日本社会の平和ボケと日米株式市場と

日本社会の平和ボケと日米株式市場と

安倍元首相の暗殺、そして今日の岸田首相へのテロ行為(暗殺未遂!?)と、やはり何か日本社会に変な風潮が生じているかも、と思わせる今までにない事件が連続した。なぜだかよく分からないけれど、この二つの事件の背景は別にしても完全にテロ行為だろう?元首相と現首相という日本の政治の中心にいる政治家を狙うという事態になったわけで、これは他国であればそれこそ大騒ぎになってるはずだけど、日本はどうか?というと妙に落ち着きすぎてないか!?

今回の件だってネットニュースでは「(犯人を取り押さえた)漁師のおっちゃん着用のワークマンの防寒ベストに注目が集まる」とか言う内容をいち早く掲載いたりしてる平和ボケっぷり。統一地方選の後半戦が始まろうというこの時期に首相が襲われるというのは、犯人の背景はどうあれこれは日本社会の攪乱であり、まさにテロなんだよ。

つい先日自衛隊ヘリが墜落したばかりだけど、乗っていたのは数千人の部隊を率いる師団長以下幹部8名・・・。事故(操縦ミス)の線が濃厚と言われてるけど、普通に低空飛行しているのを目撃され、映像撮影もされた数分ごの出来事だった。俺自身も他国の攻撃の可能性もすぐに考えて文章にしたけれど、そう考えてもおかしくないほど、今の日本にはC国のスパイがうじゃうじゃ普通に暮らしてる。そして日本版スパイ防止法を主張する政治家の代表である高市早苗議員が、国会で行政文書を巡るくだらない追及を受けたり、統一地方線前半戦で奈良県連会長としての責任を厳しく追及されたりね。完全に追い落としをはかってる勢力がいるよ。

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今の米国は完全に民主党派と共和党派で社会のあらゆる分野で分断が起きているけれど、自民党だって同じことが起きていても不思議じゃないし、そこに親中勢力も厳然と存在するわけで・・・。なんか嫌~な感じがするのは俺だけなのかな?

岸田首相がどんな政治家であるか、と言う前に仮にも日本の民主主義で選ばれた首相であることに変わりはなくて、その人までもが暗殺されそうになったという事態は、もっともっと重く受け止めないといけないんじゃないか、と思うけどね。安倍元首相暗殺の背景も警察庁や関係者は裁判が始まるという理由で国民に説明しているとは言い難い。けれど政治家暗殺に関しては裁判云々の前でも国民にスタンスを明らかにする義務はないのか?って言いたいけれどね。

なんか、今の日本ってよく分からない社会になってないか?

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さて週末の米国市場と夜間の日経CFDの動き。寄り付きから底を見に行って米国市場は戻り調子で引けたけれど、日経CFDは思った通り円安を背景に落ち分を全消ししてプラスで着地した。もちろん、週末のポジションは大外れってことで結構イラついてるんだよね。こうなったら金融株を朝買って穴埋めするしかないかなと。ほぼ全ポジドテンしてもいいくらいに考えてる。

もちろん米国景気はまだまだ悪化すると思うけど、FRBが利上げを終了したら投資家は目先株を買うのかな。その時に日本市場独歩高でいま日経平均が6連騰してはしゃいでいるけれど、今度は円高方向の動きに変わると思うから、せいぜい来週いっぱいかなと言う気がするし、いいところ¥29,000くらいじゃないか?って思ってるけどね。

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まぁそれもこれも日米ともに決算の内容次第だと思うけれどね。そういう意味では、上にしろ下にしろ大分見通せるようになってきたんじゃないかなと思ってます。後はFOMCで利上げした場合の直後の雇用統計で相当見通せるようになると思うし、それまでにドル円がどうなってるか?ってことだよね。

米国は金融がまだまだ危険いっぱい。不動産関連の地雷はもう秒読みかもしれないし、そうなったとき連鎖する銀行なんかたくさんあるだろうし。なので日本株だってロングで安心というのはまだまだのような気がするけれどね。

兎に角、いまの相場も社会もなんか居心地わるいよなぁ・・・。