土壇場での米国政府機関閉鎖回避!:10月2日(月)前場

土壇場での米国政府機関閉鎖回避!:10月2日(月)前場

日経平均株価 ¥32,305(△¥448)

米国債格下げ回避!それが一番大きいと思うけど、10年物金利は上昇って・・・

前場の相場概況

米国政府機関の閉鎖が回避され、同時に米国債の格下げ懸念が払しょくされたことで地合いは急激に改善した。米国市場では4日のISM非製造業景況指数、6日の雇用統計までは、2日、3日と真空期間となるわけで、その間の株式市場の動きがかなり重要になってくると思う。

一方日本市場は戻り相場的な動きになって、下向きとなった75日線をブレイクできるかどうかが焦点になるのかもしれない。なので、前場のザラ場では売り物が出てくる気配もなく後場も結構粘ると思う。

米国市場を考えると、物価や個人消費の試金石は9月のデータだということを考えると、株式市場が揺れるのはまさに10月とも言えるわけで、10月は株価上昇の起点というアノマリーが通用するという先入観は結構危険だと思う。

9月の個人消費悪化すれば10月はかなり厳しいと容易に想像できるわけで、それは結局企業業績に直結する話になるから、様々な景気指標云々よりも個人消費に関する指標を注視していかないといけないと感じる。

そしてそれはつまり、米国経済がこのままの金利水準で果たして持つのか?という疑問の起点になる月のような気がするのでね。

はっきり言って米国の個人消費は悪化する一方だと思うので、世界経済の行方に楽観することはない。

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前場の取引とポジション

1570 日経レバ  ¥19,835(△¥535)
空売平均)¥20,143×6840(含み益¥2,100,000
買)¥19,600×4000(含み益¥940,000
買)¥19,575×1000(含み益¥260,000
米国の繋ぎ予算の可決で急転直下の地合い好転だから・・・あっさりと400以上含みを溶かしたよ。もちろん、買いを入れたけど焼け石に水になってしまって・・・。まぁ、いいけど。


1699 原油先物 ¥433.5(▲¥2.1)
買)¥436.8×2000(含み損¥6,600
買)¥436.7×2000(含み損¥6,400
買)¥435.7×20000(含み損¥44,000
買)¥435.4×16000(含み損¥30,400
買)¥432.6×10000(含み益¥9,000
出来れば$90割れがいいなと思ってるんだけど・・・。なかなか売られる時期ではなくなってきてるし・・・。イランも減産に加わると見てたんだけど、それはないのかなぁ・・・。米国はシェールを増産してWTIを押さえたいのだろうけど、この水準では戦略備蓄の補充もままならんし・・・。原油は面白いね。

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8306 三菱UFJ ¥1,304.5(△¥36)
買)¥1,271.0×60000(含み益¥2,010,000
押してくれたメガバンクの今日の上昇は鉄板だったと思ったので、思い切って朝寄りから大量買いで臨んだ。テクニカルリバウンドと見てもいいし、このままロング勝負という投資家もいるだろうけど。まぁ、俺は短期でしか見ていないから・・・。


7203 トヨタ ¥2,733.5(△¥56)
買)¥2,700.5×20000(含み益¥660,000
買)¥2,697.5×4000(含み益¥144,000
買)¥2,693.0×2000(含み益¥81,000
買)¥2,691.0×4000(含み益¥170,000
ここは素直に自動車買でいいと思ったけれど、買うならトヨタだろうと。とにかくトヨタはこのまま行けば2Qで最高益なんだろうし、追い風以外何物でもない状況に、世界がなりつつあるのでね。

まぁよく分からんけれど、ホンダのようにEV全面移行宣言したり、なぜか欧州でEV全面移行すると宣言した日産とか・・・特に日産はちょっとダメだろうなと言う気がするしね。本当ならば日本の自動車産業も再編されるべきなんだろうけど。

兎に角日産だけは嫌な感じするんだよね。マツダもいらないかも。

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前場の収支:(変わらず)


雑感彼是

U22日本代表と北朝鮮の試合を観たけれど、一時の韓国代表も相当に荒くれてたけれど、北朝鮮はこれまた本当に反社のようなチームだった。国の体制の影響なのだろうけど、それにしても酷い。国際試合でこういうことをするというのは、彼らはスポーツではなく戦争だという意識に近いのかもしれないね。まったくとんでもない国が隣国なのだから、日本もいつまでも御花畑はやってられないかも。いやいや何とも・・・。

一方オオタニさんは怪我で欠場しながらも本塁打王獲得!なんとも凄すぎる快挙だね。身体を酷使してそこまで野球をやるのか!?みたいなことを考えてしまうけど、悲壮感が微塵もないところが凄いんだよなぁ・・・。

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日本市場は前引けにかけてちょっと緩んできたけれど、まぁ強い相場だから・・・。

〇 政治部記者がぶら下がりをやるから、鈴木財務大臣がドル円に関して「注意しながら見てる」とか何とか毎回同じようなコメントをしたと報道されるけれど、何もしてないし見てもいない。そもそも市場は何も期待してないし。日銀がレートチェックもしてないのだから・・・。

〇 金利高というのは要するに米国の財政を直撃するという意味では、銀行危機と同じ。でも米国政府には通貨発行権があるようなないような。厳密な意味では「無い」わけで、本来ならそうした市場の評価が米国債に下されるべきなんだけど。今日の米国金利なんて10年物国債で4.626pとか・・・。どう考えても米国財政は破綻だろうと・・・。

〇 異変が起きる時はドル安に転換するときだと思う。財務省が介入しなくたって円安は収まるんじゃないかな。

〇 日銀短観の業況改善って本当なのか!?非製造業が32年ぶりの高水準?信じられないけど。