天下分け目の雇用統計!:10月6日(金)後場大引け

天下分け目の雇用統計!:10月6日(金)後場大引け

日経平均株価 ¥30,994(▲¥80)

雇用統計に対する大きな迷い!海外勢は日本株売り!

本日の相場概況

今夜の米国雇用統計で最悪のシナリオとは?これは強い数字がでて雇用堅調となったときだと思う。こうなると政策方針からしてもFRBは利上げ方向を見ざるを得なくなる。平均時給が予想以上ならば、それをインフレ圧力と捉えるしか説明がつかなくなる。

ところが、マーケットはもう景気後退を完全に織り込み始めてると思う。遂にWTI原油は僅か数日で$10暴落し、米国債10年物金利が4.887pを付けて多少買われたものの、4.700pは切ることはなかった。そうした状況を受けて、ドル円は調整後再度¥150を目指す動きになった。

原油だけでなくコモディティ全般が売られ、軒並み5月の下値を割り込んでいることから、世界経済の先行き懸念はすでに十分マーケットに織り込まれ始めていると見ていいのではないかな。

それでもFRBが金利を高水準に維持すればするほど、景気減速のスピードは加速すると思う。市場では来年の早い時期にFRBは利下げを強いられるだろう、という観測が言われているけれど、それは裏を返せば「景気が急激に悪化する」と言う意味だ。

実はこのような米国経済の微妙な状況下で、最も問題なのは、バイデン政権の財政運営であることは言うまでもない。これがとんでもない災いをもたらすだろうと、市場は予測し始めている。こうなって来ても政権は大型予算の遂行を諦めないし、今後大量の中長期国債によって予算調達しなければならないわけで、もはや無理・無謀の域に達していると思う。

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本当に真面目な話、米国債10年物金利が仮に5%であれば、本筋から言えば「世界一安全な資産」が毎年5%で運用できるというのなら、バカ売れして当然の話。為替ヘッジ込みならばGPIFだって全資金投入してもおかしくない水準だと思う。それが売れない!と言うことの意味を、この場面では考えるべきだ。

中国の莫大な負債の一部は、不動産破綻によって表面化したけれど、実はカウンターパートである米国経済も膨大な米国債の評価損を抱えている。米国債を保有する銀行、機関投資家、ファンド、ソブリンファンド等々は、FRBの急激な利上げによって、取得価値からほぼ半減していると言える。

かく言う日本もまた米国債を約160兆円も保有し、時価評価額ではほぼほぼ6割程度でしかないのが現実。もちろん、債券は満期まで保有すれば損失は出ないけれど、それは膨大極まる米国債全部に当てはめて考えなくてはいけないこと。それを遂行するために、米国政府はこの先日本の国家予算級の利払いを続けなければならないとなれば、これはただの懸念では済まされない。

そして現実に、その懸念をムーディーズが指摘していることを、忘れてはならないと思う。

本来今の世界経済、そして為替制度は、変動相場制でしか維持できないはずだった。しかし欲に目がくらんだ米国は、中国人民元との管理相場制を認めてしまった。だからこそ、中国は人民元を乱発し常に好景気であることを演出して海外からの投資資金を集め、経済成長を演出して見せた。その恩恵は米国が最も享受しているわけで、金融市場を使ってやりたい放題をしてきた。

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だからこそ、中身はボロボロでも中国は、GDP世界第二位の大国という出鱈目がまかり通ってきたわけだ。今、人民元を変動相場制に移行したらどれほどのレートになるというのか!

けれども問題は、中国と同じことを米国もやっているということだ。ドルが世界の基軸通貨というのなら、常に世界経済の安定のための運営をしなければならないのに、実際は自国の利益でのみ動く。FRBは他国への影響は考える必要がない。だからいくらでも米国債を増発しようと大丈夫というスタンスを取り続けているわけだ。

その結果、膨大な国家債務を抱えることになってもそれを止められないのは、中国も米国も本質的には同じであるという事。もう中国は不良債権処理など出来ない。きちんとすれば実体経済が馬脚を現すからだ。けれどもそのカウンターパートである米国もドル価値の毀損の憂き目に合うのは必至。

誰も触りたくなかった「米ドル」が、インフレによって完全に盲点を突かれた格好になっている。それでも中国は不動産という裏付けがあったけれど、ドルは・・・膨張してゆくドルの裏付けは何処にあるというのだろう?

