引け前の上昇はショートカバー主導!?:1月21日(金)後場
- 2022.01.21
- トレード日記
日経平均株価 ¥27,522(▲¥250)
後場は流石に米国はリバだろう、という予想が勝ったかな?
後場の相場概況
どうにも短期間のうちに下げ過ぎということもあって、今夜の米国市場は昨日の引け間際の売りで、一応は反発の準備が整ったかな?という雰囲気もある。それを見越して寄りでのGDを克服するような買いがじわじわと入り始めた。日経平¥27,100台は流石に安いと、投資家の目には映ったと思われる。
実際、¥27,100台前半はPER13.33辺りになるからね。業績相場ならば十分に買える水準であることは間違いないけれど・・・如何せんいまの相場は、そんなことは全く関係ない動きなのでPERで論じたらナンセンスなのかもしれないね。
というわけで今日みたいな相場になると、「下落要因」を分析する人が涌いてくる。それぞれにいろいろな意見があるのは結構なことだけど、基本は「金融政策の変わり目が相場の変わり目」という通り、金融政策そのものが大転換しようとしているわけで、これはある意味新型コロナショックよりも厳しい金融事情であることは間違いないわけで・・・。
そうなれば、今のポジションをどうする?みたいなことになっても全く不思議じゃないからね。それがFRBがインフレにビビッてスケジュールを前倒ししそうな素振りを見せ捲りだから、株式市場は同様するんだよ。
何やらFOMC前の沈黙期間ということで、口先介入も期待できないらしいし、そうなるとセンチメントが傷ついている分だけ、下げやすいと思うけどね。
後場の取引とポジション
1570 日経レバ ¥14,255(▲¥255)
買)¥13,950×2000
売)¥14,255×2000(+¥610,000)
今の米国市場はどうなってもおかしくはないね。なので小掬いだけど、少しでも穴埋めしておきたくて利食い。今は大引け後、例によってCFDが上昇しているけれど、今夜の鍵はNASDAQに買いが入るか否かだからなぁ・・・・。昨日のようにつるべおとしということもあり得る。
1605 INPEX ¥1,051(▲¥67)
買)¥1,039×10000
買)¥1,038×14000
買)¥1,030×20000
買)¥1,028×10000
買)¥1,027×10000
買)¥1,025×10000
売)¥1,051×44000(+¥722,000)
売)¥1,050×10000(+¥220,000)
売)¥1,049×20000(+¥460,000)
買)¥1,047×10000(含み益¥40,000)
買)¥1,046×10000(含み益¥50,000)
買)¥1,045×10000(含み益¥60,000)
買)¥1,044×10000(含み益¥70,000)
買)¥1,043×10000(含み益¥80,000)
買)¥1,042×10000(含み益¥90,000)
さて調子よく前場は利が乗って少しは穴埋めできるかな?と言うところまで来ていたのに後場叩かれたのは痛い。そういう展開ならば、こんな地合いの時は我慢しないで売るしかないし、下手に頑張ってもいいことはあまりないからね。それで様子を見たり、考えたりしたんだが・・・まずは原油だけど、下げたら絶好の買い場になるのは見えている。なので続落よりも続伸でいいと思う。問題は今日の2000万株の出来高で需給がひきしまったか否かだよね。まぁ、戻れるとは思うけど、時間かけて欲しい感じだね。
8306 三菱UFJ ¥674.7(▲¥9.6)
空売平均)¥672.3×88000(含み損¥211,000)
今夜、ちょっと気になっているのがHYG(ハイイールド債)の行方なんだよね。この下落、主役は株式市場と言うよりも債券市場のはずで、とにかく大口ファンドやら投資銀行は債券のリバランスでてんやわんやなんだと思う。そんな中でHYGは流石に短期金利の上昇を嫌気して売り基調だったけど、直近の下値にサヤ寄せしてる。下値のレジストラインでもあるので、割り込むようだと非常に嫌な感じになってくるんじゃないかな。みんな無茶してHYGでもバンバン買ってたわけだからね。なので、異変に備えて売り建てておいた。
9983 ファストリ ¥67,390(▲¥250)
空売)¥67,390×800(変わらず)
戻り付近で陽線連発のファストリ。もしも今夜米国が高ければ月曜は負ける。なのでどちらかと言えば米国が下げて売り物になることを願ってるという感じ。でも今日はしっかりとニッケ平均を支えたからねぇ・・・。不安いっぱいだな。
6758 ソニーG ¥12,955(▲¥180)
空売)¥12,955×2000(変わらず)
空売)¥12,935×1000(含み損¥20,000)
空売)¥12,930×1000(含み損¥25,000)
ソニーはもちろん買われてもいいと思う。あんなことで12%も下げたのだから変な地合いでなかったら75日線までは戻ったと思う。で、そこでは売り勝負を仕掛けようと思っていたけど・・・中途半端なところで売り建ててしまった。ちょっと最近調子が良かったので奢りが出たかな?という気もするけどね。
8035 東京エレクトロン ¥57,510(▲¥3,800)
空売)¥57,480×1000(含み損\30,000)
6920 レーザーテック ¥26,770(▲¥1,255)
空売)¥26,770×2000(変わらず)
さてさて、半導体をこの安値でなおかつ売り建てたのは流石に邪道、無理筋と言う事なんだろうけど、ザラ場でのNASDAQ CFDの動きをみてついつい手を出した。多分、今夜も米国市場は続落するんじゃないかな。やはり売り優勢だろう。
6861 キーエンス ¥60,700(▲¥1,240)
空売)¥60,850×400(含み益¥60,000)
空売)¥60,800×400(含み益¥40,000)
超優良企業、超優良銘柄というのは分るけど、そんなキーエンスの業績もいつかは陰る日が来る。そういうのを見越すような売り物だったんだろう。まだまだ調整不足!
本日の収支(前場・後場合算):-¥610,000
雑感彼是
なかなか厳しい局面になってきたけれど、本番はこれからなんじゃないか?と言う気がする。特に米国株は10%や20%下げても割安感が出てこないだろうしね。でもFRBの金融政策の主眼は何といっても債券市場なんだよね。このところの下落で、米国債10年物金利は下落したけれど、リスクオフによる国債買いという側面が大きいわけで、そうなると中期金利は上昇するのかな?と疑問を持たざるを得ない。
もしも10年物金利が下落するようなことにでもなると、長短金利がますますフラット化してしまうし、そうなると金融機関は商売にならないから、大きな影響が出ると思うんだよ。まず融資がきつくなるし、投資も控えることになる。もっと言うと不動産などへの融資が細る。
その辺が株式市場がぶっ壊れる要因になるんじゃないか?と思うしね。
さて、大引け後上昇していたCFDが反転下落を始めてる。勿論暴落で始まった欧州市場の影響だろうけど、こんな雰囲気がそのまま米国に飛び火すると、今夜は相当にヤバイことになりそうだね。
PS.こんな状況にもかかわらずアホの岸田は増税論議をやってます、と言う。メディアがなぜか岸田擁護ばかりするから、国民は疑わないけれど、はっきり言って史上最低の総理だよ。こいつに比べればまだ愛人芸者の手切れ金をケチった宇野の方がマシだね。こいつの無能は底抜けだよ。
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