エントリー(ポジション建て)の秘訣はデイトレ手法
- 2019.06.15
- 投資手法
個人投資家にとって、「株式投資の基本はデイトレードにある」と言っても過言ではありません。特に短期投資でのエントリー(ポジション建て)は、デイトレ感覚を無視すると勝率は極端に落ちてしまいます。
今、恐らくデイトレートで勝ち組に回るのは、相当に難しいと感じている個人投資家が大半なのでは?
「勝ったり負けたり」で、利益をコンスタントに積み上げるのは、一般的なデイトレ手法では難しいかもしれませんね。
その理由はズバリ・・・
ザラバ中の「時間」を意識出来ていないから、です。
時間を意識するとは?
テクニカル(チャート)は、必ず遅行指標であるがために、タイミングが遅れて買い負け(売り負け)してしまう・・・。デイトレードで、高速取引が当たり前の現代の板では、チャート(テクニカル)取引は有利なポジションがなかなか取れない時代。
なので、プロの時間による売買に、ジャストタイミングで乗ることが勝つための条件となってきます。
株価を動かすのプロの仕事
先物と連動した海外短期筋、そして国内証券のディーリングなどプロと呼ばれる人達は、株価のボラティリティを大きくすることで、利鞘を抜くのが仕事です。
従って、方向が決まれば、需給を見ながら買いまくる(売りまくる)ことで値幅を出し、目標の値幅が出ると利食いをする、というディーリングの繰り返しとなります。
そうしたディーリングにはパターンが生じやすく、地合いやセンチメントにもよりますが、現実には数パターンの時間による傾向が必ず生じます。
証券ディーラーは外資に乗る
主に資金力のある海外の短期筋(ヘッジファンド・投資銀行のディーリング)が、ボラティリティの主役となり、先物と連動させながら、ある程度規則性を持って取引しています。
そこで、国内証券などのディーリングは主として海外勢に乗る形で、ボラティリティを拡大するような動きをしてきます。
なぜなら、国内証券ディーラー程度の資金力では、主力銘柄では歯が立たないからです。
市場の主役はいつでも大きな資金力、なのですね。
デイトレードは相乗り戦術
そうした現実を考えると、ただ闇雲にテクニカルだけで挑んでも、個人投資家の勝ち目は薄いと言わざるを得ません。大事なのは、そうした海外短期筋のパターンを時間で捉えて、相乗りをすること。
ザラバでの株価はどうなるか分からないものではなく、大きな資金によって動きが決められるものなのです。
たとえば・・・
朝寄りで「売り」から入れば、個人投資家の投げを誘いますから30分程度は相場は落ち着きません。また「買い」で入れば、一度は売り圧力を吸収するような下落を誘うはずです。
そうしたパターン化された短期筋の行動を把握できていれば、エントリーポイントの精度は格段に向上します。
それが時間を意識するということです。
エントリー(ポジション建て)ポイントは決まっている
大きな資金でボラティリティを作り出す海外短期筋は、その資金量からある程度取引のパターンが限定されてきます。地合いにも寄りますが、一方的な相場でない限り、基本的に2%以上上昇すれば必ず利食いしてきます。
そのことを念頭に置いて、上昇の頂点近くの揉み合いで売りエントリーをする、下落の底値付近の揉み合いで買いエントリーするという手法が有効です。
ただし、ザラバ中の天井や底値の判断をどうするのか?という課題について短期筋の行動パターンを予測するために時間の概念を取り入れることが、重要になってきます。
すなわち、ザラバでは、エントリーポイントは(ある程度)時間で決まっていると言うことになります。
時間軸と銘柄選定でデイトレを指導する唯一の教材
この教材のページにはこんな質問がありました。
もちろん、答えられるならばこのブログは大きなお世話かもしれないですね。しかし、よくわからなかったなら・・・まずデイトレで勝てていないと思います。
ですからここから先は、そんな短期投資志向の個人投資家の皆さんに読んでほしいと思っています。
紫垣デイトレード塾
「デイトレードは絶対に”時間軸”で見なければならない」という紫垣氏の信念のもとに、デイトレ技術においてプロの手法である「時間軸」を導入した私の知る限り唯一の教材が
だと思います。
その原点は「デイトレードにおいてプロはテクニカルを気にしていない」という現実にあります。長年、ザラバを見続けて様々なケースを体験してきて感じることだと思いますが、実際にはプロでなければ分からない、「プロの相乗り」という事実があるからです。
ぶっちゃけ、それをするからプロは勝てるわけですね。
ザラバ中の値動きをみて、地合いに応じて株価変動のパターンがあることに気づくと思いますが、この教材では「時間軸で見る」と表現しているわけですね。
エントリーポイントをマスターするために使うべき
私も日頃実践していることですが、デイトレードはエントリー(ポジション建て)ポイントが命です。一日の値動きの中で、勝てるポイントと負けるポイントが存在するからで、それはとても説明するのが難しいわけですが、明らかに体系的な手法が存在すると思っていました。
毎日のザラバ張り付きのなかで、なんとなくそのことを意識しだしてからは、ひたすらにザラバでは、エントリーポイントを探ることに集中しています。
つまり、デイトレで勝てるエントリー(ポジション建て)ができる個人投資家は勝ち組と断言してもいいと思っています。
改めてこの紫垣デイトレード塾を眺めてみて、「これはエントリーポイント(ポジション建て)をマスターするために使うべき」と思いました。
値幅が獲れるワンナイトにも最適
私の投資手法は、ザラバでできるだけ有利なエントリーポイントで建て玉をして、ワンナイトでデイトレード以上の値幅を狙う、と言うものです。
オーバーナイトするわけですから、デイトレードのテクニカルだけではなく、米国市場のセンチメントや世界経済の動向をリサーチする必要があるわけで、トレンドを必要以上に意識しなければなりません。
しかし、声を大にして敢えて言うとするなら、逆目になったときの損失が、良好なエントリーができていると格段に少なくて済む、と言うことです。
勝つときは大きく獲れて、負けるときは最小限に抑えることができる手法は唯一、ポジショニングにしかないと思っているからです。
そのためにも、紫垣デイトレード塾でデイトレ手法を体感することが、どれほど有益か、と考える次第です。
第一人者が推薦文を書いている
業界の「御大」と言われる北浜先生の推奨はなかなかいただけるものではありません。これこそが信頼の証です。
ラジオ日経で有名な現役プレーヤー兼評論家の第一人者です。「とれとれTV」は有名で、自らの失敗を隠さない実況は大人気です。
デイトレや短期投資で勝ち組浮上を狙うなら
デイトレやワンナイト、スイングも含めた短期投資で勝ち組浮上を狙うならば、エントリー(ポジション建て)ポイントのマスターは必須だと思います。
短期投資はポジション建てが命、と個人的には考えていますが、
この教材は明かされることがなかった時間軸の概念(プロの投資行動)を堂々と掲げた極めて有益な教材と判断したので、推奨いたします。
もちろん初心者の方でもこの教材は株式投資全般についての詳細な解説がありますから大丈夫ですね。
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