CPI期待衰えず、でもその後が心配?:9月12日(月)後場

CPI期待衰えず、でもその後が心配?:9月12日(月)後場

日経平均株価 ¥28,542(△¥327)

明日のCPI期待衰えず・・・。個人投資家は買い持ち越しで勝負に出てる!?

後場の相場概況

明日の米国CPIに対する期待感はまったく衰えず、後場は高値を大きく削ることなく持ち合いに終始、大方の投資家は明日の米国市場爆上げを相当に期待しているのだろう。そして日経平均はこのペースだと¥29,000をクリアしてくるだろうけど、そこは多分戻り天井面合わせってやつだと思うけどね。

その条件は結局米国市場も同じようなもので、こうして上値追いになってくると「底打ち論議」が活発になるんだよね。それで、6月の大底に続いて2番底を打った、みたいな雰囲気が蔓延し始めてるけど、いやいや、本当に怖いのは9月後半の相場だって思うけど。

ハッキリ言うけれど、今のFRB政策金利はほぼ中立金利であって、ここからさらに0.750p利上げすると言うことは、これはもう金利面からも完全に景気後退が当たり前という状況になるし、また今度こそは債券市場がグタグタになると思う。QTの影響も加味されるしね。

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ほらほら、怪しかったWTI原油がぶっ飛び始めたよ。やはり多くの投資家がこの冬のエネルギー不足がかなり厳しい状況だという事を意識してるみたいだ。現実の需給は十分に足りているはずで、欧州がロシア産原油を完全にストップしてなお価格キャップを掛けるとなると、価格が抑えられるから下落するんじゃないかという見方を俺もしていたけれど、どうやら大口投資家は正反対のことを考えているらしい。

つまり価格キャップを掛けてしまったら、相場が高止まりすると買えなくなるんじゃないか?となるとロシア産以外の原油を高値で買わざるを得なくなる。ロシアは中国、インドに加え高騰で買えない諸国に売りさえすればよく、そのあおりは中東産油国とか南米産油国とかに降りかかる。もちろんWTIも上昇してしまうとインフレはどうなるの?ってことだよ。

あれれれ、あっという間にWTIは$86.80じゃないかっ!

後場の取引とポジション

1605 INPEX ¥1,493(▲¥15)
空売)¥1,520×4000
空売)¥1,518×4000

空売)¥1,509×4000
空売)¥1,508×16000
空売)¥1,507×4000
空売)¥1,506×4000
買戻)¥1,493×36000(+¥620,000
買)¥1,493×30000(変わらず)
WTIと比例的に動いてくれたINPEXなので、何とか含みになっていた。そして、先物を弄りながら、もしかしたら今夜何かあるんじゃないかな?ということで、恐ろしくなって大引けで買い戻すと同時に、先物と同じくドテンして買持したよ。さて、どうなるんだろうねぇ・・・。

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1699 原油先物 ¥364.9(△¥9)
空売平均)¥362.3×36400
買戻)¥363.6×30000(-¥40,000
買戻)¥363.4×4000(-¥5,000
買戻)¥363.2×2400(-¥2,200
買)¥363.1×10000(含み益¥18,000
買)¥362.7×30000(含み益¥66,000
後場は完全にレンジ相場のようになって、下値が頑強だったこともあって、買いを入れて両建てにして様子を見ようと・・・。けれど、どうしてもあの朝寄りのGUが気になって、何かあるんじゃないか?という不安が消えなくて、それならば、とばかりに売り玉を買い戻してしまった。

考えるまでもなく、原油価格が変わらないのにも関わらず¥9-もGUして寄り付くというのは怪しいだろ!何かとんでもない理由があって、仕掛けてるんじゃないか?と思って自然なんだけど、INPEXを売ってたので、それがノイズのなってしまった感じだ。

全く原油なんて、本当に手に負えないよなぁ・・・。

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7270 SUBARU ¥2,652.5(△¥25.0)
空売)¥2,655.0×4000(含み益¥10,000
空売)¥2,654.0×2000(含み益¥3,000
空売)¥2,652.0×4000(含み損¥2,000
空売)¥2,651.0×1000(含み損¥1,500
空売)¥2,650.0×4000(含み損¥10,000
空売)¥2,649.0×2000(含み損¥7,000
空売)¥2,648.0×4000(含み損¥18,000
空売)¥2,647.0×5000(含み損¥27,500
空売)¥2,645.0×1000(含み損¥7,500

