今夜CFDで￥28,000超えか！？：8月4日（木）後場

日経平均株価　￥27,932（△￥190）

後場の相場概況

そういう動きからして海外勢は特に￥28,000にはこだわっていないと感じた。もしも取るならば売り長のファストリを踏み上げれば、それこそ簡単に到達するからね。エレクが決算期待で上昇してて、SBGはオプションでアリババ株をデリバティブで処分して約3兆円を調達した。これは多分現値で一旦売却して2年後の時価でお互いに差額を埋めるという取引だと思う。なので、相当ディスカウントした価格を提示しなければ金融機関は乗ってこないはず。それでも3兆円調達という報道で株価は踊った。

超えそうでなかなか超えない日経平均￥28,000。今夜とか明日とか超えるためにはドル円が￥135台に突入するとか、そういう外部要因が必要で、海外勢もこの時期指数を積極的に弄っては来ないだろう。なので、日替わりで金融や商社が売られたり買われたり。そんな相場でどうしても目立ったのは、トヨタの予想外の減益決算だったと思う。

SUBARUはドル円設定を￥120としたことで、チャンスとばかりに野村がレーティングを引き上げた。けれどもトヨタは￥130設定の期末想定をしているからね。￥130というのはなかなか際どい計算だと感じるだろう。

というわけで、中国の台湾への出方を警戒しながらの相場なので、こんな時に腰を据えて、は無理な相談だよ。

後場の取引とポジション

1605 INPEX　￥1,415（▲￥66）
空売）￥1,433×3000（含み益￥54,000）
空売）￥1,429×3000（含み益￥42,000）
空売）￥1,427×3000（含み益￥36,000）
空売）￥1,426×6000（含み益￥66,000）
空売）￥1,425×3000（含み益￥30,000）
原油はこの秋には高値を更新するような動きになるかもしれない。とにかく冬対策と言えば（北半球の）各国は11月を目途に買いを入れてくるのが常。そうなるならば、ピークは11月ということになるけれど、天然ガスがかなりヒステリックに動く可能性があるのでピーク越えと予想してる。けれども今はもう少し突っ込むような状況だと思う。原油は＄60くらいにならないと、インフレ退治は出来はしないからね。余談だけど11月と言えば米国中間選挙だ！

8725 MS&AD　￥4,268（▲￥92）
空売）￥4,268×4000（変わらず）

8766 東京海上H　￥7,683（▲￥116）
空売）￥7,683×2000（変わらず）

7181 かんぽ生命　￥2,077（▲￥63）
空売）￥2,094×2000（含み益￥34,000）
空売）￥2,093×4000（含み益￥64,000）
空売）￥2,092×4000（含み益￥60,000）
空売）￥2,091×4000（含み益￥56,000）
空売）￥2,090×2000（含み益￥26,000）

話題にはあまりなってないけれど三菱UFJが米国債券でやらかした。同じような運用をしている国内金融機関は軒並みやられてるのは間違いなくて、それが漏れているから第一生命などは売られまくってる。でもさすがに第一は弄る気がしないので、代わりにかんぽ生命を狙った。そして大引けでは損保2社を性懲りもなく売って勝負、という形。でも数えたらこれで5回目なんだよねぇ・・・。勝てる気は全くなし。けれども多分、各社相当火傷してるのは確実だと思ってる。

6367 ダイキン　￥23,905（▲￥5）
空売）￥24,410×2000（含み益￥1,010,000）
空売）￥24,215×1000（含み益￥310,000）
ようやく売られてくれたよ。そりゃそうでしょ！為替オンリーなのだから。もっと安いところもあったけれど、この局面では我慢した。もう少し獲りたいので・・・。

7974 任天堂　￥56,930（△￥230）
空売）￥57,780×600
空売）￥57,740×400
買戻）￥56,930×1000（+￥834,000）
任天堂は妙な期待感が先行してガンガンに買われた。けれども売り返したら流石に売り物も出てきて、値を下げた。そりゃそうで、今日プラスしたら逃げたい投資家が多かったろうからね。でもそういう需給だから望夫氏なんかとてもできないし、手仕舞いして終了。今日の収支を何とかプラスで終えた。

本日の収支（前場・後場合算）：+￥530,000

雑感彼是

どうせ今夜は日経平均CFDで￥28,000をスルーするのは分ってるよ！早速今頃から￥50ほどカチあげたのは欧州の寄りつきが堅調だからかもしれないけれど、米国市場は今夜も持ち上げる気でいるのは明らかだよ。

なので、1570 日経レバをヘッジ買いしようと思ってて、最後の最後で躊躇った。ヘッジすると言うことが癖になると、途端にパフォが悪化するし、見方が甘くなる。分らないのならヘッジしておくか、ってなって、結局どっちつかずでトレードする意味を失っちゃうんだよね。

ただ、欧州市場なんかとても上昇するような状況ではないと思うけど、こうしてグングンと買いが入る。それが株式市場というものだよねぇ・・・。師匠には、株価が動くたびに何故？と聞く癖がついた。そりゃ、株価が動くにはそれなりの理由が必要だろう。けれど、今の米国や欧州のように、悪材料が十分わかってて、需給でもなく買ってゆくという投資行動は説明なんかできないんだよね。

本来ならフィンランドとスウェーデンのNATO入りを米国が批准というニュースだけでも十分に下落する要素なのに・・・。

今の株式市場が堅調なのは、プーチンと習近平が自国経済の混乱で元気がないからだな。