改めてムーンライトドライブ♪が心に染みた

改めてムーンライトドライブ♪が心に染みた

新型ウイルス・イヤーの1年目が終わります。長いこと生きてますが、この半世紀と少しの間にこんな状況が来るとは思いませんでしたが、今のこの状態は現実以外の何物でもないわけで、とりあえず受け入れるしかないし、できる努力はしないといけないですね。

ただこれは仮の話ですが、今回の新型コロナの拡散が軍事兵器を開発する目的のプロセスで生じたのならば、これは到底許されることではないです。人類というのはますます傲慢になってきて、何もかも歯止めがかからなくなっている気がします。国力増強や独裁支配のためにあらゆる手段を選択肢にするという末期的な傲慢さが、これ以上許されるとするなら、来年以降もあまりいい時代ではないと断言できますよ。

中国は領土拡張主義で西の新疆ウイグルやチベット、モンゴルなどを占領し、東は南沙諸島を独善的に支配した。そして固有の領土と主張する香港や台湾を来年は侵略しようとするでしょう。すでに香港は中国の手に落ちた。次は台湾ということで軍事作戦を仕掛けてます。

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一方米国は、民主主義は崩れ去り拝金主義がとって変わろうとしている・・・。その目的は、天文学的な資本の蓄積をグローバリズムによって実現し、最終的には国境を越えた支配を実現しようとしているのだと思います。具体的には米中は協力してその支配体制を築こうとするでしょうね。

なので、今の中国の体制と米国の体制が、マネーという点で利害が一致してしまうだけで世界の体制になってしまうかもしれない・・・。そんな恐怖を感じる大晦日です。

そこで日本はと言えば、菅首相が推し進めるのは親中国、親米国の媚びへつらう政治です。残念ですが自民党はどうやら日本の国体を守るつもりはないみたいですし、民主党は昔でいえば全学連のように体制批判に明け暮れる政党になってます。しかもまたもな体制批判ではなく、スキャンダル専門のタブロイド政党になり果てた。ついこの間政権を担った政党とは思えない凋落ぶり。時間が経てば経つほどにダメになってゆきます。

そこででは、日本をどうするべきか?という議論ですけど、多くの国民は今の日本の惨状を全く分かっていないと思います。そもそも、第二次大戦で敗れた日本は借金漬けになってしまったわけですから、その後全精力を経済復興のために傾けるというのは分ります。でも、たとえ戦勝国であっても多くの国が莫大な軍事費を計上しつつの復興だったわけですよ。

ところが日本は全予算を経済復興に投資してきたわけで、自衛隊はありますがそれとて極めて弱小な規模と装備でここまで来て、後は日米同盟に寄りかかってきた。これが日本が奇跡の経済復興を遂げた原動力なんだと思います。また敗戦国であるドイツの場合は、EC、EUと市場を巨大化、ブロック化することでその工業力をいかんなく売り込んできたわけです。経済圏で優越的な地位を保ちつつ莫大な戦後賠償のためという大義名分がそれを許した。

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欧州は植民地主義の甘い汁をドイツの戦後復興に求めた結果、工業復興が遅れて気が付くとドイツの経済的支配下に置かれていたという落ちが付いてます。つまり、日本もドイツも特殊な環境下でなし得た経済復興ということになります。

その日本は、大戦後のフランスや英国のようにいまだに特殊環境に依存したがっている。けれども市場は広い方がいいという、本当に世界から見たら虫のいいことをいまだに考えてるわけです。安倍前首相になって多少の期待感がでたものの、結局現体制を打ち破るほどのパワーがなかったばかりか、長いもの(米中)に巻かれ捲りでした。外交では、中心的な役割を果たした、と言われますが、仲裁役というのは所詮主役ではありません。トランプがいてメルケルがいてプーチンがいて・・・その仲介をできたことは認めますが、結局はわき役で甘んじていた。

そのことは拉致問題に対する対応を見ればわかります。トランプ大統領は電撃的に3度も金正恩と会談をした。「トランプ大統領に託す」という姿勢は、少なくとも脇役のそれです。自民党に対して国民の期待は大きいのかもしれないですが、結局のところ自民党が支配する日本の政治力は、国民を救うことはできないわけです。「国民の生命と財産を守る」と憲法に記載されていても、実際は何もできないと思います。

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新型コロナに翻弄された一年でしたが、それ以上に米国の拝金主義によって吊り上げられた相場に翻弄された一年でした。そして、結局のところ、自由とか民主主義とか、平等とか、そうした理想の概念は、ますます影が薄くなり遠ざかるような寂しい思いに浸った一年でもありました。

しかしながら、まだよく見れば望みがないわけではありません。トランプ大統領のように公正な選挙によって民主主義を守ろうとする人もいるし、習近平のように脳動脈瘤を患うという天誅が下った人もいる。拉致を詫びて解決しようとしない金正恩はすでに脳死状態であると言われます。

様々な情報が乱れ飛び、何が正しいことなのか分からなくなっていますが、自分自身の考えを曲げずに来年も過ごそうと思ってます。

最後に俺の好きなイエロー・モンキーの「ムーンライト・ドライブ♪」という楽曲の歌詞をご紹介します。これは素敵な歌詞で、男子たるものこうありたいと思って生きてきたので^^)

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作詞 吉井和哉

月が昇れば狼になって、いつも優しい君を乗せて
悩みの種を吐き出すように シフトを強く入れたりして

踏み込むアクセル 痺れるcome on
何故だかカーステベートーベンで これがまたいい oh yeah

弱い自己主張は捨てられて 強い個性だと殺される
上手くゆくはずのない毎日 希望は車よりも速く

野を超え山超えモラルも超えて
「君が大事だと」顔に出して また走るのさ

Ah Change Moonlight Drive 何が悲しくて
何が嬉しいことなんだろう
Ah Change Moonlight Drive 君は道連れ
この世の果てが地獄だろうと

飛ばせ Moonlight Drive let’s go right now

心で愛して感じて All night 愛しいオイルが流れる Baby uh
長いトンネルを突き抜けたら 死ぬまで一つさ

Ah Change Moonlight Drive 何が儚くて
何が強いものなんだろう
Ah Change Moonlight Drive 君は道連れ
この世の果てが地獄だろうと

色んな景色が流れて 何故だかわからぬ涙目
朝日がとどめを差すだろう ブレーキはない
夜明けには口笛を吹いて  Moonlight Drive

Change The Moonlight

来年は激動の一年の予感です。

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