財務省が亡国政策を指向する限りダメだよね。やはり、今年はタイミングを見て売り坊でしか勝負にならないかもしれないと思い始めてます。
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