¥30,000は米小売売上高次第!?:11月16日(火)後場

¥30,000は米小売売上高次第!?:11月16日(火)後場

日経平均株価 ¥29,808(△¥31)

前場\30,000タッチできなかったことがすべてのような後場

後場の相場概況

前場の急騰が一体何だったのか・・・後場はそれが気になっていろいろ調べてみたけれど結局は何も分からなかった。けれども言えることは、10月の消費者マインドが弱かったことで、今夜の米10月小売売上高には相当な懸念があると思うし、小売りの弱さは11月に入っても報道されているところ。ただ、インフレで物価上昇なので数量減・売上増という着地も十分に考えられて、その場合指数はさらに上値を追い可能性もあるだろうね。

ただ米国債金利は短期も長期も完全にインフレに負けているわけで、この状況に債券の運用者がいつまで我慢できるかというと年末も近付いてきたこの時期、じわじわと債券売りが再燃する可能性も十分にある。実際売るなら今のうち、と言うこともあるし、売られた債券は金利が上昇しない限り買われようがないのでかなり不安定な状況と言えるし、インフレをもってしても10月の小売売上高がマイナスすると、株式市場とてインフレの悪影響を意識することになる。

なので、普段はさほど重要視されない小売売上高も、今夜は結構意識されることになるんじゃないかと思ってる。

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さて後場の日本市場は、とにかく買い物が全く入らなかったという状況で、ダラダラを値を消す銘柄が多かった。11月相場は小型株がグイグイ来ることが多いけれど、今年もこのところ小型株の独壇場という雰囲気がある。こうなってくると、小型優位相場がしばらく続く可能性もあるかもね。

というわけでポジションだけど、相場展開が全く読めずに、まともなポジションをザラ場で建てられず、結局需給狙いの売りポジションを引けに建てたのみ。けれども、まったく勝てる気がしないし・・・。

毎年11月相場は苦手なんだよね。

後場の取引とポジション

8306 三菱UFJ ¥648.4(△¥3.2)
買平均)¥648.5×140000(含み損¥14,000)
とにかく今日一番納得できなかった値動きがUFJ。あろうことか、持ち玉が含み損になるとは・・・。なんのこっちゃ!と言う感じ。呆れてロスカットもする気になれなかった。今夜の米国次第ではもう一度チャンスがあるかな?みたいなね。10年物金利が上昇してくれたら・・・。とにかく執拗な売り物だった。あんなの絶対にクジラだって!

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6752 パナソニック ¥1,400.5(▲¥18)
買)¥1,382.0×20000
売)¥1,400.0×20000(+¥360,000
パナソニックもUFJ同様に嫌な値動きになった。こちらはもう売るチャンスもないんで大引けで手仕舞いした。どうして主力なのにこんなに板が薄いんだろ!ってすべては刻み値の問題だろうけど。なんだかなぁ・・・。


6501 日立 ¥7,365(△¥93)
空売)¥7,365×4000(変わらず)

6758 ソニーG ¥14,320(△¥225)
空売)\14,320×4000(変わらず)

8035 東京エレクトロン ¥59,000(△¥810)
空売)¥59,000×1000(変わらず)

6857 アドバンテスト ¥10,220(△¥110)
空売)¥10,220×3000(変わらず)

6920 レーザーテック ¥30,870(△¥880)
空売)¥30,870×1500(変わらず)

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揃って大幅高した銘柄の切り返しを狙って引けで売り建て捲った。米国市場とてそうそう上値を勢いよく終えるような状態じゃないんじゃないかな?インフレになってちょっと相場付きが変わったように感じるけど。同様にイベント通過で容赦なく買い上がる、みたいな動きも出なくなるんじゃないか?と思ったり。やはり今月末には第一回のテーパリングを控えてるし、なおかつインフレは高止まりというかさらなる高進も十分にあり得る状況。そんななかでガンガン買いに走るのは、流石にここまでくると米国市場の楽観買いも出来ないだろうと思ったり。ならば、この辺で一息入れてもおかしくない。


本日の収支(前場・後場合算):+¥1,280,000


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雑感彼是

やばい!下手に売ってしまったけれど、今夜あたり時期FRBの議長発表があるかもしれない。その場合、パウエル議長でもブレイナード理事でも株式市場はこの人事を大いに歓迎するかもしれない。二人ともハトだからねぇ・・・。いやはや、そこまでは考えられなかったよ。こりゃ小売売上高以前に、ほぼ負けは決定的だな。

すでに人事は決定済みであとは発表の準備をしているらしいので、多分今夜だろうなぁ・・・。

しかし、こんな時にいろいろなノイズが入るよなぁ・・・まったく呆れるし。今日の前場の買い上げは、個別銘柄の反応が非常に鈍かったことを考えると、あれは先物の買い仕掛けかまたはポジションの巻き戻しだったと思う。そしてその理由は恐らく、FRB議長の発表かもしれない。

いやいや、もしもそうだとしたら、そこまでの深読みは出来なかったなぁ・・・。そういうのを読んでこそ、ワンナイトギャンブルは勝ち目が出るというもので・・・。

何とも悔しいけど、仕方ないね。