煮詰まってきた日米市場！？：5月10日（月）後場

日経平均株価　￥29,518（△￥160）

後場の相場概況

もしもそうなる可能性が在るならば、それに乗ってみるのもいいかな、みたいなギャンブル心がふつふつと騒いでしまったよ。

さりとて今週は本気で戦える状況でもなくて、入院してしまえば無理に注文は出せても、ザラ場に居るようなわけには行かないから、勝負できる銘柄は限定的だけどね。まぁ、負けても仕方ないと腹を括って米国市場に乗っかるつもりで勝負することにした。

もちろん5月相場だけに、非常にあぶないというニュアンスは変わらないけれど、それにしても条件が揃い過ぎてると思う。思った通りに前週の雇用統計が一つのきっかけになるんじゃないかと言うことだよ。いま、米国の投資家が恐れていることは、財政出動の縮小と金融当局のテーパリングを匂わせる発言だけど、それを雇用統計が打ち消してしまったことが一つ。

そして経済全体の雰囲気が新型コロナワクチンでイケイケになりつつあって、それを受けてコモディティが上方にブレイクしつつあることで、いよいよインフレ傾向が本格化するかもしれないという雰囲気になっていることが一つ。

こういう地合いになると、投資家は、リスクを吹っ切ってイケイケになるんじゃないかなと思うしね。

後場の取引とポジション

（信用）

8306 三菱UFJ　￥607.9（△￥4.6）
買平均）￥606.5×104000（含み益￥145,000）
金融株を買うのは非常に勇気がいるというか、まぁ、このタイミングで何かをやってくることもないだろうと言うこともあって、仮に米国市場にインフレ圧力がかかっているのだとすれば、動かない10年物国債の金利も上昇傾向になるかも、という予想もあって買ってみた。日程からしてもワンナイト・ギャンブルと割り切ってるので、明日の前場に手仕舞いするけれど。

今週は米国で10年物国債の入札がある。今回はかなりインフレ圧力の中での入札となるので時期が時期だけに、順調とは言えない可能性が高い。今夜あたりはそれを見越しての売りが出るという読みだけどね。

7203 トヨタ　￥8,506（△￥142）
買）￥8.506×8000（変わらず）

6758 ソニーG　￥10,780（△￥310）
買）\10,780×8000（変わらず）

ワンナイトギャンブルが出来そうな銘柄ということで、トヨタとソニーを選んだ。トヨタは決算前だけど、今期予想は別にしても前期の業績は爆発だろうし期待感は強い。またソニーは戻りの勢いが少なくとも明日の朝寄りくらいまでは続くだろうという判断。ここまで売られるとソニーにも割安感が出てくるしね。無謀は承知の上でのワンナイトギャンブルだからね。

4751 サイバーエージェント　￥2,190（△￥41）
買）￥2,139×10000（含み益￥510,000）
手仕舞いしようか迷ったけれど、まぁ戻りかけてるし1日くらい持ち越しても体勢に影響なしということで持ち越し。会社のガタイがガンホーみたいに小さくはないので、株価が爆発するようなことは考えられないけれど、今夜がなんとかプラスで返ってくれば、明日負けるようなことはないだろうと言うことだね。

4063 信越化学　￥18,575（△￥175）
空売）￥18,510×1000
空売）￥18,505×500
空売）￥18,500×500
買戻）￥18,500×1000（+￥10,000）
買戻）￥18,485×500（+￥10,000）
買戻）￥18,470×500（+￥15,000）
半導体関連は必ずしも好調ではなくて、やはり高値圏ということで警戒感も相当にあるように見える。そんな中で、東京エレクトロンは好決算を好感して上昇し、物足りないアドバンテストは売られた。同じシリコンウエハのSUMCOは決算前の警戒売りで押されたという状況の中、信越化学はわずかとはいえ上昇して陽線を作ってくれた。これで一応は下げ止まったかもしれず、売り玉は手仕舞いして勝負に出た格好。上昇になれば現渡しはしたくないのでね。

（現物）

4063 信越化学　\18,575（△￥175）
現買平均）￥18,389×7000（評価益￥1,300,000）
せっかくいいところでキープした6000株だけど、平均をあげてしまったのは・・・。ただ、勝負といって10000株まで買い込んで、悔しさもあったので。高値圏なのは重々承知だけど、これでキープする決心がついたよ。もう株価は追わないことにする。

本日の収支（前場・後場合算）：+￥1,740,000

雑感彼是

しばらく前に、この相場はバブルににるとしきりに書いていた記憶がある。たしかバイデン大統領が確定したころかもしれないけれど、バブルになるならなるで、それ相応の条件が揃わないとなかなか難しいよね。けれど今回は、なんとなくかなり確率が高まってると思うのよ。

とにかく決定的だと思うのが、金曜の米国市場の動きだった。あれは、いかにも何かの前触れ、というか契機になるようなとんでもない値動きだったと感じてるんだ。それがバブル末期の暴騰か、それとも暴落の前兆かは分からないけれど、いずれにしてもこの株式相場は何かが起きると思う。

ザラ場に張り付けるのならば、ここはどうでも勝負しなきゃ仕方ない場面だけど、こんな時に限って入院騒ぎになるというのも、自分のことながら恨めしい限りだよ。

でも、ちょっと無理をして、参加の意思を示したかったというのがあるのでね（苦笑）。