明日がポイントかもしれない:2月3日(水)後場
- 2021.02.03
- トレード日記
日経平均株価 ¥28,646(△¥284)
好決算相場ということでいいのかな?だが「節分天井」を示唆する半導体・電子部品の売られ方。
後場の相場概況
前場に大きく買われた日経平均は、流石に利食いに押されて垂れた。けれども後場、再び息を吹き返したように戻りというのも、展開的には久しぶりの強さ、ということになった気がする。これで急落局面から3日続伸して水準を回復した。
物色も何といってもコロナ禍で徹底的にイカレタ陸運、空運が恐ろしいほどに買われて、来期への期待感を示したし、同様に出遅れているメガバンクや金融も買われる一方、上昇をけん引してきた好決算続出の半導体・電子部品が利益確定された。
ということは、好決算で一旦は買いが入るほどの地合いではあるものの、高値付近の銘柄はそれ以上は続かず売られるということ。つまりは相場全体として2月の中旬以降は「売り地合い」になるということを示唆しているんじゃないかと思う。
その意味では、今日大幅高したトヨタが明日陰線を作り、好決算のソニーが売られる展開になるのであれば、今日までの雰囲気はガラリと変わるだろうと思う。
今日の買いポジションは俺なりに相当のギャンブルをしたつもり。やられるなら、やられてもいいという覚悟はもちろんあるけれど、どうしても明日はこの相場のターニングポイントなのでは?と思っている。特に明日の後場は要注意だと思う。
後場の取引とポジション
7203 トヨタ ¥7,782(△¥327)
買)¥7,744×1000(含み益¥38,000)
買)¥7,742×1000(含み益¥40,000)
買)¥7,741×1000(含み益¥41,000)
買)¥7,740×1000(含み益¥42,000)
買)¥7,739×3000(含み益¥129,000)
買)¥7,738×1000(含み益¥44,000)
買)¥7,737×1000(含み益¥45,000)
買)¥7,735×1000(含み益¥47,000)
買)¥7,730×3000(含み益¥156,000)
買)¥7,725×1000(含み益¥57,000)
昨年5月、8月、11月、12月、そして今回の買われ方は共通して言えるのは、決算に反応して一方的な買い上がりになるということ。しかも、買い上がりの後は必ず1カ月~2カ月の調整となること。コロナ前の水準の届いたのがようやく昨年12月だったことも考え、また業績面から考えても、出遅れではないと思うし、極めて業績に忠実な株価の推移と言うことになる。
今回の相場のように、期待値込み、EV化睨みということを考えると若干は上値の余地があってもいいと思われる。今季予想レベルでPER15というのは、PER27の日経平均と比較しても明らかに物足りないし、特質すべきはPBR1.07という数字。少なくともこのままいくと今期はさらに1に近づくことになり、そういう面では相当な出遅れということが言える。
今日のように窓を空けての大陽線は、見方によっては怖いのかもしれないけれど、トヨタの特性を考えると十分に勝負できると思った。明日上ならばMACDも反転するし、ここは行くしかないと思ったね。
6758 ソニー ¥10,635(△¥170)
買)¥10,450×10000(含み益¥1,850,000)
まず今回は決算勝負では結構勝てている。昨日のパナでマグレ勝ちできたのも大きいし・・・。ソニーか日立か迷った挙句にはやりソニーに期待してみようということで一気買い。
どうやらゲーム機市場では世界的に見てPS5はそれほど成功しているとは言い難い面があるらしい。この市場は任天堂スイッチの独壇場になりつつある。また半導体不足(歩留まり)から予定の生産数をこなせないという報道もあったりで、不安はあるものの、3Qはとりあえず実績も分かっているので数字は悪くないはず。
あの任天堂さえ、好決算をたたき出してなお売られたということもあるので、どうなるかは全く分からない。けれども救いはまだ個人投資家が手掛けられる株価であるということ。任天堂とは大違いの投資環境だし、決算は個人投資家としてはポジティブに捉えるだろうと思う。
なので、明日の朝寄りは少なくともGUスタートしてくれるだろうと思う。結構な幅がでれば、それだけでいいと思ってる。
本日の収支(前場・後場合算):+¥9,510,000
雑感彼是
今日はとてもじゃないけれど、銘柄数を建玉することはできなかった。ある意味半導体と電子部品の決算が終了した時点で、今回の相場は一段落すると見る。なのでギリギリ引っ張ってソニー、トヨタがあす持ちこたえるか否かが相場の分岐点になるような気がするんだよね。
今夜の米国ダウは恐らく続伸できないと思う。戻りもいっぱいになるだろうということは、欧州市場が寄り天気味に推移していることからも容易に想像がつく。本来勝負するならば、今日は売り玉を満載しておくべきだったが、とにかく決算が邪魔で本格的に勝負できないのよ。
毎度のことだけど、期ずれの日本市場は、本当にやり辛いんだよなぁ・・・。いつも肝心な時に、決算になる。おそらく海外勢だってそう思ってるに違いないよ。先物手口を見ても明確に売りポジを持ち越してる海外勢はなし。みんな中立でいつでも動けるような体制を取っている。
ということは、売られるとなったらキツイ売りが来るのかも。逆にサプライズ的に米国が今夜上値追いとなると、明日の日経平均は¥29,000タッチもあり得るのかもしれない。
まさにギャンブル相場の様相だ。
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