2023年相場を暗示するような展開:12月30日(金)前場

2023年相場を暗示するような展開:12月30日(金)前場

日経平均株価 ¥26,168(△¥74)

「掉尾の一振」のはずが円高に押されて青菜に塩の日本市場・・・2023年相場を暗示!?

前場の相場概況

2022年最終立ち合いの日本市場だけど、前場は円高に押されて「掉尾の一振」が気が抜けた格好になった。ここが米国市場の投資家との差で、爆上げした米国とは雲泥の差だよ。米国市場の場合、イベントが何もない日は基本的に戻り相場になるのが最近の傾向。ただし一旦ネガティブと見れば、厳しく売られるのも特徴と言えば特徴だけど。

一方日本株に関しては、本当にツキがないというか・・・。まず首相が岸田じゃ話にならないし、まぁそれはここでは書かないにしても、基本的に米国のの金融政策が利上げ終了ムードとなって、一方日銀は利上げ開始みたいなムードになって、どうしても為替は円高方向に向かう。となると、輸出企業の2023年は厳しくなるに決まってる。そこがあるから、この低PERに甘んじて、なおかつ買われないということ。

しかも金融所得課税の増税もちらほら聞かれるわけだから、余計に海外勢は日本株を買わないだろうし。そこで岸田政権はNISAの拡大とか言って、日本人投資家に買わせる戦略を獲った。これはかなり罪な政策なんじゃないかと思うよ。

株式市場が月日とともに上昇してゆく相場というのは、投資家としては本当に有難いもの。けれども過去の推移を見ても、必ずしもそうなるとは限らない。勿論米国株は、何かあっても必ず金融のてこ入れがあって上昇トレンドを維持してきたし、その結果大きな資産を作った個人が多く、こんな状況でも消費がなかなか落ちないということも要因なんだろう。

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しかし、日本市場はそんなに甘くはないと思うし、米国市場にしても過去が右肩上がりだったから、今後も、と考えるのは個人的にはどうなのか?って思う。もっとも、いざとなれば何でもしちゃうのが欧米の金融だから、安心感はあるのだろう。でも日本市場は全然違うと思うよ。

今の相場で金融株が強いということは、将来日本人は不幸になるということだからね。心情的に俺は買いたくない。

前場の取引とポジション

8306 三菱UFJ ¥885.2(△¥3.7)
空売平均)¥890.3×124000
買戻)¥871.9×124000(+¥2,280,000
チャートで売り物が先行したUFJ。他のセクターが買われたことも売られる要因だったと思うけど、メガバンクは先高感を見てるから、売られてもすぐに戻る。なのでGDでは買い戻さないとマズイんだよね。それでも日本は今後利上げ路線なんかできるのか?って言うと俺ははなはだ疑問なんだよ。なので、いま、勢いが止まって揉み合うとなると、この次があるのかな?って思ってしまう。なので、肌感覚だけど、買いたくない。

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8316 三井住友 ¥5,260(▲¥2)
空売)¥5,300×8000
空売)¥5,297×2000
空売)¥5,295×4000
買戻)¥5,219×16000(+¥1,108,000
UFJよりも外債の影響が少ない三井住友は国内事業が好調に推移しているわけで決算もそれなりにいいだろうとは思う。けれど、2023年の金融状況を考えると、本当に何が起こるか分からないし・・・。まだ上昇かもしれないけれど、いいところまで株価は来てる。なので今後度々需給が乱れるだろうとは思う。まぁタイミング次第なんだろうけど。


8750 第一生命 ¥3,011(△¥36.5)
空売)¥2,981.5×4000
空売)¥2,981.0×2000
空売)¥2,980.0×1000
空売)¥2,979.5×1000
空売)¥2,978.0×2000
空売)¥2,977.5×2000
空売)¥2,977.0×2000
空売)¥2,975.0×2000
買戻)¥2,961.0×16000(+¥286,500
持ち越し金融株は売られると思っていたけれど、僅かなGDとともに買いが入り¥3,000と再度取ってきたここだけど、なぜこれほど生損保が買われるのかが、全く分からない。特に生保は冬の時代をむかえるわけで、運用だけで爆益が出せるとは全く思わないのにね。意味不明。

