FOMCギャンブル相場:12月15日(水)後場

FOMCギャンブル相場:12月15日(水)後場

日経平均株価 ¥28,459(△¥27)

FOMCは単なる通過点、年末高を取りに行くと割り切れない自分

後場の相場概況

昨今の急激なインフレに対し、FRBがどのような対処をしてゆくのか?その決定的な姿勢が明確になる可能性が高い本日のFOMC。それに対して、過去のイベント同様に材料出尽くしの安心感、みたいな意味不明の理由付けによって、上昇して行った株式市場を思い出して、同様の事象が起きるんではないか?と買いに走った投資家もいるだろう。

所謂丁半博打の「半」に賭けたポジション・・・。反面、インフレに対してFRBは十分な対応が取れないかもしれないと売りを仕掛けたなら「丁」の目と言うことに成り、これは要するに丁半博打なんだと思う。

プロならば、どちらに転んでも大丈夫なようなポジションを、オプションも駆使して取るのだろうと思うけれど、素人同然の自分にはその器量はないからね。なので、自分の肌感覚で勝ち目があると思った場合や理屈ではこうなるという場合にのみポジションを建てるということになる。

どちらも逆目に出たときに、自分で諦められる、納得のいく負けならば良しとする。そして改めてそういう判断に至った経路を検証してできれば思考の誤差を修正する。結局のところそれしか方法がない。

と言うわけで、相手はこのところちょっとイカレテル米国市場なだけに、推し量れない部分が多すぎてタジタジになっている。今日はラッキーにも取れたけれど、まともなポジションを建てるには至らなかった。情けない話だが、それが自分の限界と知ってるからね。

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後場の取引とポジション

7203 トヨタ ¥2,118.5(△¥73.5)
空売)¥2,130.0×4000
空売)¥2,129.0×4000
空売)¥2,128.0×8000
空売)¥2,126.5×4000
空売)¥2,125.0×4000
買戻)¥2,105.0×24000(+¥546,000
何が起こるか分からないのが株式市場。でも今日の場合はFOMCを何事もなかったようにスルーする可能性も結構あると思うので、売り玉はそのままではいられないよね。とにかく今日は、ポジションを手仕舞いしてノンポジのまま冷静にFOMC前後の相場を見つめる必要があると、自分に言い聞かせた。とにかく金融政策の転換点だからね。とにかく冷静に判断できないといけないと思ったから。後場寄り、玉が厚くて助かった。

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6758 ソニーG ¥14,000(△¥250)
空売)¥14,010×1000
空売)¥14,000×1000
空売)¥13,970×1000
空売)¥13,960×1000
買戻)¥13,980×1000(+¥30,000
買戻)¥13,975×1000(+¥25,000
買戻)¥13,970×2000(+¥10,000
結局ソニーの今日の相場は、思い切り強かったし、後場にもたれる気配を感じなかったので、1時半頃手仕舞いの買戻しをしてしまった。トヨタ同様にこの局面では売り玉は持ち越せないし。

とか、書いてるうちに大引け後、日経CFDは急上昇!結局少なくとも海外勢は買い決めしてるのかな?と。ウォール街が買いと言えば買い。売りと言えば売り。なにせ米国市場はイカレテルからね。手仕舞いして正解だったかも。


本日の収支(前場・後場合算):¥10,240,000


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雑感彼是

本音を言えば、この局面から年末年始辺りまで、いくら上昇してくれても結構、と思ってる。どの道来年は、株バブルの最終局面になるか、下落相場の転換が決定的になるような局面になるか、どちらかだと思う。そしてその間に、ネガティブ・ノイズがさく裂してくれたら、恐らく大口投資家のリバランスが本格的に始まって、うすら弱いそうばになる可能性がかなり高いと見ている。

いままで、本当に13年間も14年間も、買い方」圧倒的優位の相場が続いてきて今日に至ってるのは明らか。けれど、キャリアの長い方ならば経験していると思うけど、日本のバブル崩壊以来の相場は、10年間、15年間、本当に何もやり様がない相場だったと思うし、自分も当時の経験がいまだに残ってる口。

その後に変な縁で師匠と呼べる方に出会って、今日があると思っているのだが、貧乏のどん底で勝負した信用の100万円の玉に震えたのを今でも思い出す。

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株式相場と言うのは、一旦経済性格が転換すると、やはりどうにもならない力が働くんだよね。リーマン以降の相場は、QEの度に株価が上昇してきた。少し市場がヤバくなると、馬鹿の一つ覚えのように金融緩和を繰り返してきたというFRBの歴史を見れば瞭然だよ。

この時代のバーナンキ、イエレン、パウエルと続く議長の面々は、世界が同調して為替に凸凹が出来なければ、金融緩和をいくらしても大丈夫、みたいな口には出さないけれど、明らかにそういう方向で金融政策をやってきた。そしてとにかく金融機関のストレステストを繰り返して、財務内容を確認したわけで、今に至っては大量の国債やモーゲージを買うわで、財政出動や消費のマッチポンプを繰り返している。

ちょうどそれは、大量の日本国債をメガバンクに買わせて運用させた日本モデル何だよね。竹中平蔵をいまではぼろ糞に言ってるけれど、この金融モデルこそ、現在の世界標準になっているという事実も忘れられないね。

というわけで、回顧録のようになってしまったけど、そして竹中平蔵はディープステートの手先であることはマイ違いなくて、日本の政治家は切るに切れない存在で、ある意味売国奴に近い存在になってるけど、功績は功績として冷静に評価するのも必要なんだなと。

同様に株式投資も冷静にやらないとダメだなと。つくづく思う今日この頃です。