ダウ鞘寄せ!:12月7日(火)後場

ダウ鞘寄せ!:12月7日(火)後場

日経平均株価 ¥28,455(△¥528)

米国ダウ鞘寄せまでカバーしてきた。どうも続伸しそうに見えない。

後場の相場概況

この相場、オミクロン株で下げた相場じゃなかった気がしてるし、根本的な部分ではインフレ警戒、テーパリング警戒という相場だと思ってみてきたけれど、米国では15日にFOMCを控えていて、天王山と言えるのは今週末の米国11月CPIなのだから、この局面はそう簡単に買いポジションを積める状況にないことは、ほぼずべての投資家が分かっていること。

そういう意味では、日本市場とて続伸狙い、リバウンド狙いで続伸というのはちょっと短絡的過ぎるかな?という感じを持っている。週末のCPIはコンセンサスが6.8%とかなり高水準。で、実績が10月(6.2%)を上回れば、たとえコンセンサス以下であってもネガティブには違いない。

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ただしこれを株式市場が織り込んでいるという意見もあるけれど、やはり何だかんだと言ってもテーパリングはネガティブに違いないし、もう一つ、12月が多くのファンドや企業の決算月ということで、これを持ち越すことはないと思う。

なので、どの道テーパリングをきっかけに株式が売られるのは避けようがないと思う。決算は(インフレ警戒で)来期予想がネガティブなのは確実だからね。

今後の日程を考慮して、米国市場の需給の変化を考慮すると、この局面は素直に手仕舞いしておくに限ると思った次第。

後場の取引とポジション

1570 日経レバ ¥15,440(△¥700)
買)¥15,150×2000
買)¥15,145×3000
売)¥15,440×5000(+¥1,465,000
前場に早売りしたので再度買いで攻めた。ショートカバーは米国ダウ鞘寄せまで、と勝手に思い込んだんだが、これが意外に当たることが多い。けれども、この地合い、CFDを見る限り米国は続伸しそうだけど、俺は持ち越さない。

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7203 トヨタ ¥2,105.0(△¥39)
買)¥2,081.0×20000

売)¥2,105.0×20000(+¥480,000
後場寄りで買おうと思ってた銘柄の一つがトヨタ。前場に結構な売り物をこなしてくれたので、後場は騰がるとこれまた勝手に決めて臨んだ。大引けで手仕舞いは予定通り。


7201 日産 ¥570.1(△¥19.2)
買)¥557.5×20000
買)¥556.2×5000
買)¥556.0×5000
買)¥555.0×5000
売)¥570.1×35000(+¥467,500
日産も予定通り大引けで信用・現物ともに手仕舞いした。これで十分だ。持ち越すのはちょっと意味がないような気がして・・・。

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6758b ソニーG ¥13,985(△¥305)
買)¥13,660×2000
買)¥13,630×1000
買)¥13,625×1000
売)¥13,985×4000(+¥1,365,000
前場の玉を辛抱強く持ち越して、大引けで手仕舞い。


8035 東京エレクトロン ¥61,190(△¥1,130)
買)¥60,550×1000
売)¥61,190×1000(+¥640,000
トヨタと並んで後場寄り銘柄がエレク。どうもNASDAQ CFDが堅調だったんで、買われると思ったからね。ハイテクは上げが狭いけど、まぁデイトレなら取れるだろうと。

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7201 日産 ¥570.1(△¥19.2)
現買)¥557.0×40000
売)¥570.1×40000(+¥524,000
信用と並んで現物も手仕舞い。じゃなんで現物買ったの?って言われそうだけど(苦笑)

1605 INPEX ¥974(△¥27)
現買)¥942×10000(評価益¥320,000

現買)¥941×10000(評価益¥330,000
現買)¥937×20000(評価益¥740,000
ザラ場で$70台に乗せた原油はもう少し上があると見て唯一持ち越した銘柄。というより現物なので持ち越して当たり前だけど・・・。


本日の収支(前場・後場合算):+¥10,900,000


雑感彼是

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昨夜の米国市場の強烈な反発を見せられて、日本市場もやる気が出てきた?というか個人投資家はみな今日の局面では買持しただろう。特に昨日暴落した小型株はリバウンドを取りに行く動きが堅調で、マザーズ指数は3.8%のあと3.07%の上昇ということで、いいところまで戻したよね。

けど、株式投資の常として折り返しでの全値戻しはなかなか難しいんだよ。それで我慢しているとやられちゃったりね。本当に相場はままならんよね。

まぁ、リバウンド相場入りとみんな言ってるけれど、このリバウンドで美味しい思いをしているのは週末に歯を食いしばって買い勝負した人だ。要するに、どうなるのか分からないし、チャートからは5日線を奪還したとはいえ陰線だったし、なかなかリスクが取れない局面だった。

結局ポジションを建てる行為は常に丁半博打みたいなもので、そこに確固たる理屈など存在しない。言ってみれば度胸試しみたいなもの。その度胸試しで重要なことは、負けてもいいや、みたいな割り切りが出来るか否か、そしてそういう状態に成績がなっているかどうかだと思う。

負けが込んでたら、なかなかそんな勇気はでないもんなぁ・・・。