雇用統計が勝負を決める!?:11月5日(金)前場

雇用統計が勝負を決める!?:11月5日(金)前場

日経平均株価 ¥29,593(▲¥200)

雇用統計の警戒感、週末、円高の警戒感・・・利食いには十分な状況

前場の相場概況

とにかく米国市場が強いの一言。特にNASDAQに関しては、半導体の順調な生産ぶりやハイテクの年末を見越した期待など、今のところは強い要素満載だからね。これだけ日本市場が売られてもエレクやアドバンテスト、好決算のSUMCOなど順調にプラス圏を維持してる。

だが、とにかく米国市場の過熱感に対する警戒感もあるということで、他のセクターは売られまくっているし、特に昨日大陰線となった船株は、今日もキツイ下げに見舞れていて市場の雰囲気はかなり悪い。本来であれば、原油がOPECプラスが増産を拒否したにも関わらず予想外に下落していて、円高傾向と相まって日本市場にとっては全く悪くはないのだが・・・。

さてもう一つ嫌なのは、米国債10年物金利の下落だよ。もちろん金利の低下は米国企業にとっては歓迎なのだろうけど、見方を変えると景気の先行きに懸念がある、ということ。なので、この市場には、強気と弱気の双方が鬩ぎ合っているのが分かる。

勝負するなら、雇用統計がある今夜、買い方は日経平均¥30,000を狙ってみるだろうし、売り方は過熱感のある米国三市場の利食いを狙うだろう。ちょっとまだ、どういうポジションを建てるのかは未定だが・・・。

マネックスのS高祭りに参加できて、含みがあるので、勝負してもいいという気になっている。



前場の取引とポジション

8698 マネックス ¥895(△¥150S高張付)
買)¥811×60000(含み益¥5,040,000
気配が恐ろしく高いので何かと思えば、米国子会社が米市場上場!ってこんな大材料があるの?ってことで飛び乗った。そりゃとんでもないところまで行く可能性も十分にある。と思っていたら、9時半にはS高で、あとは張り付くかな?と思ってみていたらなかなか・・・。信用買残が2000万株あるのは伊達じゃないってことかも。でも9時44分に張り付いて何度か剥がれて・・・。

ニュースソースは・・・

「4日に発表した「米国子会社が22年上半期に上場へ」が買い材料。
米国子会社トレードステーショングループが特別買収目的会社(SPAC)との統合により、22年上半期までにニューヨーク証券取引所への上場を目指す。」

しかしこのニュースでよく¥811で寄ったなぁ・・・。

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1570 日経レバ ¥16,640(▲¥190)
買)¥16,780×2000
買)¥16,770×3000
売)¥16,840×5000(+¥330,000
ブルームの記事では日本株は売られると・・・。寄り付きで僅かにGUしてくれてこれはラッキー。相場模様は売り気配だったからねぇ・・・。


7203 トヨタ ¥2,038.0(▲¥25)
空売)¥2,090.0×4000(含み益¥208,000
空売)¥2,072.0×4000(含み益¥136,000
空売)¥2,067.5×2000(含み益¥59,000
空売)¥2,067.0×2000(含み益¥58,000
空売)¥2,066.0×2000(含み益¥56,000
空売)¥2,065.5×4000(含み益¥110,000
空売)¥2,065.0×4000(含み益¥108,000
トヨタは決算が終わって為替が¥113台に落ちたということで、自動車は今日は売られるというのも鉄板のような気がした。だがこの先下げるかと言うとかなり微妙であることは間違いない。しかし海外の新型コロナの感染状況等を考えると、サプライチェーンが年度内に回復するかは分からない。そういう意味でも、日本株に対する海外勢の見方は意外に厳しいのでは?と思う。特に自動車は・・・。

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7267 ホンダ ¥3,431(▲¥87)
空売)¥3,522×4000(含み益¥364,000
空売)¥3,480×3000(含み益¥147,000
空売)¥3,479×1000(含み益¥48,000
SUBARU同様に今日決算発表のホンダは業績が厳しいのは分かってるけれど、恐らく通期を我慢して据え置くということはしないだろう、ということで、こちらも売り勝負。けれどSUBARUの動きを見て決めるけどね。


7270 SUBARU ¥2,229.0(▲¥44)
空売)¥2,285.0×2000(含み益¥112,000
空売)¥2,284.0×2000(含み益¥110,000
空売)¥2,282.0×4000(含み益¥212,000
空売)¥2,280.0×4000(含み益¥204,000
空売)¥2,279.0×1000(含み益¥50,000
空売)¥2,275.0×2000(含み益¥92,000
決算発表は13時。当然決算は悪い。問題は通期の下方修正をどの程度してくるか、ということとこれが悪材料出尽くしになるのか、というところ。けれどもトヨタを見る限り、出尽くしにはならないんじゃないか?と思ったりしたので、執拗に買ってくる¥2,280を2000株売り乗せた。正直SUBARUは厳しいと思ってるけど、株の値動きは分らんし、特に決算勝負は本当に分らない。軽い株だけに大口次第ってことかも。

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7974 任天堂 ¥49,420(△¥280)
空売)¥49,570×200
空売)¥49,550×200
空売)¥49,530×200
空売)¥49,500×200
買戻)¥48,440×800(+¥878,000
とりあえず決算を受けてGDしてくれたけど、年末商戦でもあるし、そうそう売られないかも、ということで買い戻してしまった。でも、どうも買いが不自然というか・・・。後場売り直すかもしれない。


6981 村田製作所 ¥8,526(▲¥115)
買)¥8,550×4000
売)¥8,641×4000(+¥364,000
前日引け値と変わらぬ寄り付きだったけど、なんとなく売った方が良いかも、ということで手仕舞いした。村田は今のこの持ち合いを抜けるには、どうすればいいんだ?みたいなね。あの決算で抜けれないわけだから・・・。


6501 日立 ¥6,995(△¥105)
買)¥6,710×6000
買)¥6,700×2000
売)¥6,980×8000(+¥2,180,000
やはり予想した通り日立は強かったね。好決算をまともに好感して年高更新してしまったけどね。流石にここからイケイケドンドンはないとみて手仕舞いしたけれど。でもやはり日立は凄いと思う。海外勢もそれは十分に分かってると思うし、大昔になるけれど、業態展開したときのIBMに似てるよ。

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前場の収支:+¥2,840,000


雑感彼是

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さてプライべートでいろいろ片付いたので、今日から通常モードでのブログ更新ができると思います。頑張りますので、よろしくお願いします。

というわけで、日米市場ともに相当にイケイケになっていて、特に米国市場はグイグイと上値を取ってきて三市場ともに史上最高値を更新してきたわけだが、ここにきてNASDAQの6連騰なんかを見ていると、流石にやり過ぎ感が充満してると思う。なのでいつ利食いになって調整してもおかしくはない。

恐らく今日の日本市場は、そんな週末の米国市場を見越しての売り先行ということかもしれない。けれども、今夜の雇用統計は恐らく、今後の動向を決める非常に重要な指標になると思うし、ADP雇用統計がまずますだったので期待感も大きいのかもしれない。

いま米国では年末商戦に突入しているわけで、サービス業、小売り業の雇用者数が堅調に増加するという見方になってる。コンセンサスは45万人増。9月は19.4万人増だったので、かなり大幅な雇用増を見込んでるわけだが・・・はたしてそうなるのかはちょっと怪しい部分がある。

もしも、コンセンサスを結構下回るような数字が出ると、この相場は恐らく一気に売り物が出るだろうと思うので、なかなか難しいよ。なのでポジションは慎重に構えないといけないよね。