決算終了！：11月15日（月）後場

日経平均株価　￥29,776（△￥166）

後場の相場概況

なのでここからは、これを基準として個別の割安な銘柄を狙うというのが、買いではオーソドックスなやり方になるし、それが年末の投資としては最も効果的であるには違いないと思う。彼是考えるよりも、とにかく買いで取ってゆく。もっとも難しいのは下げるのを予想して売り建てをすることで、流石にこの時期は慎重にならざるを得ないね。

あとはとにかく米国市場の動向に注意を払う事。特に今年の場合はどこでどのような形でインフレの影響を織り込み始めるのか分からないというかなり微妙な状況だ。CPIが跳ね上がってまず債券市場が動揺した。というかもう債券投資では全く利益が出なくなってるし、債券を買えば買うほど損を抱えるという状況に違いないから、つい大暴落してもおかしくない状況にある。

Bloomberg.com

米国債市場の亀裂顕在化か－連邦準備制度のテーパリング開始に際し

https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2021-11-15/R2L7Z9DWX2PT01?srnd=cojp-v2

米連邦準備制度が米国債購入のテーパリング（段階的縮小）を開始するタイミングにあって、国債市場はボラティリティーの高まりに見舞われている。17日にオンライン形式の年次会合を開く金融規制当局者に警告を発している形だ。

そうした暴落劇は当然株式市場にも波及する。要するに債券の損失を株式で埋めると考えて当然で、米国株が売られる前にまずヘッジ市場である日本株が叩き売りになる可能性も十分にある。この年末のリスクはほぼこの一点に集約されると思うし、その点だけは注意しないと思わぬ大火傷を負うということになりかねないからね。

とりあえず今日はおっかなびっくり買い建てたけど・・・そろそろ警戒しないとと思って入る。

後場の取引とポジション

1570 日経レバ　￥16,800（△￥150）
買）￥16,780×2000（含み益￥40,000）
買）￥16,770×2000（含み益￥60,000）
買）￥16,760×2000（含み益￥80,000）
相場が重いから、買い玉を建てるのはかなり勇気が必要だった。けれども案の定、この局面では外資は売って来なくなってるし、そういう意味では木、金と大幅に買われたことで、意識としては￥30,000狙いになっていると思うので、売り玉を建てて持ち越しても取れないだろうなぁという感覚だった。

引け後のCFDを見ていると何やら今夜の米国市場は利食いになりそうで、いまは結構後悔もしてるけど、まぁ、分らんからね。

8306 三菱UFJ　￥645.2（△￥2.6）
買平均）￥648.5×140000（含み損￥462,000）
決算当日、ここまで売られるとは思わなかった。テクニカルでは25日線を割り込んで上値が重～い雰囲気。今日のみずほFGの動きとまるで同じだったことが嫌な感じ。大幅増益、自社株買いを発表した三井住友のようには行かない感じになってきたけどね。決算発表は16時30分らしいから、楽しみではあるけど・・・。米国の様子からして何かで引っかかってなければ、三井住友並みの決算は十分に可能だと思うし、コロナ引当金もたっぷり積んであるから変な決算にはならないと思うが。

決算発表　目論見通り自社株買い・増配・増額修正

www.release.tdnet.info

https://www.release.tdnet.info/inbs/140120211112435113.pdf

https://www.release.tdnet.info/inbs/140120211112435113.pdf

8698 マネックス　￥894（▲￥9）
買）￥894×20000（変わらず）
結局戻り売りに負けてしまったというか、あまりにも上で出来高が出来すぎてるというか、当分時間がかかるのかもしれないなと思いながら板を見ていた。ただ、下値は合っても￥845前後だと思うし、どうなるか分からないから、毎日玉を建てておかないと、と言う感じ。そろそろマネックス側でなにかアナウンスしてきてもいい感じもするんで。

社長は￥2,000くらいまで持って行きたいらしいけど、材料が出ないと難しい？ビットコインが1000万くらいになれば話は別だろうが・・・。

本日の収支（前場・後場合算）：+￥3,440,000

雑感彼是

年末相場になると、誰もが楽観的になってくるし、それが全体相場を引き上げるのはいつものこと。けれども個人的にはこの相場でももう一つ注意しないといけないと思っているのは、GPIFのリバランスだよ。GPIFは、今年は利食いして益出しをしないといけない年で、頻繁にリバランスを行っていると発表している。

いま、海外勢が買ってこないのは、このアナウンスの影響が非常に大きいと思う。で、それには業績好調の主力株が売られるようなシーンを見逃さないようにしないといけない。このところバリュー株が売られ気味になっているのは、GPIFの影響がかなりあると思うし、だからこそ海外投資家はとりあえずザラ場の空売りを押さえていることにも関係してくるんじゃないかと思ってる。

例えば、11月5日から8日の4日間陰線になったけれど、あれなんか相当に怪しいし。空売りもほとんど増えていない中で日経平均が￥700近く落ちるというのも解せないこと。とにかくGPIFのリバランスや益出しは、こんな時にやってくるんだよね。

あとはそれが始まってる証としては証券会社が嫌に強気な予想を出してくること。例えば年末￥32,000とか￥34,000とか言い出し始めるとこれはもう確実に売り場を作ってるわけで・・・。

まぁ、こんな相場だから何があってもおかしくないけどね。