内閣と相場に信頼感ナシ：10月5日（火）後場

日経平均株価　￥27,822（▲￥622）

後場の相場概況

昨夜の日経平均CFDは昨日の下げ込みで▲￥1,000以上を見たときには、何事かと思った。しかし蓋を開けてみれば今日のザラ場はさらに下へ。中国恒大の懸念はある程度見えてきたにも関わらず出尽くしにならないのは、日中の経済的な関係の深さそのものに対する警戒感なのかもしれない。

それにしても気になるのは、ガースー退任発表後のぶっ飛び相場を演出したのはどうやら海外勢だけではないということ。国内勢も個人もあのぶっ飛び相場に飛び乗って相場を押し上げていたわけで、後半は海外勢は引き気味に見ていたということだ。

そして株式市場では、評論家や証券がぶっ飛び相場を騒ぎ立てて強気相場を演出してしまったわけで、海外勢が売りに回れば実に足元が脆い相場だったってことだね。なので、今日あたり￥900以上も突っ込んだり、7日連続で下げ、挙句には7日で￥2,500近く下げたのは、実は個人や国内大口のぶん投げってことだろう。

さて、明日はリバウンドするか分からないけど、無抵抗でさらに下落なんてことになると年内終わった感じになりかねない。

後場の取引とポジション

1570 日経レバ　￥14,760（▲￥670）
買）￥14,400×2000
買）￥14,390×2000
買）￥14,380×2000
売）￥14,780×6000（+￥2,340,000）
買）￥14,720×2000（含み益￥80,000）
買）￥14,700×2000（含み益￥120,000）
買）￥14,680×2000（含み益￥160,000）
買）￥14,660×2000（含み益￥200,000）
日銀が買いオペを実施したか否かは分からないけれど、思惑通り昼にショートカバーされ、￥180GUで寄り付いた。思惑が当たったからこういう時は躊躇いなく手仕舞いする。確かに日経平均￥27,000台は買い頃感、値頃感がある。けれども今の相場の性質を考えると持ちもできるのかはよく分からない。よく分からないときはポジションを建てないのが基本だが・・・。

難しいのは米国があまり中国リスクを意識していないわけで、今はとにかく経済的に中国と結びつきの深い日本市場が警戒されているからね。安易にダウCFDを見て連動を意識すると痛い目に会いそう。でも・・・今日買わないでいつ買うのよ、みたいな・・・。

8306 三菱UFJ　￥634.7（△￥2.5）
買）￥632.6×20000（含み益￥42,000）
買）￥632.3×10000（含み益￥24,000）
買）￥632.2×10000（含み益￥25,000）
買）￥632.0×10000（含み益￥27,000）
買）￥631.8×20000（含み益￥58,000）
買）￥631.0×20000（含み益￥74,000）
買）￥630.6×20000（含み益￥82,000）
買ってみると言っても個別株は本当に自信がなくて、結局終始強かったUFJに決めた。理由は今夜の金利上昇期待。10年物金利が1.500Pを超えてくれば何とかなるかもしれないから。でもあまりいい予感はしないのよ。相変わらず引け後に大きく日経平均CFDは揺すられてるし・・・。

まぁでも、日経平均はEPSの低下もあるし・・・もう一日下げるのかもしれんなぁ・・・。買いはいつも弱気なんだよ。

【現物株】

1605 INPEX　￥943（△￥50）
現買）￥928×20000（評価益￥300,000）
現買）￥927×10000（評価益￥160,000）
現買）￥926×10000（評価益￥170,000）
結構買われて戻り気味になった。まずは￥1,000狙いで。原油価格に期待。

9101 日本郵船　￥7,670（△￥40）
現買）￥7,100×2000（評価益￥1,140,000）
現買）￥7,080×2000（評価益￥1,180,000）
現買）￥7,050×2000（評価益￥1,240,000）

9104 商船三井　￥6,850（▲￥120）
現買）￥6,400×6000（評価益￥2,700,000）

昨日の今日でそうそう急激に戻るはずもないが・・・結構いいところまで来たと思うし・・・まだ我慢かもしれないし・・・。

本日の収支（前場・後場合算）：+￥25,660,000

雑感彼是

日本市場の取引時間中でのダウCFDは非常に強かった。日経平均が￥27,460と大きく突っ込んだ前場に$33,814まで来たのだが、そこから大いに戻ってプラス圏へ。約＄200の戻りになったはいいが・・・。

戻り幅からすれば日経平均も下値から￥362戻しになってるわけで、連動性を考えるといっぱいだったかもしれない。そして、今夜の米国市場だが、三市場ともにチャートの形は続落を示唆している。NASDAQはなんと200日線に向かってまっしぐらだし、S&Pも引け値で底割れしてるしね。でも唯一ダウだけはハラミ線になってとどまってるだけ。

そういう値動きを考慮すると結論は今夜は続落となる。しかしそうすると日経平均は何処まで下げちゃう？ってことになる。

いずれにしても、昨夜の米国市場は特別材料があったわけではないし、懸念と需給で続落しただけ。ある意味意外な大幅安だったと言えるわけで・・・。米国市場が本当に強い相場ならこのままトレンド転換したままということもないだろうから。

しかし買持ち越しは気持ち悪いねぇ・・・。