今夜の米国CPIは株式市場の分岐点になる!:10月13日(木)後場
- 2022.10.13
- トレード日記
日経平均株価 ¥26,237(▲¥159)
今夜の米国9月PCIは本当の意味での相場の分岐点となる!?
後場の相場概況
株式市場は今夜のCPIに対して過度の期待感を持ち過ぎるのでは?と思う。とにかく今は地合いが悪すぎるし、その中でCPIの数値がポジティブで株価が上昇したところで、株式市場以上に債券市場は混乱の只中。これでもしも地合いが落ち着くとするならば、それはFRBの金融引き締めが緩んだ時と言うことだけど、それもきっかけが債券市場の混乱ということになると、これこそ厄介なことになる。
仮定の話しか出来ないけれど、もしも今夜のCPIがインフレ低下を示さずに予想(8.1%)を上回るようなことになると、それこそ金利は急騰するだろうし、ドル円も¥148とかを目指す、というか要はドル高が加速してしまうということ。そうなると、国債買いオペ終了を宣言した英国がどうなるか分からなくなる。流石に財務省も¥148をひっかけるようなら介入せざるを得なくなるだろうし・・・。
しかもその状況と言うのは債券売りが加速しかねないからなぁ・・・。
そんな様相になったなら、株価がどうなるのかは全く分からなくなる。分らなくなって業績相場入りするとなると、ちょっと株式市場自体が持たなくなる可能性も。債券がよれたら大口ロングでも債券売りになるだろうし。痛みを最小限に抑えるために株売りも十分あり得る。
ちょっとね、今日のザラ場を見ていても、本当にチグハグだったよね。米国三市場のCFDは上昇するなかで日経だけが売られる展開。動きはいままでにないほど真逆だった。チグハグということは、海外勢もまた迷いに迷ってる証だと思ったよ。
なんか、この下落相場・・・煮詰まってきた感じがする。
後場の取引とポジション
1570 日経レバ ¥12,965(▲¥150)
空売平均)¥13,097×4720(含み益¥620,000)
結局後場に追加して厚くしてしまった。今夜のCPIでは株価は動かないという説もあるけれど、金利は動くと思うし・・・。米国勢は買い決めてるような感じ。でも、いつものように上手く行くかな?
6758 ソニーG ¥9,305(▲¥43)
空売)¥9,352×1000(含み益¥47,000)
空売)¥9,340×4000(含み益¥140,000)
空売)¥9,305×2000(変わらず)
後場大分買われて含みを溶かしてしまったソニーGだけど、EVが新規事業とするならば、ちょっと残念。ソニーもホンダも落日の匂いがする。
6954 ファナック ¥20,005(▲¥215)
空売)¥20,100×2000(含み益¥190,000)
さて、投資指向をここで中国にシフトして行くつもり。米国経済が話題の中心だけど、中国経済をもっと意識しないと。中国もいよいよ年貢の納め時が近付いて来る・・・。半導体輸出規制はトドメかもしれない。
6594 日本電産 ¥7,547(▲¥168)
空売)¥7,710×4000(含み益¥652,000)
電産も中国比率が高い。強引な経営を続けると、中国にのめり込むことになる。その結果、技術を吸い取られて・・・。電産の事業辺りは中国の格好のターゲットのような・・・。
6367 ダイキン ¥21,880(▲¥655)
空売)¥22,380×2000(含み益¥1,000,000)
中国の不動産は崩壊した。米国も欧州も厳しい状況で・・・。
6762 TDK ¥4,495(▲¥10)
空売)¥4,495×4000(変わらず)
6981 村田 ¥6,833(△¥7)
空売)¥6,833×4000(変わらず)
中国比率が5割というとんでもない事業戦略を行っている両者。スマホとEVが頼り。そういえば中国のEVメーカーが8社同時に欧州進出って・・・。その果てにあるのは激烈な価格競争だ!
8035 東京エレクトロン ¥35,760(△¥670)
空売)¥35,760×2000(変わらず)
エレクも半導体製造装置の中では中国比率が最も高いメーカー。半導体は3年くらい厳しいかもしれない上に中国は当てにならんしね。
5332 TOTO ¥4,685(▲¥150)
空売)¥4,735×1000(含み益¥50,000)
空売)¥4,730×3000(含み益¥135,000)
空売)¥4,720×2000(含み益¥70,000)
空売)¥4,715×2000(含み益¥60,000)
さて中国不動産壊滅、欧米も景気後退で、どうやって業績を維持するのか?ってところでね。TOTO帝国も厳しい状況に!?
本日の収支(前場・後場合算):-¥310,000
雑感彼是
とにかく今夜の米国CPIだけど、8.1%には落ちないんじゃないかと思う。その根拠は?というとまず家賃の上昇が止まらないこと、雇用が伸びていること、原油価格分はあるけれど、賃金上昇もあるし個人消費も好調だということ。そしてPPIが下げ止まってしまったこと。これらを考えると、どうもインフレは低下するどころか下手をすると8.3%(8月並み)に高止まりする可能性もある。
だったら・・・いろいろ波風が立ちそうで、景気悪化を前提に考えると、今夜のCPIがきっかけになるような気がするのでね。後になって、9月CPIがすべて、なんて言うことになるんじゃないかと思うしね。
いまのところ逆目だけど・・・。勝負しますよ。
-
前の記事
PPIを見てCPIを予想!?:10月13日(木)前場 2022.10.13
-
次の記事
CPIで荒れ狂うマーケット!株価ぶっ飛びは最後の晩餐!? 2022.10.14