久しぶりにテレビを見たけど・・・

やはりTVメディアってのは・・・完全にダメになってゆくんだろうと思う。NHKも含め、民放のキー局なんでのは本当にダメダメだな。まだ米国はメディアが様々な経営の統廃合を繰り返してダイナミックさを何とか維持しようとしてるけど、日本は新聞がテレビやってるだけで、その形態は延々と変わらない。1つや2つくらいは半角的にネット戦略をやってくるだろうと思ってたけど、有料配信にしても何にしてもみんなバラバラで個別な対応をしてるだけ。

これでかつて栄華を誇った家電業界が、ものの見事に衰退したのと同じような道をたどるだろうね。

だいたい、もう真昼間から通販なんかが挟まってきてる。そういうのは本当にウザいねぇ・・・。そして今は、たまにTVを見れば、やってることはGOTOで高級ホテルがいくらお得、こんなにお安く食事できちゃう、みたいなのばっかり。完全に馬鹿になってるんじゃないか？

そもそも吉本の芸人がTVに蔓延り出してから嫌～な感じになったし、秋元やジャニーズの砂利タレばかり出てきてほぼ末期を迎えてると言ってもいいかも。ワイドショーは馬鹿みたいなMC使って言いたい放題やってるし、そもそもが米国の完全パクリ。馬鹿な芸人に政治問題とか振っちゃって意味不明のコメントを引き出して、笑いを取るってそれはお笑い番組だろ！

あとはグルメ番組で出演者が必ず言うのは「ジューシー！」。何を食べてもジューシー！って何それ？言葉でしか伝えられないの？って思う。テレビなら映像でも伝えろよ！みたいに思うよ。

最近はYOUTUBEが活況で、テレビが押され気味だと。今はたいていのテレビがネット接続できるんで、そっちを見ちゃう。阿呆な芸人のバカ騒ぎを見ないで済むしね。YOUTUBEってのもほとんど掃き溜めみたいな動画ばかりだけど、でも面白いのもたくさんあったりするしね、もっとカテゴリ分をしっかりやってくれると楽しめる。検索するの、面倒なんだよ。

あとは広告がウザイから有料で広告配信なしで見るけど。でも広告があってもテレビのように10秒スポットを連続10本なんて流されるよりもよほどマシってもんだ。しかも番組の途中で通販入れられると切れるな。

というわけでテレビの経営は年々苦しくなってるらしいし、新聞は押紙ってのもあって販売部数は全部インチキ。だいたい新聞こそがジャーナリズムだ！みたいに偉そうにしてる輩が多すぎるし。で、そういう連中がYOUTUBEでべらべらやるから新聞なんか読まんよ。

そしてダメなのはテレビや新聞だけじゃないくて出版業界もヘタレてる。本来硬派なはずの芥川賞やら直木賞を、話題性や売れる作品という基準で選んじゃう時点のお仕舞。文壇もネットで分断されちゃってる！（苦笑）よく勉強してるぶってる人が、バックに本棚と蔵書を見せびらかしてるけど、それも本当にウザい。俺は6000冊の蔵書を全部処分したけど、それ以来本は買いたくないのよ。

今の住居に本をため込む余裕がないというのもあるし、第一処分して分かったけど、あんながさばるものもない。俺にもしものことがあったとき、残された人間の苦労を思うととてもそのままにはしておけなかった。

こういう時代になって、アマゾンやグーグルが本気になったら、全部吸収されそうだ。情報とか映像とか、活字文化とか、今後どんどん集積されていって、電子化できるあらゆるものが、集められちゃう。利便性も増すだろうけど、そうなると情報操作なんかいとも簡単にできちゃう気がする。

でもね、それを中国にやられるよりもアマゾン、グーグルの方がマシかもしれないけど。

なんかどんどん時代は嫌な方向に向かってるねぇ・・・。