FOMCは買い勝負!?:7月27日(水)後場

FOMCは買い勝負!?:7月27日(水)後場

日経平均株価 ¥27,715(△¥60)

FOMCは0.750pの利上げでほぼ確定・・・ならば目先は上値追い!?

後場の相場概況

0.750pの利上げははっきり言って米国企業にとっては相当に厳しい経営環境となるはず。発表されたGOOGLEやMicrosoftの決算も冷静に見ると、成長鈍化が目立つし、いままで米国市場を牽引してきた、高成長銘柄としての見る影もないような、そんな内容だったと思うしね。これからメタなどのネット系決算が出てくるけれど、そういう意味ではこれらのハイテク系、SNS系は一区切りついてしまう可能性が高い。

反面、半導体系を筆頭にメーカー系のハイテク企業の業績は、思うほどに落ち込まないと思う。例えばNVIDIAやINTEL、AMDなどは、仮想通貨のマイニング系はダメだと思うけど、データセンター向けは景気が減速しても需要はますます増えこそすれ減少しないと思う。とにかく昨今の半導体不足で需要が相当に抑え込まれてきてるので、今後もたまりにたまった需要を出来るだけ穿いて行かねばならないはずだから。

しかし、個人消費が中心のセクターや銘柄は、当面業績低下に苦しむことになるのはやむを得ないこと。と言うわけで、個別銘柄の偏りが一層大きくなってくると思うし、セクターでひとからげするのは良くないかもしれないね。

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一方日本市場は、これも同じで例えば輸出であっても、リテール部門はこれからますます弱くなってゆくと思う反面、素材や金属材料、半導体といった部門は十分に健闘すると思う。個人的には恐らく自動車は今後落ちると思う。円安の恩恵がかなり高いとは言え、これから金利が上昇する中で、もっともリテールで買い辛いのは住宅と自動車だからね。

EVはまだまだ先の話。というかEV時代ってもしかしたら幻想かもしれないと個人的には思うこの頃です。

後場の取引とポジション

1570 日経レバ ¥14,365(△¥75)
買)¥14,350×4000(含み益¥60,000

買)¥14,250×2000(含み益¥230,000
買)¥14,230×2000(含み益¥270,000
買)¥14,220×1000(含み益¥145,000
買)¥14,210×1000(含み益¥155,000
FOMC勝負と言うことだけど、個別の銘柄を弄るのも嫌になってしまって、結局レバ全力勝負で臨むことにした。日経平均で不安なのは自動車なんだけど、今日の三菱自動車の決算は良かったのでね。これが自動車の下支えになるだろうし。さて今夜は勝負だね。

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8035 東京エレクトロン ¥45,900(△¥1,380)
買)¥45,840×200(含み益¥12,000
買)¥45,800×200(含み益¥20,000

買)¥44,520×1600(含み益¥2,208,000
誰が売ったのかは分からないけど、ここまでとにかくエレクは売られ過ぎてきた。もちろんファストリ同様に日経平均を弄るネタにされてるという側面があるけれど、そんなことは払拭してしまうほどの好業績を期待するしかない。


6857 アドバンテスト ¥7,620(△¥170)
買)¥7,610×2000(含み益¥20,000
買)¥7,600×2000(含み益¥40,000

買)¥7,440×2000(含み益¥360,000
買)¥7,410×4000(含み益¥840,000
アドバンは今一つ業績の伸び率が物足りないんだよね。それが今回の決算でスクリーンのように払拭されるか否かが勝負処だよ。これでSUMCO、信越、スクリーン、エレク、アドバンと好業績ならば、半導体は上流から下流まで万全ということになるなぁ。。。

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7735 スクリーン ¥9,580(△¥230)
買)¥9,580×1000(変わらず)
買)¥9,550×1000(含み益¥30,000

買)¥9,260×3000(含み益¥960,000
個人的にはアドバンテストの方を選好してたけれど、いやいやどうして、今回の決算は見事としか言いようがない。ここも信越化学と並んでOKだと思うし、やはり半導体製造装置は全く陰ることなくフル稼働していることがよく分かったよ。ナスダックの影響で下げたハイテクだけど、この時期に買えるセクタになった気がする。


4063 信越化学 ¥16,335(△¥180)
買)¥16,255×2000(含み益¥160,000
決算をみてOK!と思わず叫んだよ。僅かに増配もしてくれたしね。ここは日本一堅い決算や業績予想をすると言うことで、ファナックと並んで定評があるから信頼感は高い。不安はとにかく米国の住宅需要が陰ってきて子会社の塩ビ事業に影響があること。けれどもシリコンウエハやそのた薬剤など半導体関連で世界シェアNO.1が目白押しなんで、大丈夫とは思っていたけどね。上出来な決算だったと思う。

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3436 SUMCO ¥1,843(△¥33)
買)¥1,837×4000(含み益¥24,000
買)¥1,835×4000(含み益¥32,000

買)¥1,818×2000(含み益¥50,000
買)¥1,815×4000(含み益¥112,000
買)¥1,814×2000(含み益¥58,000
買)¥1,813×2000(含み益¥60,000
買)¥1,810×4000(含み益¥132,000
買)¥1,808×10000(含み益¥350,000
好業績なのは分かりきってて、それは経営トップも言ってるから、なかなか買われないというジレンマがこの銘柄にはあるんだよ。需給も買いが多すぎて上値が重いのが気になるけれど、今回は少なくとも75日線の上には浮上するんじゃないか?と思ってる。ウエハの需要はますます増える。あっちゃこっちゃで工場作ってるんだから。とにかく信越化学みたいに頑張ってくれ!


本日の収支(前場・後場合算):+¥230,000


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雑感彼是

さて、最近は全く地合いが読めなくなって、まともなポジションが建てられなくなってしまった。今月、このままでは投資方法の根本的な変更か、最悪引退を迫られるという危機感もあってか、どこかで勝負しないといけないと考えていたけれど、何をやっても全くチグハグで獲れないんだよね。というか、気が付くと売ったり買ったりのポジション建てになってしまっているのだから、どうにも獲りようがないけれど。

ただ、これだから、こうだ!という確固たる理由はないにしても、なんとなく地合いとしては、買いに傾いているんじゃないか?という気が今週はしてて、日経平均¥28,500なんて書いたりしたわけだが、今の日経平均の動きだけを見ていると、直近の天井と言う感じがしないんだよね。勿論¥28,500というのはレンジの上限で、抜けてきたら、と言うよりも上値が終えるような地合いになってきたならば、結構な上があると感じるわけで、こんな夏場にスルスルと¥30,000なんていうのもあるかもしれないという感じはする。

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けれども、やはり日本企業の決算も、半導体や素材は良好だと思うけれど、食品やサービス、それに数字が良くても自動車なんかは陰りのある内容になると思う。その辺は米国企業とあまり変わらないかもしれないよね。

で、とにかく日米市場で鍵を握るのはドル円と米国長期金利には違いなくて、イケイケな状況になって円安が進めば、日経平均は上昇するよね。最も気がかりだったファストリが、円安OKだったことが大きくて、あとはエレクとの両輪で持ち上げてくれると思う。

逆に今日みたいに先物やオプションのポジションを気にして外資が弄り始めるとファストリのような動きをしてしまうけど、多分結構上を見るようなポジションになってきてるんじゃないかな。

というわけで、今夜はFOMC勝負は日経レバで、決算勝負は半導体で、俺としては勝負を賭けたつもり。