MSQ前の悪あがき!?:9月8日(木)後場

MSQ前の悪あがき!?:9月8日(木)後場

日経平均株価 ¥28,065(△¥634)

6日分の売り玉を総買戻し!?MSQ¥28,000が欲しい!?

後場の相場概況

結局、ドル円でもなく、米国金利でもなく、MSQに対するポジション調整が最優先されるという、相変わらずの茶番劇となった本日の日本市場。海外勢はどうしても明日の清算値を¥28,000上で決めたいという相場操縦だったと思う。なので普通であればこれだけの上昇をした後場の大引けにかけては、利食い売りが出てもいい形なのだが、それも全くなしだった。

要するにいつものことだけど、相場が大きく動くときには、もっともらしい理由付けが出てくるけれど、何のことはなくて、海外勢のオプションと先物のポジションで大きく儲けることが出来る水準を狙ってくるだけ。しかも資金量にモノを言わせての強引な取引で、いかに利益を吸い上げるか?だけの市場になってるということ。

Advertisement

MSQを警戒させて6日間ザラ場で怒涛の売りで株価を下げて、その後今度はショートカバーで一気に値を戻すというやり口。もちろんピタリと思惑通りには行かないだろうけど、大方近い形は形成できるのだろう。

それで今日の日本市場は、いくら何でもこの局面では強引過ぎる買戻しじゃないか!?日経平均が75日線を昨日割れて、でも引けにかけて戻した形を作った。これで今日のショートカバーは決まったようなもので、とにかく売りに売りまくった玉を買い戻して爆益・・・後場はSQポジで流すという・・・。

日本市場は常に、こうして海外勢のヘッジ市場として資金を提供するだけの、とんでもない奴隷市場なんだな、といつもながら痛感する次第。

けれどもこうした窓を空けての大陽線坊主となった場合、相場の綾とする以外にないよ。相場の綾はいつもショートカバーで作られる。ここまで買い戻したら一旦は終了だろう。

Advertisement

後場の取引とポジション

1570 日経レバ ¥14,685(△¥640)
空売平均)¥14,594.8×7800(含み損¥700,000
前場から売り玉を追加して行って、後場も引き続き強気で攻めざるを得なかったけれど・・・、この局面は海外勢の傍若無人な取引よりも、マクロ的な視点を大事にしたい、なんて格好つけてるわけでもないけれど、そんな心境にならざるを得ないよね。本当に海外勢のやることはクソだな。


8306 三菱UFJ ¥726.3(△¥14.8)
空売平均)¥723.8×124000(含み損¥310,000
この場面でメガバンクを買う理由は全くないと思うし、大きく上昇して¥1,000を獲ってくるのもどうやら夢のまた夢となった気がするしね。これから世界景気は厳しい下り坂で、そんなに簡単ではないよね。買いは無理筋だと思うけどね。

Advertisement

 

9984 SBG ¥5,499(△¥131)
空売)¥5,499×4000(変わらず)
空売)¥5,498×2000(含み損¥2,000
空売)¥5,497×2000(含み損¥4,000

空売)¥5,496×4000(含み損¥12,000
空売)¥5,495×2000(含み損¥8,000
昨日も書いたけれども、今のSBGは需給相場。今日、¥131高ということはほとんどまともにショートカバーはされていないと見るけどね。それほど将来懸念があるわけだし、まだ75日線も割っていないだけに、勝負はこれからなんだと思ってる。


7203 トヨタ ¥2,080.5(△¥46)
空売)¥2,080.5×4000(変わらず)

空売)¥2,080.0×4000(含み損¥2,000
空売)¥2,079.0×4000(含み損¥6,000
空売)¥2,072.0×4000(含み損¥34,000
空売)¥2,071.0×4000(含み損¥38,000
空売)¥2,070.0×4000(含み損¥42,000
昨日超円安で買われなかったトヨタが今日は買われる・・・そこから見えることは、明らかにショートカバーによる株価上昇という事。多分、今はトヨタを本気買する時期ではないと思うしね。第一海外大口ロングは買ってこないから・・・。


9101 日本郵船 ¥9,740(△¥320)
空売)¥9,740×3000(変わらず)
昨日社長発言を大いに売られた郵船。今月は半期配当で多分¥1,000が待ってる。なので、大きく下げたら割安配当狙いで買いが入るわけだからね。でも、来期はどうなるの?って考えると、この爆裂配当も減配するでしょ。そして何よりも業績が・・・。目先配当狙って株価が下がったら、何もならんしね。俺は試しに売ってみたけれど。

Advertisement

6758 ソニーG ¥10,775(△¥250)
空売)¥10,775×2000(変わらず)

空売)¥10,720×2000(含み損¥100,000
空売)¥10,710×2000(含み損¥130,000
こんな時、こんな相場になったら、どうしても売り建てるソニー。いままでもかなりの確率で勝ててきたし、今後もまだチャンスはいくらでも来ると思う。どこかで一発やられるかな?と思ってはいるけれど、今日のこの上昇を見る限り、海外勢は最近ソニーを無視してないか!?


