米雇用統計よりも三連休の壁!?:10月7日(金)後場

米雇用統計よりも三連休の壁!?:10月7日(金)後場

日経平均株価 ¥27,116(▲¥195)

またも三連休の壁!全くポジションを建てられない!雇用統計勝負できず。

後場の相場概況

米国市場のセンチメントは、ショートカバーによる急騰後の木曜は強気優勢が継続したものの、昨日は一気に利食い優勢となり弱気派が戻ってきたことで、雇用統計を前にして均衡している感じ。

日本市場も同様で、この時期で買って置いて年末ラリーに備えれば、まず負けはないと考えるロングとまだ楽観できずと考える短期派の攻防になったわけだが、若干チャートを優先させた強気派が、雇用統計前、三連休前のポジションをキープする形で週末の大引けとなった。

個人的には三連休でなければ、雇用統計は売りポジで勝負するところだけれど、三連休とあって、流石に腰が引けてしまった。

今週しみじみと感じたことは、今のマーケットは株式、債券、コモディティ、仮想通貨それぞれに懸念を抱えていて、それぞれに懸念を持って動いているな、ということだった。もちろんそれぞれのマーケットは影響し合いながら動いているわけで、単純に単一マーケットだけを考えて勝負するのは、危険であることは間違いなく、やはり全体勘を持って、タイミングを測ることが極めて重要と感じる。

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昨日、今日で言うと、株式市場には9月雇用統計という大きなイベントを核に動くことは間違いないけれど、5日のOPECプラスでの原油日量200万バレル減産、$90以上の維持を目指すという結果も、インフレに対して影響があり、その影響は株や債券にも及ぶだろう。

いま、債券金利やドル円はピークアウト説が言われ始めている。米国債金利はすでにピークを付けていて、ドル円のポジションもピークアウトしたと言われているけれど、それが株価を決定的に左右するわけではないにしても、リスクオフの債券買いという正常な状況に回帰するのであれば、好ましいと思う反面、日本株にとってプラスに作用することはないのかもしれない。

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そういう意味で、この週末、来週月曜の米国市場の動きは極めて重要だとは思うのだが、そこで三連休となる日本は・・・。この秋3度目の三連休・・・。アジアの金融センタを目指すとか、調子の良いことばかり言ってるアホ政治家や証券関係者は、まずは取引時間の延長と取引日程の米国標準化くらい考えたらどうなんだ!と思うけどね。

休日にCFD取引が出来ます、くらいでお茶を濁されても・・・。

後場の取引とポジション

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週末三連休が非常に嫌なのは、例えば今日のザラ場でポジ建てをしたとして、それが今夜の米国市場で逆目に出てしまった場合、月曜が休場の場合カバーできないからだよね。ポジションが逆目になると言うことは、日米市場の時間差を考えると、週初のドテン取引がかなり有効なわけだけど、それが出来ない怖さがある。

もちろんドテン以外にも他銘柄で逆目取引をすることも有効だけど、それが出来なくなることも非常に痛いんだよ。

相場の流れも寸断されてしまうので、勘を取り戻すのに結構時間かかるしね。俺の場合、今のやり方は日米市場の連動性重視だから。

なので、三連休は本当に嫌だ。

ということでポジションを建ててません。ノンポジで週末です。


本日の収支(前場・後場合算):+¥1,280,000


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雑感彼是

さて雇用統計ナイトだけどね、俺は予想通りか若干プラスかも、と思ってて、その場合は上昇ではなくて下落する方向なんじゃないかと思ってる。

後から雇用統計に関しては記事を書くつもりだけど、後2時間、待ちだね。