雇用統計でビビッて堪るか!という気概?:6月4日(金)後場
- 2021.06.04
- トレード日記
日経平均株価 ¥28,941(▲¥116)
意外に強気な機関投資家。外資は買い勝負かな?
後場の相場概況
何だかんだと言いながら、雇用統計では相場はあまり動かないと考える投資家が多かったかもね。だから前場に売られた分だけ後場は買ったというところ。地合いからすれば決して強くはなかったと思うけど、日足チャートは下髭の陽線で引けてなおかつ5日線をクリアしての終了なので、何もなければ文句なしに買いたい場面だ。
でも今夜の米国では早い時間にパウエル議長発言があって、それから雇用統計の発表になるわけで、そこまで段取りされてしまうと、余程のサプライスがない限り、激しい動きにはならない可能性が強いかもね。
一応今回の雇用統計に対する俺の見方では、コンセンサスが65万人増なんだけど、恐らく100万人に近いか、それ以上の良好な数字が出るような気がして、相場は上下に揺れながら$100高くらいで引けるんじゃないかというもの。もちろんそれだけ良ければ、インフレ懸念も高まってくるだろうけど、なんとなくパウエル発言が効いてくるんじゃないかと思ってる。
けれども本当にヤバイと思うのは来週の火曜、水曜、木曜の相場だろうと思ってる。それはもちろん来週がメジャーSQの週だから。今週が終わって来週になると、インフレ懸念が一段と高まってくるだろうし、記事もだらだらと出続けると思うから。その間に10年物国債金利が上昇したり、原油が$70なんてことになってくると、短期筋はそれを材料にしてSQで大儲けを狙うだろうし。なので、月曜~水曜くらいまでのオプションの建て方の変化に要注意ってことだね。
なので日本市場の読みとしては上手く行けば月曜にも75日線タッチする可能性が在る反面、そこが戻りいっぱいくらいの動きになって、水曜・木曜辺りは型にはめられそう。
いずれにしても、6月は海外系ファンドの中間決算で、できればSQで思い切り下に見て、そこから戻りの幅をできるだけ取りたいというのが本音かもね。
後場の取引とポジション
1570 日経レバ ¥15,940(▲¥110)
買)¥15,860×3000
売)¥15,950×3000(+¥270,000)
後場寄り直後のGUから上値追いを指数を見ながら売り。流石に今日は一本調子で戻ることはないだろうということで。今日の日経レバは負けなし。というか、日経平均の動きが分かりやすかったというのもある。これで雇用統計がなければ買いポジで持ち越したい気分にもなれるけれど、如何せん、今夜の米国市場は未知数そのものだからね。月曜の朝一までのギャンブルなら決済できるけれど、負けて入院じゃ縁起が悪すぎるからね。
8306 三菱UFJ ¥636.4(△¥2.3)
買平均)¥633.7×62000
売)¥634.9×30000(+¥36,000)
売)¥635.0×32000(+¥41,000)
UFJの買い方は強気だったなぁ・・・。前場が売られたのはまぁ、売らせるだけ売らせておいて、みたいな余裕があったし、後場になると、日経平均に御構い無く買ってたように感じるし、大引けはかなり気合を入れて勝負にきてた感じがする。こんな引け方をUFJがするときにはかなりの確率で上昇があったような・・・。
まぁ、動き出しが悪くて、仕方ないので中途半端なところで売ってしまった。まぁ、マイナスしなかっただけ良しとするよ。
6501 日立 ¥6,063(△¥123)
買)¥5,980×1000
買)¥5,975×2000
売)¥6,050×3000(+¥220,000)
日立も若干のGUから上値追いをしてくれたので、文句なしに手仕舞いしたけれど、それにしても日立、トヨタは本当に強かったし、トヨタの日足を見るとガクガクしちゃうけどね。それでも今日買って持ち越す度胸のある人もいるんだろう。凄いよね。日立ならまだ分かる気がするけれど・・・。どの道、俺にはそんな芸当は出来ないけどね。
本日の収支(前場・後場合算):+¥1,940,000
雑感彼是
さて今日で一応の取引は終了ということで、後は手術が上手く行って順調ならば、21日くらいから再参戦できるはずだけどね。でもそうなると浦島太郎状態なので、当分はヤラレ覚悟で地合いの把握をしないとダメだろう。最低でも今の調子に戻るには1ヵ月、2カ月はかかってしまうと思う。
しかし、最初の癌が見つかったのが去年の2月で、日本順に新型コロナが蔓延するのとまったく同調するかのごとく闘病生活が始まった。今思えば、病気のこともいままで考えたこともなくて、本当に偶然に尿が赤っぽいと感じてすぐにかかりつけの病院に行ったのが始まりだった。
それこそが俺にとっては奇跡というか、いままで検診も受けたことなかったし、病院は大嫌いだったしね。それが、あの微妙な尿の色に気が付いて、普通なら絶対に医者に行こうとは思わないくせに、なぜかこの時だけは行く気になったんだよなぁ・・・。
以来約1年と4カ月余り、膀胱癌が見つかり、そして造影剤CTでなんと腹部大動脈瘤が見つかった。けれども同時進行の形で以前胆嚢結石をやったことがあって、それが再度悪化した。そして膀胱癌の手術後、今度は胆嚢が炎症を起こし、結石が胆管を塞いでしまうに至って、胆嚢ドレナージを開始。ドレナージ用のバッグを約2カ月間抱えて生活し、その後胆管ステントの手術を経て、夏場には胆嚢摘出手術。秋には胆管ステントを摘出手術、そしていよいよ今回、ステントではなくて開腹による人工血管置換手術を行うことになった。
膀胱癌の術後検診と動脈瘤の状態検査は3ヵ月に1度、その他カテーテル検査のための入院を含めると、入院は都合6度に及んだ。
まったくこの1年4ヵ月の間に、あれほど嫌いだった病院へ一体何度通ったか・・・。若いころ、絶対に壊れないと思ってた体だったけど、気が付いたらあちこち壊れまくってたってことなんだよ。
それで今回、人工血管の開腹手術を選んだのは、もう当分医者通いをしたくないから。ステントだと手術は短期間(入院3日程度)で済むけれど、応急の側面が否めないし、10年後くらいには再手術は必須ということだったので。人口血管置換なら成功すれば一生ものということだからね。
まぁ病気なんて気にしたらキリがないけれど、膀胱癌は腎臓転移の可能性が高く、その意味では凄く心配ではある。けれど、試しに膀胱癌や前立腺癌の有名人を調べたら、いるいる、こんなにいるだと。それも男性が多いし、60歳過ぎて70歳前後になると、途端に危ないみたいだね。
例えば漫才師の西川きよしなんかも前立腺癌と膀胱癌で排尿機能を失ってる。なのでアシストする器具を常態装着してるみたいだけどね。でも、頑張ってるし勇気が出るよね。
というわけで、多分ブログは土日にも書きますけど・・・。来週はお休みします。なのでロング派はEPS\2,000台なのだからビビることなく、キープしてればいいし、短期派は、地合いとにらめっこして食らわないようにしてくださいね。
健闘を祈ってます。
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