楽観相場の最中、油断は出来ない:5月29日(月)後場

楽観相場の最中、油断は出来ない:5月29日(月)後場

日経平均株価 ¥31,233(△¥317)

米国債務上限問題合意をあまり楽観し過ぎても・・・



後場の相場概況

国内ファンドや機関投資家は月末のリバランス売りが出ると言われていて、恐らく大幅GUで始まった今日は終日売り物が出続けたところを見るとどうやら、と言う事かも。ただ月を越せば買い需要も出てくるわけで、それもまたこの相場を強く見せることになるんじゃないかな。

今夜は米国市場が休場なのだがCFDはやると思うので、特別なこともなく債務上限合意を織り込む動きになるんじゃないかな。けれどもこの合意は、マジで嫌な感じなんだよ。

この内容で果たしてバイデンとマッカーシーは、党内を説得できるのかね?特に共和党の保守派にしてみると、全然面白くないだろうし、第一マッカーシーが党内をすんなりまとめられるとは思えないよ。

Advertisement

といわけで、個人的にはまったく油断できない状況だと思ってて、とりあえず合意を好感するのだと思うけれども、採決が難航したときが怖い気がするんだよね。

なので無暗にポジションを厚くするのは避けたいところ。

後場の取引とポジション

1570 日経レバ ¥18,455(△¥360)
買)¥18,455×2000(変わらず)

買)¥18,435×2000(含み益¥40,000
兎に角日本市場が何処まで?と言うのは、一つにはMSQ前が目安になると思うのよ。それまでは大きな下落はないんじゃないか?と楽観と言うわけではないけれど、見方としてはそういう方向で。なので、押してきたから買い向かったということで。

Advertisement

8306 三菱UFJ ¥928.0(△¥21.5)
買)¥924.8×20000(含み益¥64,000
買)¥924.0×10000(含み益¥40,000
買)¥923.5×20000(含み益¥90,000
債務上限問題が落ち着いてくると、メガバンクは反発できるかな?ということで後場から買ってみたけれど。UFJにとってはとにかく最低でも¥1,000は付けたいところ。


8058 三菱商事 ¥5,908(△¥183)
買)¥5,890×4000(含み益¥72,000

8031 三井物産 ¥4,635(△¥179)
買)¥4,613×2000(含み益¥44,000
買)¥4,610×2000(含み益¥50,000

カンカンに買われた商社株。メガバンクと連動するような動きの時には買えるかも。いままでの傾向からだけどね。それにしても今日が天井おt言われてもおかしくないチャートが怖い。

Advertisement

6758 ソニーG ¥13,275(▲¥90)
空売)¥13,350×3000
買戻)¥13,275×3000(+¥225,000

6594 ニデック ¥7,095(△¥5)
空売)¥7,130×4000
買戻)¥7,095×4000(+¥140,000

調子に乗って再度売り建てたこの2銘柄だけど・・・だいたいこういうことをするからソニーで毎回のように火傷するんだ、と思って買い戻した。

Advertisement

本日の収支(前場・後場合算):+¥15,450,000


雑感彼是

Advertisement

流石に今日は大きなポジションを建てられなかったし、また今の株価の位置は、もしかしたら持ち合いになるかなと思ったのでね。ここは無理しない方がいい。

さて個人的には、今回の債務上限問題に対しても、やはりトランプの影響が大きいのかな?って思ってるよ。日本での報道ベースではトランプの話題はほとんど出てこないんだよ。

けれども共和党の最有力候補であるし、前回の選挙での得票数を考えると、共和党としても粗末な扱いが出来るはずもない。そのトランプはマッカーシーが下院議長になかなか選ばれなかった時、マッカーシーを選出しよう!と呼びかけて、恩を売っている。

けれどもそれが、共和党の反トランプ派にしてみると面白いはずがない。なのでそのマッカーシーがバイデンと合意した内容に不満がないはずがないんだよ。

共和党の欠点と言うのは、一枚岩になれないところだからね。まだまだ揉めると思うんだけど・・・。