あたふたしてるのは外人さん?:4月22日(木)後場
- 2021.04.22
- トレード日記
日経平均株価 ¥29,188(△¥679)
オプションのポジション通りに¥29,000超え。あまりに解せないショート&カバー
後場の相場概況
こうして大幅高になるときは必ず海外勢の先物ショートカバーなんだよ。2日間の下げ以上に1日で戻すということは、ショートはほぼ失敗したという事なんだろうね。ただカバーされたのが前場までで、後場は実需の買いか?でもこんな高いところで買わされたという感じが否めない。なので今日の買いポジションは、個人的にはあまり気持ちいいとは思えないんだが・・・。
この金融バブル相場になって、もう何度こうした上げがあったろう?と考えてみた。そしてこういう上昇を繰り返すたびに、実態との乖離が開いてゆく結果になって、結局は下げ方がきつくなってしまい、株価はなかなか上昇してゆかないものだと思う。
なので、持って幅を狙うみたいな投資は、この場面では結構厳しいと思う。
とにかく上も下も、このハイボラ相場の理由は海外勢の揺さぶりだろう。何かあると日本市場をヘッジ市場として使う、みたないことは転ば相場になってから久しくなかったけれど、今回はまさしくそれ!そしてそういう時は、どうして下げた?とかどうして上げた?という理由が分からないことが多い。
理由が分からないとポジションが取れないわけで、決算前のポジション決めという意味では、まだまだ揺さぶられると考えておいた方が良いと思う。続伸期待も大きいだろうけど、しつこいようだが決算前に株価を上げても基本は仕方ないわけで・・・。インサイドが分かってるなら、この時期変な動きをするだろうし、見つけたら乗れるけど・・・。でも基本、決算は跨ぎたくないね。
後場の取引とポジション
4755 楽天 ¥1,339(△¥80)
空売)¥1,314×2000(含み損¥50,000)
空売)¥1,313×4000(含み損¥104,000)
空売)¥1,312×4000(含み損¥108,000)
空売)¥1,310×4000(含み損¥116,000)
空売)¥1,308×2000(含み損¥62,000)
空売)¥1,306×2000(含み損¥66,000)
空売)¥1,300×4000(含み損¥156,000)
楽天がIPHONEの取り扱いを始めるというニュースが降ってわいてきて、いきなり急騰の憂き目にあって大きく含み損を抱えた。格安料金で売ってる楽天で、バカ高いIPHINEを扱うことがそんなにいいことなのか?という感じがするよ。
苦戦が続いてる楽天で、向こう1年間はタダとかいいつつ顧客を抱え込んでるけれど、5%程度じゃ話にならないはず・・・。もちろん決算も赤字で今期も恐らく赤字。なのに個人投資家がこうして、こんなニュースで群がるわけで・・・。嫌な銘柄だよ、まったく。
4063 信越化学 ¥19,345(△¥645)
買)¥18,665×500(含み益¥340,000)
買)¥18,645×1000(含み益¥700,000)
買)¥18,640×500(含み益¥352,500)
空売)¥19,345×2000(変わらず)
引けてみれば3.44%という大幅な上昇になったわけだが、やはり好決算、好業績というのが市場に浸透してるなぁ・・・と改めて思った。途中買い足そうか迷ったけれど、朝の玉を利食いしてるんでその気になれなかった。でもまぁ・・・もう一度くらいチャンスはあるかも、と思ってる。そして大幅上昇ということでヘッジしておくことにした。
8035 東京エレクトロン ¥49,600(△¥2,170)
空売)¥49,600×1000(変わらず)
6857 アドバンテスト ¥10,430(△¥420)
空売)¥10,430×3000(変わらず)
7203 トヨタ ¥8,368(△¥156)
空売)¥8,368×4000(変わらず)
9983 ファストリ ¥87,820(△¥2,140)
空売)¥87,820×500(変わらず)
結局、彼是考えてもザラ場中にポジションを建てられなかったのだが、大引けにかけて一段高したことで決心がついたというかね。多くな上昇になった米国市場も決算の最中で、揉み合いの範疇だと思うし、やはり決算前の大幅高は気に入らないよなぁ・・・。揉み合いならば大幅高の次は売り優勢とみてポジションを建てた。
本日の収支(前場・後場合算):+¥3,690,000
雑感彼是
今日の後場になって、ブルームバーグに衝撃的な記事が出た。
やはり次になにかネガティブなことが起きるとすれば、SPAC絡みだろうということだよ。これもねぇ米国には本当にカネ儲けに貪欲なやつがたくさんいるんだなぁと感心するよ。次々にあらたな金融商品をつくってあの手この手で金儲けしちゃう。
このSPACというのも、いかにも机上で考え付いたアイディアという感じがするしね。でも気が付くと買収した企業はボロボロだったりするし、また買収される側も上場企業になっちゃうわけだからねぇ・・・。
昨今のIPOブームで、とんでもない値段がついてしまった上場証券も多いだろうけど、誰が見たって簡単に金儲けできるものって危ないんだよ。なんか大きなのが出たりすると、連鎖しやすいしね。
ファミリーオフィス問題とSPAC問題は、米国金融市場の地雷だな。
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