7203 トヨタ ¥2,070.0(▲¥8.5)
空売)¥2,082.5×8000(含み益¥100,000
空売)¥2,082.0×4000(含み益¥48,000
空売)¥2,081.5×4000(含み益¥46,000
空売)¥2,081.0×4000(含み益¥44,000
空売)¥2,080.5×4000(含み益¥42,000
空売)¥2,080.0×6000(含み益¥60,000

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7267 ホンダ ¥3,714(△¥34)
空売)¥3,688×2000(含み損¥52,000
空売)¥3,686×4000(含み損¥112,000
空売)¥3,680×4000(含み損¥136,000

7211 三菱自工 ¥627(△¥12)
空売)¥636×8000(含み益¥72,000
空売)¥633×12000(含み益¥72,000
空売)¥632×12000(含み益¥60,000
空売)¥631×4000(含み益¥16,000
空売)¥630×8000(含み益¥24,000
空売)¥629×4000(含み益¥8,000
空売)¥627×8000(変わらず)
空売)¥626×4000(含み損¥4,000

自動車に関して言うと、恐らく今が株価の天井なんじゃないか?と思ったりしてる。その理由は何と言ってもこんな状況下でもEVへの流れはほとんど止まっていないわけで、すでに米国のサンフランシスコ辺りでは2030年からガソリン車走行全面禁止などという極端な政策を打ち出しているし、リベラルな民主党系の州知事や市長の都市は、此の先そんな感じの政策を打ち出すのは目に見えている。

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そもそも、EVなんていうものは、何処でもどんな企業でも作れてしまう時代が必ず来る。多分電池やモーター、足回り、内装、車台、とうとうユニット販売で成り立つ企業も出てくるかも。それくらいコモディティ化してゆくだろうし、また自動運転が進めば進むほど、個人で自動車を所有する意味が都市部ではほぼなくなってしまう。要は自動車の運行は管理されることになるからね。

で、とにかく既存の大メーカーは、生産設備を膨大に抱えてるし、社員もほぼ潰しが効かないわけで、多分全滅するか、大幅に衰退するかのどちらかだと思う。で、ソニーと提携してEVを作るホンダには多少の期待もあると見えて、株価は強いけれど、このところのトヨタの弱さは特質に値するよ。

三菱自工は、あれはもう完全に仕手株だと思うし、為替で儲かるにしても、最も消滅確率の高いメーカーだと思う。とんでもないチャートになってるけど、一発円高が来て¥140を割り込むようなことになれば、バカでかい陰線を付けるだろうしね。

いずれにしても自動車産業は危機に瀕してるし、それは日本経済の危機に直結してると思うしね。今夜と明日は円高期待だからね。根性決めて持ち越した。

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本日の収支(前場・後場合算): +¥2,990,000


雑感彼是

どうもオヤジの具合が芳しくないらしい。入院中なので詳細は分らないけれど、明日には介護申請で検査をするみたいなんだが、これでもしも介護度3となると、それは完全に歩行困難という事でもあるのでね、慌てて施設探しをしないといけなくなる。いろいろやることがまたまた溜まってきてしまって、落ち着いて株取引に向かうのは難しいかもしれないと、ちょっと考えてしまって、後場は積極的な取引をする気力がなくなってしまった。

なんか、最近気が付くと溜息ばかり出るんだよねぇ・・・。

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でも明るい話題がないわけではなく、週末には久しぶりに娘と会うことになった。新型コロナの最中は合えなかったし、俺も入退院を繰り返したし、相変わらず老人介護もあって、雑事満載だったしね。けれども、癌になって大動脈瘤になって、正直生きた心地がしなかったしね。そういう意味で、娘に会えるのは本当に楽しみなんだ。

さてさて、一旦は円安に動いたドル円が再度¥143を割り込む動きになってるよね。なんか原油もドル円も日本市場のザラ場では本当に嫌な動きをしているくせに、大引けになるとすかさず逆方向へ行くって、本当に「舐めてんのか!?」って言いたくなるよ。というか、マジで日本市場なんて舐められてるんだよ。

原油やドル円だけじゃなくて、CFDも本当に舐め腐ってる。特に最近の日本市場大引け後の米国ダウCFDなんか、とんでもないっての!