決算前に売り叩くパターン:10月22日(木)後場
- 2020.10.22
- トレード日記
日経平均株価 ¥23,474(▲¥165)
売られ始めた日本株。ダウトの連動性も復活か!?
後場の相場概況
昨夜の米国市場は、さすがにトランプ政権とペロシ下院議長のやり取りに呆れた形で売られた。そりゃあのやり取りじゃ、誰だって仕舞いには怒るよ。今日はそれを受けての日本市場、ということになったわけだが、決算前ということもあって、銘柄に対する不安のある投資家がポジションを落としてきたという形。
しかも今日は相場の様相ががらりと変わったというか、値動きの幅が米国ダウと連動していた。これってこのところしばらく身を潜めていた、外資の空売りが出た結果と俺は受け取ったよ。
となれば、本当に久しぶりに売り坊路線が復活、ということだけど、来週は決算に突入するのでなかなか難しい局面ではある。けど、海外短期筋が売りとなればこの局面はとりあえず行ってみるしかないということになるよ。
米国の景気指標は9月までは非常に好調だった。特に小売り売上高が大きく伸びたことが強気材料ではあると思う。しかし反面、景気対策が長引けば、ヤバイ企業も相当にあることも事実。筆頭は航空会社で、そのほかにもハイテクが独禁法絡みで事業の再構築を迫られそう。
もちろん、各州の財政は米国の場合ほとんどの州が、膨大な債務を抱えてにっちもさっちもいかなくなってる。で、新型コロナ対策ができないのは予算不足というのは分り切ったこと。そのための予算が感染拡大後に通過したところで、意味がなくなってしまうよ。
そういうことを考えながら、今回の大統領選挙を見つめてるというのが米国の現状だと思う。
そういう意味では、今日は米国市場を考えながらのポジションで行けるんじゃないか?と思ってる。日本は・・・誰も景気に対する関心がないしね。GOTOやってるからそれでいい、みたいな馬鹿な政治家揃いだから。
後場の取引とポジション
7203 トヨタ ¥6,966(▲¥43)
空売)¥6,971×4000(含み益¥20,000)
空売)¥6,970×2000(含み益¥8,000)
空売)¥6,957×3000(含み損¥27,000)
7270 SUBARU ¥2,070(▲¥58)
空売)¥2,082.0×2000(含み益¥24,000)
空売)¥2,081.0×1800(含み益¥19,800)
空売)¥2,080.5×2200(含み益¥23,100)
空売)¥2,080.0×3800(含み益¥38,000)
空売)¥2,076.5×2000(含み益¥13,000)
空売)¥2,076.0×1000(含み益¥6,000)
7201 日産 ¥380.4(▲¥5.2)
空売平均)¥380.8×48000(含み益¥19,200)
自動車はそこそこの決算をするのは分ってる。1Qと内容が違うのは海外がいち早く経済活動を再開したからだが、それが発表済みのレベルと比べてどうなのか?というのが2Qの焦点であることは言うまでもないと思うけど、目先は着々と進行する円高だよ。
昨夜大きく円高が進んだのはいち早く米国の追加景気対策を織り込み始めたから。しかし情勢よりもかなり早く動き出したことを考えると、このまま米国の対策がゴーになるまでは、相当に進むと見てる。
今夜の動きによっては¥103台突入もあるかな、ということで売り建てた。
9432 NTT ¥2,210.5(▲¥38.5)
空売)¥2,222.0×2000(含み益¥23,000)
空売)¥2,221.5×2000(含み益¥22,000)
空売)¥2,221.0×2000(含み益¥21,000)
空売)¥2,220.0×3000(含み益¥28,500)
空売)¥2,219.5×3000(含み益¥27,000)
空売)¥2,210.5×4000(変わらず)
どうもDOCOMOの子会社化が終わるまでは、株価は落ち着かない感じがするのよ。しかも事業に対して5Gが本格化しても、あまりメリットにはならないという判断をする投資家が多いと思った。確かに優良なガリバーだけど、株価が動く要素が少なすぎる。
後場は非常に微妙な値動きだったけど、日中足は下落を示唆していた。そして大引けの引け成りが大幅に売られてくれて、なんとか帳尻があったというところ。買いたい銘柄なんだが、それはいわゆる売らないといけない銘柄なんじゃないか、と・・・。
4755 楽天 ¥1,082(▲¥26)
空売)¥1,122×4000(含み益¥160,000)
空売)¥1,120×2000(含み益¥76,000)
空売)¥1,119×16000(含み益¥592,000)
空売)¥1,118×7000(含み益¥252,000)
空売)¥1,116×8000(含み益¥272,000)
空売)¥1,099×4000(含み益¥68,000)
菅ちゃん銘柄の筆頭は楽天だったということ。言わずともキャリアに対する4割値下げ要請はとにかく楽天の事業にとっては痛い。まぁ、仕手株っぽい性格の銘柄なので、勝ちないことも十分にあるけど、とりあえず75日線を目指す。
4506 大日本住友製薬 ¥1,208(▲¥30)
空売)¥1,241×1000(含み益¥33,000)
空売)¥1,240×2000(含み益¥64,000)
空売)¥1,239×4000(含み益¥124,000)
空売)¥1,238×6000(含み益¥180,000)
空売)¥1,237×3000(含み益¥87,000)
時々あるのは外資のセクター売り。今回は薬株がターゲットにされたよね。ファンダメンタルズはどうでもよくて、とにかく売られる。株価が割高ということも十分理由にはなるだろうから。各銘柄ともに底抜けたね。
9020 JR東日本 ¥5,730(▲¥182)
空売)¥5,780×1000(含み益¥50,000)
空売)¥5,776×1000(含み益¥46,000)
空売)¥5,775×1000(含み益¥45,000)
空売)¥5,772×1000(含み益¥42,000)
9021 JR西日本 ¥4,768(▲¥101)
空売)¥4,781×1200(含み益¥15,600)
空売)¥4,780×1800(含み益¥21,600)
空売)¥4,775×1000(含み益¥7,000)
空売)¥4,768×4000(変わらず)
9022 JR東海 ¥13,540(▲¥470)
空売)¥13,550×800(含み益¥8,000)
空売)¥13,540×1000(変わらず)
空売)¥13,530×1200(含み損¥12,000)
鉄道株もよく外資の売りターゲットにされることが多いけど、JR株を見てると売っては買戻しを繰り返してるような感じに見える。なので揉み合いから下げ始めたら、つまり底抜けたらそこは売りポイントだと・・・。まぁ、分からないけど負けたくないなぁ・・・。
本日の収支(前場・後場合算):+¥1,570,000
後場の独り言
さてさて、今夜の米国市場だよ。とりあえず個人的には下げると思ってるけど、逆に「早晩決まる景気対策」という見方をされて、反発というシナリオも十分に考えられる。
もちろん決算シーズンの真っ最中なので、個別の決算に反応しがちだから株価は多分落ち着かない動きになると思う。けれども、とにかく大統領選挙をどう予想するかでポジションを見直す必要も出てくるかもしれないし・・・。
とにかく材料が景気対策以外にないわけだから、ここで相場的には調整するだろうという見方は、あまり見当違いでもないはず・・・。
モルガンは「選挙前の下落は絶好の買い場」と喧噪してるけど、それもなんか怪しいよなぁ・・・。どうも今の世界情勢って何か決め手に欠けている。
-
前の記事
ペロシ最悪!:10月22日(木)前場 2020.10.22
-
次の記事
TV討論2回目:10月23日(金)前場 2020.10.23