GW明け、難しい5月相場
- 2021.05.05
- トレード雑感
3日間ほどゆっくりとさせてもらって、ブログも初めて3日間のお休みをいただきました。GW期間中はいずれにしても、何の手出しもできないわけだから、米国市場を静観するしかないからです。もちろん、手術前になんとか血圧を下げたいというのもあってのことですが・・・。
仮想通貨にバブルの兆候が見える
しかし、仮想通貨が本当に凄いことになってるよねぇ。特にぶっ飛んでるのがイーサリアムclassicとドージコイン。恥ずかしいけれど仮想通貨に関する知識がほとんどないので、こんなにいくつもの種類があって、それらはみなどういう意味なんだろう?って思ってる。基本的に遣ろうとしていることはビットコインと同じなんだと思うけど、実用性以上にこうして相場になってしまうことにどうしても違和感があるんだよね。
けれども現実にビットコインなんか、遂には600万とか700万になってくると、なんだか洒落じゃ済まない感じがあるよなぁ・・・。仮想通貨と言えども通貨が投資の対象になるという底知れぬ違和感だよね。よくわからんという以前に手が出なかったし、今もまったく手が出ないけど。こういうので勝負しなきゃ、一攫千金はなかなかない、と言うのも分かるけど。
GW明けの日本市場
さてGWの株式市場。30日に日経平均は¥28,812まで押して終了。あとは米国市場任せというか、日経平均CFD任せというか、一旦は¥29,000を余裕で上回ってこのまま、大幅高で6日を迎えるのか?と思いきや、昨夜はイエレン財務長官発言などで、インフレを意識されちゃってNASDAQが大幅安になり、¥29,033から一気に¥28,760まで落とされた。そして現時点(10時10分)で¥28,790となって▲¥23だから、結局あまり動かなかったという落ちかな。でも今夜があるから、まだどうなるかは分からないけどね。
GW明けの日本市場を上昇と見る評論家も多いけどね。
さて日本市場ではいよいよ決算発表が休み明けから本格化する。
7日 5401日本製鉄 8053住友商事 8058三菱商事 9201JAL
10日 6752パナソニック 7011三菱重工 5713住友金属鉱山 8001伊藤忠 9101日本郵船
11日 7270SUBARU 3436SUMCO 4502武田薬品 6367ダイキン工業
12日 4901富士フイルム 5020ENEOS 7203トヨタ自動車 9984SBG 7201日産 4188三菱ケミカル 9432NTT
13日 1605INPEX(国際石油開発帝石) 3407旭化成 3402東レ 4005住友化学 4755楽天
14日 7267ホンダ 8316三井住友FG 8750第一生命 8411みずほFG
17日 5108ブリヂストン 8306三菱UFJ
なので主要企業の決算が出揃うのが5月17日ということになるわけで、そこまではとりあえず何かがなければ、相場が急落(暴落)するようなことはないと思えるし、それは例年と同じだろう。
けれどもそこに、新型コロナ感染状況、ワクチン接種状況、東京五輪、という国内要因が重なるだろうし、米国ではまずは長期金利の動向もあるし、インフレを意識したコモディティ市況もある。そうした要因が強く意識され始めると、揉み合いかまたはジワジワと下値方向かという感じがする。
海外勢にとっては日本株は決してイケイケとはなり難く、恐らくこの時期にはロングの資金は入らない。とすれば状況如何によっては18日以降、ちょっと警戒するべき時期になるかもしれないしね。まぁ、これまでの推移からして、日本株が買われるなんてとても思えないんだよなぁ・・・。
バフェットのポジションが気になる
反面、米国株は恐らく上値追いになるんだろう。いくらイエレン財務長官がインフレやら金利上昇に言及しても、実際に米国経済はこれから絶好調期に突入するわけだから相場は上昇すると思うしね。
ただしバフェットが膨大なキャッシュポジションだったりするのが気になるし、どうしても米国市場の根底には何か(懸念要素が)あるような気がしてならないのよ。簡単には表面化しないだろうけど、どうしても無視できない問題、例えばハイレバ取引に対する規制とか、中国金融とか、これが来たらヤバイみたいなものが大口投資家の懸念材料としてあるような気がするんだよ。
そういうものが、ちらほらと見え始める時期かもしれないと思ってて・・・、嫌な感じは結構あるんだよね。
まぁ、いずれにしてもとりあえず11日~14日は入院予定なので迂闊なポジションは取れないな、と思ってて今のところ買いポジにはヘッジを、と思ってるけど。
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