年末ラリーを意識:11月12日(金)後場
- 2021.11.12
- トレード日記
日経平均株価 ¥29,609(△¥332)
SQが終わると板が動かなくなる。引け後のCFDも動かない。まったく・・・・。
後場の相場概況
11月のSQ値が外資の理想通り¥29,388でばっちり決まって満足したのか、ザラ場では今度は上に持ってゆこうという動きになった今日の日本市場は、後場になっても堅調そのもので、そりゃ外資が売らなければ国内大口や個人は売らない時期。何せみんな年末高、年末ラリーを意識し始めるだろうから。
すでに今週はザラ場の空売り比率が30%台はないものの、今までよりもかなり低めに推移していて、そういう意味では外資もまたこの時期、この先売りで取ろうとはしていないのは明白だよ。だから、米国市場はまるでインフレを意識していないというか、多少のインフレは企業業績でカバーできる、みたいな楽観が市場を支配しているから、売って来ないというのはある。
加えて日本企業にとってこの米国のインフレは福音になる、というか長期金利が上昇傾向で再び円安トレンドになってきてるわけで、それは完全に追い風だと思うしね。そうなってくると、今回の決算ではかなり慎重だった通期決算に対しても期待が持てるということで14倍台のPERがあまり怖くないのだろう。
というわけで、来週は多分呆気なく¥30,000タッチしてくると思う。でもそこから上は足踏みするだろうけど、経口薬とか国内認可とか新型コロナ関連の好材料が出たりして、また間もなく岸田政権の財政出動(あまり期待できない)が出るし、年明け2月からはGOTOも再開される見通しで、なんだかんだ結構な財政規模の対策になるだろう。
そういうことを素直に考えると、年末高はそこそこ、今年の場合は早めに上昇が来るかもしれないね。
後場の取引とポジション
1570 日経レバ ¥16,650(△¥410)
買)¥16,580×6000(含み益¥420,000)
無気力な後場の中で、どうせインフレには興味を示さない米国市場とか、をあれこれ考えるのもアホらしくなってきて、ならば思考停止状態でこの位置で買い持ちでもするか、みたいないい加減な取引をしてしまった。ただ、昨日の米国市場の引け味は決して褒められたものでもなく、今夜は売られる可能性も結構あるはず、と思いつつ。
日本市場の場合、SQ後にこれだけ強い動きをされると、嫌でもここから年末高を意識させられるんだが、日経平均とて割安と言うよりも、円安での買い、みたいな短絡的なことでしか買えないような気がする。PER14台は決して割安ではないからね(まぁ、ひとえに禿バンクのせいだけど、苦笑)
8698 マネックス ¥903(△¥13)
買)¥900×10000(含み益¥30,000)
買)¥899×10000(含み益¥40,000)
買)¥898×30000(含み益¥150,000)
4日連続で陰線をつけて結構需給も揉んでるような感じがしてきたマネックス。今日あたり売り物を出してくる投資家って言うのは、何のために買いついたのか?って感じになるけどね。
6501 日立 ¥7,299(△¥190)
買)¥7,165×10000(含み益¥1,340,000)
やはり日立はいまのとろこ、日本株の王道かもしれないな、と思うほどの強さ。確かに売り物も出るんだけど、大口は売って来ないという感じで、ディーラーとか個人とかが多いんだろうね。だから売られても復元力が強い。こういうのを現物で持てないところが、下手なんだなと実感。
6752 パナソニック ¥1,416(△¥32)
買)¥1,408.0×4000(含み益¥32,000)
買)¥1,407.0×2000(含み益¥18,000)
買)¥1,406.0×8000(含み益¥80,000)
買)¥1,405.5×3000(含み益¥31,500)
買)¥1,405.0×3000(含み益¥33,000)
日立もだけど、パナも電池銘柄の側面があるんで、そこそこ強い動きに今後なってゆくのかもと思ってる。電池なら値動きのいいGSユアサとかFDKといった中型がいいという投資家も多いけど、俺はやはり主力の大型株だね。というわけでパナなんか電池で買うならいいと思う。
本日の収支(前場・後場合算):+¥140,000
雑感彼是
とにかく米国でCPIショックに至らず、普通のネガティブな景気指標、くらいの捉え方をされてしまったので、売り勝負は全く不発で実らず・・・。今の米国市場ってそこまで楽観的なのか?と半ばあきれてしまって今日は俄然やる気をなくした一日だった。
バイデンにしても、あいつは女大好きだからブレイナード理事を指名すると思っていたけれど、反面今の株高を維持したいという思惑もあって安全運転を狙ってる節もあるんで、なかなかFRB後継議長の指名をやらない。
バイデンなら100%ブレイナードかも、と俺は確信してたけど、株式市場に大甘のバイデンFRBというのは、政治家にとっても心地いみたい。
さてここからの興味と言えば、日米ともに決算後の相場、と言うことになるけれど、目先勝負になるとすれば16日(火)の10月小売り売上高くらいしかないのよ。ここさえ無難に切り抜けると、日経平均が¥30,000タッチは楽勝ムードになるかも。
だからこの高いところで買っても多分、負けはないと思うんだが・・・。
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