まるでエレベータのような値動きの日本市場!:10月24日(火)後場

まるでエレベータのような値動きの日本市場!:10月24日(火)後場

日経平均株価 ¥31,062(△¥62)

¥750下げて¥650戻した日経平均!まるでエレベータのような相場つき。

後場の相場概況

いろいろな出来事があって、金利高・ドル不足に見舞われてる新興国は、原油が買えない!?現時点の見通しで、年末までには相当の供給不足が発生すると見込んでいるOPEC+だけど、とにかくドル決済できなければ、原油相場は上昇しないし、産油国側も儲からない。

ましてドル以外の決済範囲を広げ捲ってるので、結果として産油国はジワジワと厳しい状況に追い込まれつつある。例えばサウジ辺りは自国通貨建て決算を容認しつつあるので、財政は厳しくなるばかり。恐らくWTI相場で$80では赤字なのではないか?と言われてる。

それは、もしかしたら今回のイスラエルとハマスの戦争に大いに関係しているのかもしれないと穿った見方をしてるんだよね。

例えば、サウジとイランは国交回復をした。いかにも仲介したのは中国で、さらにサウジはロシアと親密。そんな関係性からして、イランが革命防衛隊を使ってハマスに指示し、同時にヒズボラも指示して今回の作戦を実行させた可能性って、ないわけじゃないと思うんだよね。

宗教争い、民族争いは当然だけど、それを利用してガザ地区で事を起こす。当然ハマスはそのために存在するわけだから依存はナシ。そこで、イスラエルが反撃すれば、全面的なパレスチナとの対立になるからね。とにかくイスラエルを叩ければ、それは米国を叩くのと同義であるから、中東やBRICSプラスから米国の影響力を排除できるからね。

サウジ、イラン、中国、ロシア・・・なんか、それくらいのことを考えそうじゃないか!?

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と言うわけで、大間抜けな岸田首相以外G7はみな、この問題に首を突っ込んでる。けど、日本は何もしないどころか、クルド人をビザなし入国させて国内で大混乱を起こしてるという・・・。しかも馬鹿ミエミエの中身のない所信表明演説を恥ずかしげもなくぶちかました!あんな演説内容、首相として恥ずかしくて普通は読めないだろ!

まさか、ゴーストは木原じゃないだろうな!?(その可能性は大いにあるけれどね)

と言うわけで少なくともガザ問題に(日本以外の)世界中の首脳が関わり始めて、安心感が出てしまったことで、株価は戻りやすくなりました!(苦笑)

(うん!?知らぬ間にビットコインが500万突破してる!)

後場の取引とポジション

1570 日経レバ ¥18,295(△¥580)
買)¥17,765×2000(含み益¥1,060,000
買)¥17,745×2000(含み益¥1,100,000
国内企業の決算は来週から本番になるんだろうけど、それを見込んでの強い戻りになった。ここで短期底打ちで反発するというのも個人にはあまり期待はしていないんだけど、それも今夜の米国市場ってこと。そういう部分でしか手掛かりもないし・・・。なので、含みは捨てたつもりで持ち越してみた。

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1699 原油先物 ¥425.1(▲¥6.2)
買)¥426.3×13000(含み損¥15,600
買)¥426.0×4000(含み損¥3,600
買)¥425.5×3000(含み損¥1,200
買)¥425.1×10000(変わらず)
いろいろあってジリジリと$85台まで売られたWTI原油。中東情勢がどう転ぶか分からないし、少しずつまた拾っていこうということで。しかし板が薄いわ、動かないわ、相変わらず見せ板バンバンだわ、で本当に買い辛い。そりゃ国内投資家で好きで原油ETF弄ってる人はあまりいないだろうから。でも時期的には実需で買われてもおかしくないと思うのでね。


9983 ファストリ ¥33.890(△¥580)
買)¥33,310×2000(含み益¥1,160,000
もしも日経が短期的にリバウンドするとすれば、今日あたりのザラ場を見ていても、海外勢はファストリを使うんだろうと。でも、相変わらずの売長で、買い戻したい投資家だって少しは居るんじゃないか?なんて期待もしてしまう。ここの取り組みはほとんど関係ないんだけどね。

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8306 三菱UFJ ¥1,215.5(▲¥8)
買)¥1,191.0×20000(含み益¥490,000
買)¥1,190.5×40000(含み益¥1,000,000
勢いでかなりいいところまで買われたUFJ。プラテンは届かないだろうとほとんど板を見ていなかったら、¥0.5高があったみたいだね。見てれば多分放したと思うけど・・・。¥1,100くらいまで買い玉が整理されてくれたら全力買いしようと内心は考えてる。なので、米国で事故がないかな?なんて妄想しちゃうんだよね。今日あたり、メガバンクやら船株には資金は来なかった。なので過度の期待も禁物なんだろう。


本日の収支(前場・後場合算):+¥17,010,000


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雑感彼是

今の米国市場は、ネガティブな材料を探しているような、そんな雰囲気を感じるんだ。先週はとにかくイスラエル情勢がどう転ぶか、躊躇しないで陸上部隊をガザに投入するんじゃないか、と言う懸念が中心だったけれど、原油価格が一気に緩んだことで、もしかして株価が反発すればそれは織り込んだのかもしれない。

また週明けは瞬間的に米国債10年金利が5.000pを取って来て、2年債との金利差が縮小し始めたことで、逆イールド解消、長期金利高を少しは懸念したと思うけど、FRBは動揺しない、という記事で相殺かも(根拠はないのにね)。

恐らく米国債10年物は空売りの買戻しだろうから、次の主要な景気指数が出るまでに、新たなポジションに戻って来るかなと言う気がするけど。

それでも長期金利が緩むことは株式市場にとってはプラスなので、結局昨夜の米国市場の動きと言うのは、10年債利回りが目先ピークという見方をしたのだと思う。

さて、では次のネガティブ・ファクターは?というと、イスラエルが本格的にハマスとヒズボラと交戦状態にはいるとか、米国下院議長が何度やっても決まらないとか、金融事故なんかも十分にあり得る。

結局は流石に10月の個人消費は急低下するんじゃないかとも思うし、ダラダラ続く企業決算の悪化とか、ロシアが勝利するとか。中国がいろいろやってるし、なにかとんでもないことをしでかすとか、何でもありと言う状況には変化はないけどね。

個人的にはやはり中東が荒れることだと思うんだけど・・・。