この米国債金利の上昇は、何らかの答えを模索しているかのようだ。

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日の取引とポジション

1570 日経レバ  ¥18,255(▲¥60)
空売平均)¥20,143×6840(含み益¥12,910,000

8058 三菱商事 ¥6,865(△¥86)
空売)¥7,016×1000(含み益¥151,000
空売)¥7,014×4000(含み益¥596,000
空売)¥7,012×1000(含み益¥147,000
空売)¥6,820×4000(含み損¥180,000

8031 三井物産 ¥5,093(△¥26)
空売)¥5,265×4000(含み益¥688,000
空売)¥5,260×4000(含み益¥668,000
空売)¥5,163×4000(含み益¥280,000

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7270 SUBARU ¥2,701.0(△¥5.5)
空売)¥2,702.0×4000(含み益¥4,000
空売)¥2,665.5×4000(含み損¥142,000

7203 トヨタ ¥2,572.0(▲¥18)
空売)¥2,560.0×4000(含み損¥48,000

空売)¥2,556.0×4000(含み損¥64,000
空売)¥2,555.0×10000(含み損¥170,000
空売)¥2,512.0×4000(含み損¥240,000

7269 スズキ ¥5,762(△¥122)
空売)¥5,634×4000(含み損¥512,000
空売)¥5,511×4000(含み損¥1,004,000

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6501 日立 ¥8,772(▲¥108)
空売)¥9,126×4000(含み益¥1,416,000
空売)¥8,925×4000(含み益¥612,000

7011 三菱重工 ¥7,660(△¥50)
空売)¥7,891×4000(含み益¥924,000
空売)¥7,784×4000(含み益¥496,000

7012 川崎重工 ¥3,372(△¥5)
空売)¥3,495×1000(含み益¥123,000
空売)¥3,490×1000(含み益¥118,000
空売)¥3,487×4000(含み益¥460,000
空売)¥3,421×4000(含み益¥194,000

6723 ルネサス ¥2,145.0(▲¥52.5)
空売)¥2,300.0×4000(含み益¥620,000
空売)¥2,299.0×2000(含み益¥308,000
空売)¥2,298.0×4000(含み益¥612,000
空売)¥2,295.0×2000(含み益¥300,000
空売)¥2,293.0×2000(含み益¥296,000
空売)¥2,285.0×2000(含み益¥280,000
空売)¥2,262.0×4000(含み益¥468,000

8035 東京エレクトロン ¥19,440(▲¥315)
空売)¥19,980×2000(含み益¥1,080,000

6920 レーザーテック ¥23,160(△¥270)
空売)¥23,300×2000(含み益¥280,000

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今日の相場は金融、ハイテクが売られ、商社・自動車が買われる展開だった。こうした状況になったということは、今夜の雇用統計で米国債金利が上昇するという事、そして急激な円安もあり得るということを、市場が織り込んだ結果だろうと思う。

つまり海外勢は今夜の雇用統計が「強い」と判断していることになる。となれば急激な金利上昇は、基本的に株安をもたらすはずで、特に半導体・電子部品などのテック系を買うわけにはいかなかったと解釈できる。

まぁ、実際にはどうなるのかは分からないけれど、もしも海外勢の読み通りならば、米国債に対する懸念は増大してゆく方向・・・。

そりゃ、ブラックマンデーか!なんて話も出てくるよ。いつ、何がトリガーになって暴落してもおかしくないわけだから。もう来ると所まで来てるという感じは、此の先も続くだろうから。


本日の収支:(変わらず:含み益約2000)


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雑感彼是

昨日に続いて今日も検査通院だった。朝寄り前には家を出て、早い時間に終わるかな?と思っていたが以外に手間取って帰宅は午後1時過ぎ。体力的に少々しんどかったことと、ポジションは弄るつもりがなかったので仮眠をとった。

明日から三連休なので、今夜の結果と月曜の結果をもろに喰らうことになるけれど、本質的に今の状況で、米国投資家は平気なのか?なんて思ってしまう。

今日明日出ないにしても、何れ近いうちに米国市場は暴落の憂き目に合うと思う。中国がダメで、米国もそうなったら日本だけ元気、なんてノー天気なことは言っていられなくなるさ。

だって膨張する米国債務を肯定する材料なんてどこにも見当たらないからね。

と言うわけで今月は19日から入院と言うことになり事前検査をしてきました。とりあえず、癌の転移は認められなかったことが幸いですけど、前立腺癌はもう決定的です。あとはステージ次第で、治療方法を考えるということになります。

まぁまぁ、病気も投資も、何があっても淡々と、と言う心境です。