勝負処:12月16日(木)後場
- 2021.12.16
- トレード日記
日経平均株価 ¥29,066(△¥606)
懸念が去って年末ラリーに付き進めるか!?今日は勝負処だった。
後場の相場概況
日本市場という視点で見たら、昨夜のFOMCとその後の株式市場の大幅高は「米国インフレ懸念」という呪縛が解かれたような、そんな感じになるんじゃないかな。当面のインフレ懸念はますます色濃くなってきたものの、肝心の米国市場が上げてるのだから問題なし、と市場が捉えてもいい・・・。
しかも日本は、幸いにも新型コロナ感染が収まった状況となれば、ここから大手を振って高値を取りに行く条件が出そろったと言えるかも。勿論、とんでもない首相がとんでもない発言を繰り返すのが懸念ではあるけれど、冷静に見てもう海外勢は岸田を相手にしていない、みたいな感じ。何を言っても素人だから、と完全に見切ってるんだよね。
けれども、日銀の政策決定会合はそうはいかないよね。黒田総裁がどんなコメントをするかは一応海外勢も注視しているだろう。そこは岸田とは一味違う部分がある。
パウエルがなんだかんだと言いながらFRB議長として、絶妙なコメントの出し方をして、テーパ&利上げを堂々と打ち出しても、市場はそれを好感するって、おかしな図式には違いないけど、そこは金融緩和によるインフレで企業業績悪化を取るか、利上げしてもインフレを何とかする方を支持するかの二者択一のような気がするし・・・。何よりも、パウエル議長はいまのところ市場の信認を得ているしね。
さて、そういう状況になってくると、日本市場も年末ラリーへ突き進む条件が整ったと言えるかもね。とにかく明日は最後の関門である75日線をぶち抜いて羽ばたいてくれるしかないね。
後場の取引とポジション
9983 ファストリ ¥68,970(△¥2,010)
空売)¥68,750×200
空売)¥68,700×200
空売)¥68,680×200
買戻)¥67,950×600(+¥456,000)
後場寄りで気配が切り上がってきたところでヤバイと感じて買戻し。結果的にはこれが正解で、以降ファストリをカチあげて日経平均を何と¥606高まで押し上げてしまった。なかなか凄い相場だったけど、怖くてドテンは出来なかった。
1570 日経レバ ¥15,950(△¥640)
買)¥15,780×6000(含み益¥1,020,000)
もうここは今年一年の最後、と言う意味も込めて思い切り買い勝負をすることにして、後場寄り成りで買いついた。米国大幅高でそもそも出遅れの日本株は上げ幅が大きかった。なので米国を意識しなくても行くしかないし負けたらそれはそれで諦めるという割り切り勝負だった。今日の動きからして¥30,000取れなきゃアホだからね。
6501 日立 ¥6,447(△¥205)
買)¥6,420×2000(含み益¥54,000)
買)¥6,418×5000(含み益¥145,000)
買)¥6,417×1000(含み益¥30,000)
買)¥6,416×1000(含み益¥31,000)
買)¥6,415×1000(含み益¥32,000)
日立が大きく下げたのは、大口外資の益出しだったらしい。こんな感じの相場って良くある話で今日は悪抜けすると思い入った。今日落ちなければ年内勝負だってあり得ない話じゃないと思うしね。
9101 日本郵船 ¥8,490(△¥450)
買)¥8,390×1000(含み益¥100,000)
買)¥8,380×1000(含み益¥110,000)
買)¥8,370×4000(含み益¥480,000)
9104 商船三井 ¥8,060(△¥300)
買)¥8,020×3000(含み益¥120,000)
買)¥8,010×2000(含み益¥100,000)
年末相場になるかもと昼に感じたから、一旦は利食った船株をもう一度勝負ということで再度拾い上げた。これで米国では利上げが来年は3回行われるわけで、こんな時は、高利回り銘柄に行くしかないし、この船の業績はまだあと2年くらいは続くかもしれないということで、買ってくると見た。
船を容赦なく空売りしてる外資もあるけれど、多分踏まれるかも。というか今日あたり大分買い戻しているかもしれないと思う。この勝負も面白そうだし、後に引けなくなってきた。
6758 ソニーG ¥14,040(△¥40)
買)¥14,040×3000(変わらず)
買)¥14,010×3000(含み益¥90,000)
今日やたらと腰が引けてたソニーだけど、年内に年高は普通に取ってくると思う。恐らく今日は利食いをこなした日だろう。明日に期待するしかない。多分みんなそう思ってるはず・・・。
8035 東京エレクトロン ¥63,280(△¥1,910)
買)¥62.690×1000(含み益¥590,000)
6857 アドバンテスト ¥10,590(△¥540)
買)¥10,480×1000(含み益¥110,000)
買)¥10,460×3000(含み益¥390,000)
何がビックリって昨夜の米国市場で10年物国債金利が上昇しなかったこと。一時は上がったけれどすぐに定刻に下げが来たからハイテクの懸念が一気に解けて爆上げした。もうNASDAQも金利云々とは言わなくなる可能性がある。とにかくイケイケになるのはNASDAQで、S&Pじゃないと思うんだが・・・。もっと配当すれば完全に行くのに。
と言うわけで米国市場で来年買える銘柄は半導体関連とアップル、グーグル、マイクロソフト、メタ、ツイッター、というネットハイテク関連になると思う。懸念はアップルだけど、まぁOEM企業なんで・・・。
と言うわけで自動車やハイテクを考えると、日本市場でもここから半導体はまだまだイケイケ何だろうと思う。
8604 野村 ¥517.7(△¥2.9)
買)¥517.5×30000(含み益¥6,000)
買)¥517.1×10000(含み益¥6,000)
買)¥517.0×10000(含み益¥7,000)
買)¥516.9×10000(含み益¥8,000)
買)¥516.3×20000(含み益¥28,000)
さてぼろ株化してしまった野村だけど、気が付くと高配当、低PBRの代表的なバリュー銘柄になっていた。しかもチャートで、日経平均が75日線手前まで来たのに、野村はまだまだ下の方・・・。ガバナンスさえしっかりとしていれば、こんな株価じゃないはずなんだが、来年に期待して戻りを狙う。
本日の収支(前場・後場合算):+¥1,990,000
雑感彼是
気が付けばもう12月16日で年末なんだよなぁ・・・・。まぁ、まだ一年の振り返りには早すぎるけれど、個人的には病と闘いながらの株式市場参戦になった。けれど、いいこともあって目標としていた金額をクリアする手前までこれたことは、本当にうれしい限り。癌に胆嚢に大動脈瘤と、みんな簡単な病気ではなかったし、笑いごとかもしれないけれど遺書を2通も書いたんだよね。
そんな年の12月、お陰様でまだ生きて、毎日生意気なことを書かせてもらってる・・・いままでの人生では真摯になれなかったけど、去年、今年と病の中でだいぶ人生観が変わった気がします。
と言うわけで、適当に退場しながら常に客観的に相場が見れたことが、今年最大の要因だったかな。それにザラ場での我慢を本当に覚えられたという気もするしね。我慢して、我慢して、待って、待った売り買いする。相場に勝つ方法と聞かれたら今では、そんなことを答えると思う。
と言うわけで、後場は今年一番の買い勝負(のつもり)。売り坊だけど、やはり年末相場には期待するんだよね。
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