先物と言いCFDと言い。。。：3月17日（水）後場

日経平均株価　￥29,914（▲￥6）　TOPIX　1,984（△2.5）

後場の相場概況

こうなってくると日経平均というのは、海外勢が値嵩株で操作するために敢えて単純平均のまま残してるとしか考えられない。株価の連続性というのも確かに重要だとは思うけれど、使言えない指標で先物やオプション、ETFをやってることにメチャメチャ違和感があるよな。なので、TOPIXをもっと真剣に見ないと如何ねぇ・・・。

さて、バイデン増税の内容がちらほらと出始めた。大企業と富裕層に対し課税強化をする内容と言われてるけれど、景気が本格的に回復する前に大企業の課税比率を上げるのはいかがなものなのか？って感じ。そんなことをするならGAFAとか他国製企業に国内課税すればいいのよ。決算報告を出させているわけで、租税回避するようなことを何とか回避する法制を作る方がよほどマシだろうにね。

少なくともトランプが大統領ならその方向を志向していたわけだから・・・。

富裕層への課税強化は、いままで放置していたことがおかしかった。なので、寄付による課税控除を制限するとか、単純に税率を上げるだけでは抜け道が多すぎて効果は少ないだろう。金持ちは何でもできるわけだからね。

というわけで相場の方は、終日様子見となったわけだが、FOMCはきっとうまくやるだろうし、もしかしたら金利に関しては口先介入があるかもしれない。そうなると、ネガティブにはならないだろうしね。けれど、FOMCよりも日銀政策決定会合の方が、今回はヤバそう。

元日銀の審議委員がレポートしてたけれど、政策点検を事前にわざわざアナウンスしてやるからには、結構な政策転換があるかもしれないということ。そういわれたら、あまり変化がないのにわざわざ政策点検とは言わないだろうからね。流石に鋭いわ。

後場の取引とポジショわ

7203 トヨタ　￥8,308（△￥39）高値引け
買）￥8,145×5000（含み益￥815,000）
買）￥8,140×5000（含み益￥840,000）
買）￥8,220×5000（含み益￥440,000）
今日のトヨタは異常に強かった。昨日の売りが違和感たっぷりだったわけだが、やはりにらんだ通りクジラ売りだったようで、同じ味方をしていた筋が今日は買い上がったということだろうね。とにかくここで買える日本株の代表格はトヨタだろうし、ホンダだろう。景気が回復するのが決定的で、なおかつ割安放置されてるも同然の主力株だから、そのうち強烈に物色されることになるかも。海運もいいけれど、半導体の調達に目途が立てば、相場は動くよね。（流石に後場寄りの買い玉は余分だったかも・・・含みがあったのでやり過ぎた！）

7270 SUBARU　￥2,157.0（▲￥29）
買）￥2,145.0×5000（含み益￥60,000）
買）￥2,141.0×2000（含み益￥32,000）
買）￥2,140.0×5000（含み益￥85,000）
買）￥2,138.0×4000（含み益￥76,000）
とにかく資材調達やら何やら下手で、半導体不足に悩まされてフル生産ができないというお粗末さを露呈したSUBARU。米国の状況からして玉（在庫車）さえあれば、バンバン売れるだろうに。また、米国では給付金も早速配布されて、本来株価はここにはいないはずなんだが・・・。赤字のバリュー銘柄でさえドカドカ買われてるというのに、ここはなぁ・・・。

6758 ソニー　￥11,575（▲￥10）
買）￥11,500×2000（含み益￥150,000）
買）￥14,490×2000（含み益￥170,000）
しかし、地合いが押すと本当によく売られるんだよなぁ・・・。値嵩株とは思えない売られっぷりに呆れる。値動きが嫌らしいので今日はここまでしか建てなかったけれど。（なんかまたぞろ米国債10年物金利が・・・こりゃ雰囲気的にヤバイ！）

6501 日立　￥5,410（△￥21）
買）￥5,386×1000（含み益￥26,000）
買）￥5,382×1000（含み益￥28,000）
買）￥5,380×1000（含み益￥30,000）
買）￥5,378×1000（含み益￥32,000）
買）￥5,377×1000（含み益￥33,000）
ここまでしっかりした日足になるとは夢にも思わなかった日立。こんな時でさえ5日線に近付いたら買いでもいいか、みたいな安易な玉を建てたけれど、本当に陽転までしてしまった。今日明日は勝負するにしても慎重にしないとやばい。その意味では、米国の長期金利がどうなるか分からんから、半導体・電子部品には手が出ない。となれば、日立だよ。

本日の収支（前場・後場合算）：+￥3,020,000

雑感彼是

後場になって一度売り叩きが出たけど、半導体・電子部品が米国債10年物金利の上昇を嫌気して、一部投げ売りのような売りを浴びていた。もっとも、三菱UFJでさえ130万株の成り行き売りなんてのもあったので、それなりに叩く理由はあったのか？と思っていろいろ調べたけれど、分らなかった。

さて、FOMCで波乱があるとか、政策決定会合で大きな変化があるとか、外資がそう考えているのであれば、オプションのポジションをもっと幅広く建ててもいい感じだけど、昨日の時点では4月現の日経平均は￥29,500から上の￥30,500といったレンジを狙っていた。日経先物にも極端なポジションはなかったし、波乱がありそうには見えなかったけどなぁ。

でも、今日のザラ場で野村が結構売られてて、日足で三羽カラスっぽくなってたのが気になった。これは明らかに野村を弄ってる筋は、日経平均が調整すると読んでるのかも。まぁ、とにかく野村の板は本当に厄介なんで、まともに取れた試しなし！もうあまり弄りたくないと負けるたびに思うんだが、寝て起きたら今日こそリベンジしたる！みたいな気分になってしまうのは、俺がアホだからだろう。

なんとなく、もう当分日経平均は￥30,000はないのかな？と思うこともあれば、簡単に上のステージに行っちゃうとも思えたりね。腰が据わってない証拠だな。

余談だが引けにかけてダウCFDを持ち上げられたけど・・・はめ込まれたような気がする・・・。