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9983 ファストリ ¥79,870(△¥870)
空売)¥80,800×600
空売)¥80,560×400
買戻)¥79,850×1000(+¥854,000
日本市場は大きくGUしたけれど、どうせ垂れるかなとは思ってた。けれど昨日結構下げてるので、ここはやばい気もして朝取りで買い戻した。けど、その後売り物殺到で・・・。なんか悔しいけれど仕方ない。


9984 SBG ¥5,679(△¥61)
空売)¥5,730×2000(含み益¥102,000
空売)¥5,720×2000(含み益¥82,000
空売)¥5,710×2000(含み益¥62,000
空売)¥5,651×4000(含み損¥112,000
空売)¥5,650×6000(含み損¥174,000
空売)¥5,640×2000(含み損¥78,000
空売)¥5,615×2000(含み損¥128,000
空売)¥5,610×2000(含み損¥138,000
SBGもまた2023年は危機的状況に陥る可能性が高いと思う。ヤバイ話はいくらでもある。孫会長が身の振り方を考え始めてるとか、サウジの資金が相当にヤバいとか。今月サルマン皇太子の訪日が流れ、韓国へ行ってしまったことも、SBGと関係がないわけじゃないと思う。もしかしたら孫会長は身の危険を感じてるんじゃない?(まぁ、俺の勝手な想像だけど)

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というわけで多分SBG帝国は崩壊するかもしれない。それも簿外債務がどれほどあるのか分からんから。一発逆転のデリバティブを狙ったんじゃないかな?とすれば、逆目になるとSBGと言えど簡単にぶっ飛ぶ。というかこのポジションはほとんど俺の妄想だけどね。


4755 楽天 ¥596(△¥2)
空売)¥602×4000(含み益¥24,000
空売)¥601×20000(含み益¥100,000
空売)¥600×12000(含み益¥48,000
空売)¥599×4000(含み益¥12,000
空売)¥598×4000(含み益¥8,000
スマホ事業をAUに売却するか、はたまたソフトバンクに売るかしか、存亡の道はない気がする楽天。でもSBは本体が大変なので無理だろうし、AUとすれば相当に買い叩くだろうから、全然大赤字解消は無理。流石にファンドとなると敗戦処理になるからね。いずれにしても2023年はヤバイとマジで思う。なのでとりあえずの売り建て。

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9843 ニトリ ¥16,940(▲¥240)
買)¥16,910×500
買)¥16,900×1500
買)¥16,880×500
売)¥17,120×1000(+¥225,000
売)¥17,035×1500(+¥202,500
円高が進んで買い優勢。地合いが良ければ、つまり円安なら売られるという銘柄だけに、我慢しても良かったけれど、まぁ、いいか。


前場の収支:+¥3,560,000


雑感彼是

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アイキャッチ画像にイーロン・マスクを掲載したのは、俺的には2022年の主役(マン・オブ・ザ・イヤー)はこの人だったと思ってるから。ゼレンスキーとかプーチンとかは論外だしね。良くも悪しくもマスクの年だった気がするし、まだまだ2023年は何をしでかすか分からない。俺としてはこういう人がでてくることで、左右は関係ないという時代が来ると良いと思うんだよ。

一方日本は本当に酷い。強いて挙げれば日銀黒田総裁かも。もちろん故安倍総理と言いたけれど、あの事件は途方もない陰謀が隠れてる気がしてならないんだよ。第一トウシロウで何の経験もない人がネットを見ただけで殺傷兵器を作れるのか?って言うと、まず適度な距離から命中させることは不可能だと思うし、真球に近い弾丸をまっすぐ飛ばせるような仕掛けが作れるとも思わない。

その後、あの出しゃばりの昭惠夫人が沈黙しているのは相当に不自然!

まぁ、この件に関しては執拗に追いかけてるジャーナリストもいるので、これ以上書けないけれど・・・。

と言うわけで最終日、いろいろ考えることもあるだろうけど、まぁ、年忘れですよ。