スピード調整もどき:2月1日(月)前場
- 2021.02.01
- トレード日記
日経平均株価 ¥28,091(△¥427)
戻りを鮮明にした後場。これでスピード調整ってことになるのか?
前場の相場概況
しかしなぁ・・・米国ダウCFDの朝の急落は、あれはいったい何だったのだろうねぇ・・・。本当におかしな動きをし始めた米国市場だから、今の日本市場をおいそれと買いに行けないというのが、本音なんじゃないかな?
確かに押し目と言えば押し目ではあるけれど、個人的には米国市場が信頼できない以上、個別が戻って高値接近というシナリオは描けない。
とりあえず、日本は・・・、バイデンが中国、中国だから、日本企業の立ち振る舞いが非常に難しくなる。とにかく半導体関連と電子部品は安泰なのだろうと思うけど、それ以外となると、ちょっと先が描けなくなりそう。
まぁ▲$620の後なので、かなり戻してもおかしくない米国市場だけど、俺は▲$300戻しが厳しいと見るけどね。
日本市場も決算で¥29,000を固めることはまずあり得ないだろうという見方をしている。
ポジションの理由
後場になって戻りが鮮明になってきたから、半導体やら電子部品の売り建ては流石に怖くて諦めた。そして蚊帳の外、となっている自動車、そして決算前に急騰した日立、さらにはまたぞろドジが表面化しそうなパナを売り建てた。
だいたいこんなおかしな値動きの中、まともに勝負できるはずもなく・・・あまりに米国市場は酷すぎるし、日本市場も前半に好決算が集中したので順調そうにみえるものの、相対的には企業業績はそれほど改善していないんじゃないか?と思っている。
なので、2月は売られる銘柄と買われる銘柄を見極める月になりそうだし、その意味ではなかなか勝負に行けない地合いが続くのか?
月初なので様子を見つつ・・・。
前場の取引
7203 トヨタ ¥7,294(▲¥6)2/10
空売)¥7,307×2000(含み益¥26,000)
空売)¥7,306×2000(含み益¥24,000)
空売)¥7,294×4000(変わらず)
半導体不足の影響は俺の調べでは結構長引きそうな雰囲気がある。3Qまではコンセンサス以上だろうけど、4Q、そして来期は結構ネガティブに予想を出してくる可能性が濃厚。今は日本の自動車業界はマジ苦境の只中!
7201 日産 ¥540.4(△¥8.3)2/9
空売)¥541.8×46000(含み益¥64,000)
EV路線を濃厚に打ち出してる日産にとって、もはや半導体は命綱なんだろう。そして販売も思わしくなく、復活を印象付ける、とまでは行かないだろうし。こうなってくると日産はまたしても苦境に陥る可能性も否定できなくなるんじゃ?
6501 日立 ¥4,475(△¥169)2/3
空売)¥4,475×4000(変わらず)
空売)¥4,472×4000(含み損¥12,000)
決算前の急騰は・・・やはり売りだろう?ということで。決算は好調なのかもしれんけど。
4752 パナソニック ¥1,339.5(▲¥12)
空売)¥1,349.0×4000(含み益¥38,000)
空売)¥1,348.0×4000(含み益¥32,800)
空売)¥1,347.0×8000(含み益¥60,000)
空売)¥1,344.0×4000(含み益¥18,000)
太陽光パネルから撤退と報じられ、なおかつ旧三洋電機の完全清算を来期に持ち越すという報道もでて、今期は減損含みでの決算となるのかもしれん。だいたいバイデンはとっとと中国のパネルを購入することを決めてしまって、パナの入り込む余地がなくなりつつあるのもネガティブ。
本日の収支(前場・後場合算):+¥6,780,000
雑感彼是
大引け後、例のごとくダウCFDが戻り始めた。現在△$230水準になっている。なので当然日経平均CFDもすでに引け値から¥120ほどぶっ飛んでるという展開。このままいけば、指数の調整はこれでお仕舞ということも考えられるねぇ・・・。
いやはや、本当にこの相場は売り坊泣かせじゃないか!?ここで調整すれば、日経平均は1か月、2ヵ月かかっても¥30,000超えという目が出てくるんじゃないかな。でも、ここで、戻ってしまうと、それこそ今度は調整じゃすまなくなるような気がするんだが・・・。
そのくらい2月、3月の相場は正直荒れると思う。寄りによってゲームストップ問題とかも出て、とりあえずショートカバー優勢の展開になるだろうけど。
もっともそれだけじゃなくて、ワクチンへの期待感も相当に高まりつつあるし、日米の新型コロナ感染も収束方向であることも追い風かも。
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