8035 東京エレクトロン ¥42,450(△¥900)
空売)¥42,700×600(含み益¥150,000
空売)¥42,650×400(含み益¥80,000
空売)¥42,600×600(含み益¥90,000

6857 アドバンテスト ¥7,660(△¥90)
空売)¥7,660×4000(変わらず)
空売)¥7,650×2000(含み損¥20,000

6920 レーザーテック ¥18,955(△¥405)
空売)¥18,955×1000(変わらず)

空売)¥18,900×1000(含み損¥55,000

日経平均がド派手に上昇したのはまずはファストリ。次にエレク、ファナック、SBGと来るだろうけど、何としても半導体を買持するわけには行かない時期なわけで・・・結局ファストリを中心に爆上げしただけの相場だったわけで、引き続き強気で売り建てた。

Advertisement

6954 ファナック ¥22,955(△¥630)
空売)¥23,000×1000(含み益¥45,000
空売)¥22,990×1000(含み益¥35,000
いつも書いてるように、ファナックって本当に癖が悪いというか、こういう値動きなんだ、ということがよく分かるよね。とにかく、もはやまともな株価形成は行われない銘柄、となってるのはファストリと同じ。また大きく下げたくなったら売るだけだもの。その意味で安川あたりと対比してみてると面白いよね。


6594 日本電産 ¥9,249(△¥290)
空売)¥9,249×4000(変わらず)
空売)¥9,243×2000(含み損¥12,000
そういえば忘れてはいけないのは電産も特に海外短期筋の御用達銘柄ということ。そういう銘柄に共通してるのはどれも高PERだってことだよね。永守会長もへったくれもないんだよね。

Advertisement

6367 ダイキン ¥25,000(△¥870)
空売)¥25,000×1000(変わらず)
どうしてダイキンが買われるんだろう?っていつも思う。優良銘柄だっていう評価は分らなくもないけれど、全くの謎だね。なんだかそういう性格の資金が入ってるのかもね。例えばオイルマネーとか・・・。あの辺は暑いから・・・(苦笑)


6619 ダブルスコープ ¥2,656(△¥30)
空売)¥2,750×1000(含み益¥94,000
空売)¥2,748×1000(含み益¥92,000
空売)¥2,746×1000(含み益¥90,000
空売)¥2,744×1000(含み益¥88,000
空売)¥2,742×1000(含み益¥86,000
空売)¥2,740×1000(含み益¥84,000
空売)¥2,738×1000(含み益¥82,000
空売)¥2,736×1000(含み益¥80,000
空売)¥2,705×4000(含み益¥196,000
空売)¥2,703×4000(含み益¥188,000
昨日から弄り始めたダブルスコープ。まぁ、韓国が専門ということで、そろそろ警戒感が出ないといけないし・・・。その意味ではまだまだ上昇トレンドかも。でもね、来るときは来るから・・・。


4755 楽天 ¥656(△¥29)
空売)¥658×8000(含み益¥16,000
空売)¥657×32000(含み益¥32,000
面白かったのは楽天で、みんな空売りしてたんだね。で、地合いにビビッてショートカバーという図式。買い戻さなくてもやがてこの会社は行き詰まる。その時、外資が弄ってきたら大きく獲れると思う。それまでは、お試し期間ということで。

Advertisement

8766 東京海上HD ¥7,776(△¥8)
空売)¥7,850×3000
空売)¥7,845×1000
空売)¥7,843×1000
買戻)¥7,760×2000(+¥168,000
買戻)¥7,758×3000(+¥276,000
昨日のヤラレ分を取り返して終了。やはり手出し無用なんだろうねぇ・・・。けれど損保の落日は必ず来る。その時までお預けかな。


本日の収支(前場・後場合算):+¥800,000


雑感彼是

Advertisement

岸田無能政権、善幸の息子の鈴木財務相、そしてもはや手も足も出なくなってしまい、袋小路で喘ぎまくってる日銀の三者会合が開催されたらしい。一体今頃、この状況になってしまって、何を話すというんだい?

岸田は訳も分からず「円安を何とかしてください」と言うだろう。けれども、財務省は米国債を売ることには大いに抵抗があって、しかもFRBに楯突くようなことも出来ないから腰が引けるし、日銀はもう何も打つ手がない。そんなポリシーが欠如した3者がやれることなど何もないだろうに。

今日はまずはブレイナードFRB副議長が、またまたタカ派的な発言をしたり、それを受けて流石のGSも、9月、11月の利上げ幅を上方修正したりと、昨日の綾戻しを何とか断ち切ろうという動きが出始めてる。今日の日本市場の買戻しはまだ分るけど、昨夜の米国市場の戻りの理由はいまいちわからなかった。

それよりも、米国債10年物金利が低下し始めたことの方が問題で、これは予想通り大口ロングの債券シフトが始まったとみてもいいと思う。つまり、昨日の段階では、債券買い、株上昇だったけれど、大きく戻ったら株売りの絶好のタイミングなんじゃないか!?もしかしたら今夜は魔の木曜日になるかも。

勝手な妄想だけどね。(いよいよECB理事会は0.750p利上げだろうから)