SQ茶番劇終了:11月11日(木)後場

SQ茶番劇終了:11月11日(木)後場

日経平均株価 ¥29,277(△¥171)

SQをめぐる茶番劇・・・日本市場は上昇を示唆

後場の相場概況

SQをめぐる攻防が終了した。と言ってもポジションを確定しただけで、日経平均はこれからが本番で、日本市場のザラ場というノイズがないだけ夜間のCFDによる株価誘導は楽なんだろう。しかるに、今日の引け値を見れば、だいたい明日のSQ値のターゲットに入ってるし、上下に¥200以上マージンがあるので、¥29,000~¥29,500の間は維持できるだろうし、そうなると大きな利益をアムロもGSもゲットできるという・・・何というか、言ってみれば茶番劇なんだと思う。

というわけで無理から売って株価を下げた水準まで来た後は、落としどころをどこで決めるかだけ。アムロやGSだけじゃなくて各社参戦しているわけで、それぞれの思惑もあるだろうからね。そんなことで日本市場はいつも弄られてしまうわけで、本当に多い好決算出尽くし売りも、もしかしたら日経平均の株価を誘導するためにやってる?みたいに疑いたくもなるよね。

とは言え今回のSQに関しては、現物のコントロール側は一貫して9983ファストリと6954ファナックを使ってたと思う。きょうの前場で寄り付き¥29,000を割れたけど、これは外資にとって大事だったわけで、だからこそ寄り付き後ガンガンに買いに入ったってことかも。仕舞いにはファナックなんか3.67%高だって。

さて、引け後、日経平均CFDは即¥60上げとなって、ザラ場の勢いを加速するような動きになってるのはいつものこと。これで今夜の米国市場が堅調に戻り相場になった場合、¥29,500に近づいて行くのだろうね。なんか胸糞悪いけど。



で、胸糞悪い原因は、今夜の米国市場がもしも反発して戻るなら・・・この相場は完全にイカレてると判断しようと思う。普通インフレが明確になってさらに来月は続伸するとなったら、株は特定のセクター以外上がらんよ。というか暴落してもおかしくない事態のはず。俺は普通に考えて、続落してノーマルと思ったので、売りポジを持ち越した。

本当にもう相場が分からなくなりそうだよ。

後場の取引とポジション

1570 日経レバ ¥16,240(△¥180)
買)¥16,210×2000
買)¥16,200×4000
売)¥16,320×6000(+¥700,000
変なところで飛びついて後場寄りで僅かにGUとなって離脱した日経レバ。昼にここで買持はないと大いに反省したからね。けど、相手は米国の株式市場だから、どうなってもすべてあり得る話だから。けどたとえどうなっても、この局面は諦めがつくようなそんなイカレタ相場だし、それに賭ける気は毛頭なかった。


8698 マネックス ¥890(▲¥38)
買)¥894×10000
買)¥893×10000
買)¥892×10000
売)¥900×30000(+¥210,000
買)¥890×30000(変わらず)
さてこれで3日続落で窓埋めもしたし、明日は資金が集まるかもしれないから、ということで執着した。一回くらいリバウンド相場になるだろうと思うけど・・・今の相場はメチャクチャだからなぁ・・・まったく自信なし。

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7203 トヨタ ¥2,030.0(△¥24.5)
空売)¥2,040.0×4000(含み益¥40,000
空売)¥2,037.5×4000(含み益¥30,000
空売)¥2,037.0×4000(含み益¥28,000
空売)¥2,035.0×8000(含み益¥40,000
空売)¥2,033.0×4000(含み益¥12,000
空売)¥2,032.5×4000(含み益¥10,000
バイデンがまたしても排ガス規制を強化すると言い出して・・・ならば売るのはSUBARUしかないわけだが、後場寄りの気配を見て断念。あまりにも板が薄すぎた。というわけで、急遽トヨタに切り替えて売りまくった。


6758 ソニー ¥13,800(△¥75)
空売)¥13,805×4000(含み益¥20,000

空売)¥13,790×2000(含み損¥20,000
SQが終われば日本市場は年末に向かって上昇相場になる、みたいな期待を一身に受けるソニー。そんな時に、PS5減産を言い出して、それでも後場買われるんだから呆れるというか・・・。ならば、とばかりに売り向かった。好業績・上方修正はメチャ売られるのに、こんな時にソニーが買われるって・・・冗談きついだろ!

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6501 日立 ¥7,109(△¥95)
空売)¥7,130×4000(含み益¥84,000
空売)¥7,125×2000(含み益¥32,000
空売)¥7,124×4000(含み益¥60,000
今の日本株で最も強いと言える日立。それでも、売り勝負ってことは、売りになると銘柄は関係なくなっちゃうから。もう需給に任せて売ってくるわけだから、高値圏であることの方が重要だよね。


6954 ファナック ¥23,015(△¥815)
空売)¥23,050×2000(含み益¥70,000)

9983 ファストリ ¥76,230(△¥510)
空売)¥76,720×1000(含み益¥490,000

さてSQが終わって、日本市場はもとの位置に戻ろうとするのかもしれないけど、明日以降、この2銘柄が果たして買われるかな?と思ったり。今回あまりに強引だったと思うし、個人的には今夜の米国市場にまともな動きを期待してるんで・・・。と言っても今の米国市場はほんと、イケレてるからなぁ・・・。裏切られるんだよなぁ・・・。

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6920 レーザーテック ¥27,305(△¥740)
空売)¥27,235×2000(含み損¥140,000
米国ではハイテクは総倒れ状態だった。にもかかわらずなぜこの銘柄はこんな強い動きをするのかかなり疑問だよ。なんだかまったく需給でしか動いていないんだね。しかし、長期金利が上昇したままだって言うのに、NASDAQ CFDは大幅高になってるし・・・。やれやれ。


9101 日本郵船 ¥7,650(△¥50)
空売)¥7,700×4000(含み益¥200,000

9104 商船三井 ¥6,720(▲¥60)
空売)¥6,790×4000(含み益¥280,000

さて、今夜の米国市場に良心が残ってるなら、即落だろうし、場合によっては急落・暴落もあり得る、と計算して後場寄りから船株まで手を出した。船株も需給だけだと思うからね。


本日の収支(前場・後場合算):+¥570,000


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雑感彼是

さて、日経平均がヒョロヒョロと結果的には大幅に上昇したにも関わらず、米国ダウCFDの反応はいまいち、というかほとんど反応していないのも同然だったわけで・・・。ということは今日の日経平均の上昇は日本市場独自の事情による、と言えるんじゃない?だから、SQなんだと思ったわけ。

ところで。またしても米国市場の良心と言える、SECのゲンスラー委員長が、ヘッジファンドの報酬規制に乗り出した。

これもある意味ではネガティブに受け取られる記事だと思うけれど、今日一番のインパクトは・・・

だろう。内容をよく読むと、仰せはごもっとも、という感じにならざるを得ない。そもそもこの記事を読んで愕然としたのは「インフレが資産売却に繋がらない異例の事態と言う部分。

え~~~っ!?ってことは今夜はスルスルと上昇してしまうわけ?そんな馬鹿な!

10月の米消費者物価指数(CPI)が前年同月比6.2%上昇したことについて、「1925年以降、恐らくそれよりかなり前のどの局面であっても、相場暴落を招くには十分な材料だっただろう」とした上で、「しかし今回は米金融当局への信頼が非常に厚く、物価上昇は一時的だと当局が言えば、それが信じられるようになっている」と述べた。

う~ん・・・負けじゃん!(苦笑)