流石に調整だろうということで!:8月17日(水)後場
- 2022.08.17
- トレード日記
日経平均株価 ¥29,222(△¥353)
エグイ持ち上げ方をする外資に呆れた後場・・・そろそろ調整も!?
後場の相場概況
まさに需給相場の恐ろしさ、というか時期的に薄商いに成りがちな(今年はなってないけれど)頃を狙っての先物の買い仕掛けで、天井知らずの上昇トレンドとなった日経平均。ちょっと今日はいつもと様子が違って、日経225とTOPIXが同じような比率で上昇するという珍しい日。
ファストリも単独で日経平均を¥84も押し上げてるけれど、ほぼ主力が満遍なく上げていることからして、いよいよ個人投資家も買いモードに突入したかな?という感じがするよね。
仮に日経平均を¥30,000まで引っ張り上げるのならば、どこかで利食いをこなすような押し目を作った方が需給的には安定すると思うけれど、とにかくイケイケでここまで来た。なんか日経平均¥29,222なんてのは、夢見てるみたいな株価になったけどね。
さてまだ勝負は出来ないと思っているけれど、とりあえず後場は売りポジをたててみた。「まだはもうなり」みたいな厄介な格言を不意に思い出してしまって、衝動的に売り玉を建ててしまった。
こういう状況になると、タイミングをじっくりと計って、みたいなことが滅茶苦茶難しくなるし、そういう意味では最近プライべートでいつ何があるか分からなくなってるから、まぁ、売っておいてもいいか、みたいな安易な気持ちだったけど。
改めで米国三市場のチャートも見てみたけれど、まぁ、凄いことになってるし、下落の気配が微塵もない感じだよねぇ・・・。続伸するのが当たり前のようになってる。嫌だねぇ・・・。
後場の取引とポジション
1570 日経レバ ¥15,930(△¥375)
空売平均)¥15,865.8×4320(含み損¥278,000)
買)¥15,825×4000
売)¥15,930×4000(+¥420,000)
後場寄りでまずは買い建てをしておいて上に行ったら両建てで、下に行ったらロスカットと決めていた。結局容赦なく上昇し始めて、全く売られる気配もなかったので、売り玉を追加しまくってほぼ高値引けだな、というギリギリの時間帯で引け成りを入れて買い玉を放した。これで4000枚の裸売り。明日持ち上がってしまったら、今度は売り追加するつもり。日経平均がPER13を付けると売られるという法則を当てにした結果。
8035 東京エレクトロン ¥46,290(▲¥140)
空売)¥46,290×1600(変わらず)
6857 アドバンテスト ¥8,540(△¥100)
空売)¥8,540×4000(変わらず)
6920 レーザーテック ¥21,085(▲¥45)
空売)¥21,085×2000(変わらず)
最近半導体関連が軟調なのは、設備投資の抑制というニュースが出始めてるから。それで今日はブルームこんな記事が掲載されて、買いが敬遠された格好だったよね。
でも製造装置関連は、一応契約に基づいているわけで今期業績は落ちないだろうとは思う。ただし、相場が利食いモードに入ってくれたなら、売られやすいもの確かだろうという読みで売り建てたわけだけどね。
6758 ソニーG ¥11,960(△¥355)
空売)¥11,960×4000(変わらず)
こういう地合いだからソニーが結構な幅で上昇したというのは、いよいよ個人投資家か我慢できなくなって買いに入った証拠でもあるいかな、と思ったよ。ソニーのチャートは弱いけれど、とにかく指数がビンビンなので・・・。でもまだ、売られやすいことは確かだと思ったのでね。
本日の収支(前場・後場合算):¥5,640,000
雑感彼是
しかし、欧州はいよいよ危機的な状況に陥ってると思う。要するにこれほど大変な経済環境であるのに、株価が強気で推移するというのは、ちょっと考えられないよ。ドイツが今のペースで、天然ガス供給が続くと仮定しても来年の1月末には枯渇する。なにせ最盛期の僅かに20%しか来てないわけだから。
一方、欧州全体をとんでもない熱波が襲っていて、ライン川やら主要の河川が軒並み枯渇寸前となってるというとんでもない状況で、飲料水もなくなるという有様。もっとも日本のようには飲めないけどね。
その最中にインフレになってるわけで、何をどう考えても欧州経済は下手すると壊滅的な後退になる確率は日に日に高まってる。もしも欧州がそうなれば、米国経済も大きな影響を受けるだろうし・・・。
そんな状況の中で繰り広げられてるこの、先物主導の吊り上げ相場ってことなんだよね。俺にはマジで買持する勇気はもうない。
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