業績期待が膨らむ相場:2月2日(水)後場

業績期待が膨らむ相場:2月2日(水)後場

日経平均株価 ¥27,533(△¥455)

日経、25日線までのトライ継続か!?そこが節分天井?

後場の相場概況

後場の日本市場も恐ろしく強かった。ここまで強く推移する背景はとにかく場中でNASDAQ CFD、S&P500 CFDが強かったことで、なお一層好決算期待の買いが強まったということだろうと思う。加えて中小型株がまたしても大きく戻して、マザーズ指数が4.61%高と連日の大幅上昇で、個人投資家のマインドも強気に傾いたのもアシストしてるかも。

今日はある意味日本市場の流れを決めるかもしれない銘柄が相次いで決算発表。詳細は見れていないけど、日立、ソニーG、エムスリー、デンソー、UFJ、三井住友とくればバリュー株の行方がある程度決まってくるような・・・。

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ちょっと見た限り、ソニーGは売られちゃうかもしれないが、エムスリーは意味不明の爆裂的な数字があった。

さて今夜の米国市場は、主要指数が皆三連騰して陽線を重ねているから、上値が重いだろうと前場は思っていたけれど、米国市場の場合、上値が重いとかなんとか、需給ばかりで見ていると全く通用しない部分がある。しかもよく考えると2月はいまだにFRBの金融緩和が継続しているという背景もあるから、瞬発力は侮れないよね。

なので、売りポジは全く持てないな、と思い後場寄りで手仕舞いして、あとは一切手を出さずに相場を観察していたわけだが、時間が経つにつれて強くなっていったという、日本市場には珍しいパターンだった。

少なくとも今日のところは本当に強いと思う。

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後場の取引とポジション

7203 トヨタ ¥2,273.5(△¥46.5)
空売)¥2,285.0×4000
空売)¥2,280.0×4000
空売)¥2,275.0×4000
空売)¥2,270.0×4000
買戻)¥2,263.0×12000(+¥232,000
前場に調子づいて売っては見たものの、米国NASを見ていると、今夜もイケイケが継続しそうで、ヤバイと思い寄りで買い戻した。案の定、後場の日本市場はやたらに強かったわけで、こういう流れでは多分持っていたとしても大引けで買い戻して手仕舞いしたと思う。ちょっと、地合いは上だと思うから。


1570 日経レバ ¥14,175(△¥410)
空売平均)¥14,217×880
買戻)¥14,150×880(+¥58,900
レバを売ってみて、なんというか日本市場の強弱を見るつもりだったけれど、見るまでもなく強い、というのが分かったので、即手仕舞い。何せ今日の日経平均の上昇幅は尋常じゃないし、その意味では主力決算をしっかり見るのが重要と思った次第。でないと迂闊にポジションなんか建てられない。

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6594 日本電産 ¥10,210(△¥190)
空売)¥10,310×1000
空売)¥10,300×3000
空売)¥10,295×1000
買戻)¥10,200×5000(+¥505,000
悩んだ末に電産も後場寄りで買い戻した。こういう銘柄の基本は売りでいいとは思ったけれど、人気銘柄だけに地合い好転ですぐに過剰反応するから嫌らしい。まぁ、チャンスはいくらでもると思うので、ここは慎重に考えないといけない・・・。


本日の収支(前場・後場合算):+¥4,450,000


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雑感彼是

相場というのはこういうもんだな、と実感させられる値動き・・・これまでのところ日本は、少なくとも第3四半期ではコロナも少なく、インフレなど無縁で、ひたすら欧米のインフレを享受していたみたいな部分がある。また中国にしても今のところはなんとかなってるから、損害を受けるようなこともなし。おまけに円安とくれば、企業業績はいいだろう。

けれども、これからはそうは行かないフェイズになると思う。いままで、日米金利差で円安という図式も、どうやら怪しくなりそうで、そうなってくると、徐々に業績は色褪せてくるもの。

今の株価の戻りは業績によって支えられてるわけで、いつの間にか業績相場になっている。だが、マジで3月から米国で利上げが始まって、その後本決算になって来期の見通しをどうだせるか?と考えると、今の戻りはやはり限定的だと思うし、良く戻っても25日線じゃないか、と思ってる。

だからここはじっくりと待つことが大事と自分に言い聞かせてるよ。焦る必要は全くないからね。