半信半疑でも買うしかない!?:10月23日(金)後場
- 2020.10.23
- トレード日記
日経平均株価 ¥23,516(△¥42)
半信半疑で狙う米国の追加対策合意サプライズ
後場の相場概況
昨夜の米国ダウが反発して、なお追加景気対策の合意に期待してる相場と思いきや、日本市場は一応高寄はしたものの、垂れ放題垂れたという前場の推移。とにかくその背景には、小型株売りがあると思う。
まず米国に関しては、10時からTV討論があったけれど、前回とは打って変わって大人しい展開にちょっと肩透かしを食らった感じ。内容は前回と同じだし、とにかくこの討論は司会者のレベルが低すぎて、同じような話題ばかり毎回やるから、決め手が全くない。もっとどちらの候補にとっても探られたくない話題を振らないと全然ダメ。しかもバイデンは「中国やウクライナからびた一文受け取ってない」としらを切ってるし。
バイデンの口利きで息子が大金をせしめたのは明々白々で証拠も山積み。それでもとぼけるんだから、相当に面の皮が厚いよな。トランプ大統領も薄くはないけれどバイデンには負ける。民主党候補ってのは前回のヒラリーもそうだけど、本当にきっちりとぼけ捲るよなぁ・・・。
だがしかし、最初に新型コロナ対策の話題を振ってトランプを遣り込めるというのは、さすがに反トランプのメディアだけのことはある。なんか米国の左派系メディアは日本もだけど、手に負えないねぇ・・・。
というわけで、討論を終わっても世論調査はバイデンリードのまま。そこでもう勝ったという気分のペロシ婆さんに油断が生まれるかもしれない。今夜あたり暫定的に合意などというニュースが出そうな雰囲気はある。それでバイデン勝利確定と思ってると4年前のようにトランプ大統領に捲られるよ(苦笑)
さて日本市場だけど、昨日も今日(の前場)も思い切りのナイアガラを食らった小型株。特に前場の寄り付きは売りチャンスだったと思うけど、最近小型を見てないんで乗れなかったけど。
それにしても、やられた個人投資家が多いという話題で持ち切りだった。そもそも今日の前場は追証回避の投げだったと思うけど、後場に買戻しも結構入った気がする。でもね、とにかく小型株は買われすぎたんだよ。割高もいいところまで買われた。米国だってハイテクが売られたように、とにかくPER50、PER100は当たり前、みたいなふざけた相場じゃ、暴落もする。まぁ、パターンだけどね。
需給が相当に悪化してる銘柄が多いので安易に逆張りするのは危険だと思う。
後場の取引とポジション
7203 トヨタ ¥6,973(△¥7)
買)¥6,973×2000(変わらず)
買)¥6,971×4000(含み益¥8,000)
買)¥6,964×5000(含み益¥45,000)
円高が進んで非常に買い辛い自動車株だけど、このところ為替はほとんど意識されてなかった。ならば、仮に追加対策合意サプライズがあるとするなら、トヨタはガッツリと持ち上がるだろうと。
決算も悪くないはずだし、SUBARUのような大量のモデルチェンジの狭間という懸念もないわけでイケイケな気分で買い建てた。
7201 日産 ¥387.9(△¥7.5)
買)¥386.5×28400(含み益¥39,760)
買)¥386.4×10000(含み益¥15,000)
買)¥386.3×5000(含み益¥8,000)
買)¥386.2×12000(含み益¥20,400)
買)¥386.1×16600(含み益¥29,880)
買)¥386.0×10000(含み益¥19,000)
日産は、明らかに買いが入ってると思う。現物もかなり物色されてるみたいだし・・・。決算期待はさほどないかもしれないけれど赤字大幅縮小くらいはあるんじゃないか?みんな狙ってると思う。
しかも米国サプライズがあったりすれば一気に¥400超えもあり得るから、ここは勝負するしかないと誘惑に負けた。売りで相当苦戦したんで、板状況も多少は分ったしね。
8306 三菱UFJ ¥425.8(△¥3.6)
買)¥424.9×30000(含み益¥27,000)
買)¥424.8×20000(含み益¥20,000)
買)¥424.5×80000(含み益¥104,000)
買)¥424.0×50000(含み益¥90,000)
さて、米国サプライズ勝負ということで、金融株を行くことにした。いままで何度も金融株を狙って不発を喫してきた。そして今回も不発となる可能性もあるけれど、とにかくUFJは米国債金利の上昇という買いポイントもあるんで・・・。イチかバチかの勝負だ。
8316 三井住友 ¥3,002(△¥35.5)
買)¥2,985.0×10000(含み益¥170,000)
買)¥2,987.5×10000(含み益¥145,000)
だいたい金融株で勝負する気になったのは、前場から三井住友が非常に強かったということが理由の一つ。外人が好きな金融株の筆頭で、明らかに買いが向かってたと思う。なので、外資はメガバンク買いで来るな、と思った。
8750 第一生命 ¥1,677(△¥65)
買)¥1,668.5×3800(含み益¥32,300)
買)¥1,663.5×4200(含み益¥56,700)
買)¥1,661.0×5000(含み益¥80,000)
日本株の中で最も米国債10年物金利に敏感な銘柄だよ。これで追加対策合意サプライズがくれば、1.000%に届く可能性もある。そうなったら相当の上昇が見込まれると思うので、勝負なら買わないわけには行かないね。
8591 オリックス ¥1,325(△¥0.5)
買)¥1,325×10000(変わらず)
買)¥1,324×15000(含み益¥15,000)
今のこのオリックスの位置からして、勝負できると思った。最初は、バフェットが買ってくるかもなんて思ってたけど、不発だったかな?でも、総じて金融株に買いが入らなければ、景気回復するとは言えないから。
本日の収支(前場・後場合算):+¥1,330,000
後場の独り言
まぁ今日は、追加対策合意で勝負すると決めたのでひるむことなく買いで入ったよ。けれど、為替とか、市況の影響を受けやすい半導体や電子部品はどうも入る気になれなかった。今夜の米国市場も売られる可能性は十分にあるからね。
とにかく、サプライズ合意がなければ、懸念先行で売られる可能性も相当にあると思ってる。
それにしても今日は、前場のうちに大失敗をした。それが悔しくて・・・。いつも自動車銘柄とともに、デンソーとかブリヂストンを見てるけど、なぜだかブリヂストンがぶっちぎってたのよ。
一応、何かあったのか?って探したけれど見つからなかった。でも昼になって討論を見終わってはたと気づいたのが、バフェット買いかもしれないということ。割安の超優良企業ってことでいかにもバフェットが買いそうな銘柄だ。
でもさすがに後場から買う気になれなかったことが悔やまれる。こんな銘柄が6%高の大陽線!痺れるねぇ・・・(苦笑)
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