需給悪すぎ！：12月6日（月）後場

日経平均株価　￥27,927（▲￥102）

後場の相場概況

戻すには戻した日経平均だけど、とにかく個別主力株の内容が悪すぎる。打診的に売り建てたトヨタや日立は全く買われることなく下落したし、ソニーGは気を吐いたけど大したことなかった。

日経平均がこの位置からリバウンドするならば、今日のような動きは全くもって弱すぎると思うし、先週の空売りを今日は全く買戻しにかかっていないのを見ると、日本市場は巷間言われているほどに戻ることは出来ないんじゃないかと思う。

ダウCFDがほぼぶっ飛び状態にある中で、日足チャートでは一応5日線の上で引けたけれど、今日は寄り付き天井から陰線の出来。下髭はあるものの、まともな戻りとは言い難いし、はっきり言って揉み合いの範疇を出ない。

ただ個人的にはこの水準から上か下かと問われても、全く分からないとしか言いようがないけれど、地合いそのものは良好どころか、地雷があちこちに埋まってるという怖いもの。

なので、たとえ上に行くとしても買持はしたくない。

後場の取引とポジション

7203 トヨタ　￥2,066（▲￥13）
空売）￥2,082.5×4000（含み益￥66,000）
空売）￥2,081.0×2000（含み益￥30,000）
空売）￥2,080.5×4000（含み益￥58,000）
空売）￥2,080.0×2000（含み益￥28,000）
空売）￥2,079.5×2000（含み益￥27,000）
空売）￥2,079.0×4000（含み益￥52,000）
今の日本市場の需給からして、今日明日のオプションのポジションは下に振ってくるだろうということ、そしてGSの先物ポジションが先週末ドラスティックに売りポジを建ててきたことからして、日本市場の上がり目はあまりないと読んだけれど確信できるものではないので、主力に売り玉を建てて相場の様子を見ることにした。

米国市場の地合いに下って良い訳じゃないし、CFDの上昇はある意味ショートカバーなんじゃないか？という思えてきたしね。ただ勝負は出来ない。

6501 日立　￥6,696（▲￥146）
空売）￥6,762×1000（含み益￥34,000）
空売）￥6,760×1000（含み益￥36,000）
空売）￥6,753×4000（含み益￥172,000）
トヨタと同様にこのところの日本市場けん引してきた日立を売るのが、日本市場の状態が分かるということで、売ってみたけれど、後場全く買いが入らなかったねぇ・・・。それでなんとなく読みが当たるんじゃないか？と思い始めたのは確か。

6758b ソニーG　￥13,680（▲￥145）
空売）￥13,635×3000（含み損￥135,000）
ところが後場寄りで売り建てたソニーはトヨタ、日立と逆行した。でも、強いという感じはしなかったし、ここから買って行って何かいいことあるのか？と言う感じだったので我慢した。PS5って米国のクリスマス商戦に十分供給できてるのかな？

9983 ファストリ　￥67,810（△￥1,160）
空売）￥67,810×800（変わらず）
今日のファストリはいかにも日経平均を下げないように立ち回ってるという感じだった。SBGがダダ下がりだったので、その分をカバーしたかったのかな？と言う感じ。逆にSBGにショートカバーがくれば、ファストリは緩む。

9104 商船三井　￥7,750（△￥130）
買）￥7,600×2000
買）￥7,550×2000
売）￥7,750×4000（+￥700,000）　

9101 日本郵船　￥8,050（▲￥110）
買）￥7,930×2000
買）￥7,910×2000
売）￥8,050×4000（+￥520,000）

ちょっと船はチャートの形が性急過ぎる！堅調に戻り相場になるならば、こんなチャートにはならないんじゃないか？って思って、戻り売りの危険も十分にあるので、大引けで手仕舞いした。

1605 INPEX　￥947（△￥20）
現買）￥942×10000（評価益￥50,000）
現買）￥941×10000（評価益￥600,000）
現買）￥937×20000（評価益￥200,000）
インペは現物なので、こうなると下げて欲しいと願ってるよ。全く勝手なものだよね。

本日の収支（前場・後場合算）：+￥2,620,000

雑感彼是

テクニカル的にはリバウンドする形になってるから、この水準で買いは結構楽観的に買ってるように感じた。けれども悲惨なのはマザーズとかの小型株で、一時▲4％というとんでもない売られ方をしていたね。

この年末、絶対に喰らったらいけない時に、今日の小型株の動きは本当に厳しいよね。個人投資家の多くは年末高を期待しての逆張りだろうから、ポジションが苦しいのだろうね。

さて、今夜の米国市場は景気指標がほぼ出ない。と言うことは、ある意味戻りやすいけれど、外部環境の影響も受けやすいという事だと思う。すでにオミクロン株に関しては、政府がどう出るかで景気に対する景況が変化する。オミクロン株の蔓延は織り込んでも、嫌なのは年末商戦、クリスマス商戦にどれだけ悪影響が出るかということ。

場合によってはさらにインフレを加速する要因になるかもしれなくて、普通ならばその辺を警戒して戻りは限定的になるはずなんだが・・・とにかくCFDを見てる限り、米国投資家の心理は測りかねる。

というかこれって日本市場に対する仕掛けなの！？と思いたくもなるよね。