プラ転で日本株は強さを誇示!:6月26日(月)前場

プラ転で日本株は強さを誇示!:6月26日(月)前場

日経平均株価 ¥32,846(△¥64)

強い相場を象徴するような前場の日本株の値動き。



前場の相場概況

なぜ米国ダウは揉み合いを抜けれないかと言えば、それはもちろん米国経済が決して楽観できる状態ではないと投資家は考えているから。一見落ち着いたかに見える銀行危機はいまだに日に日に悪化しているわけで、FRBは銀行に対してとんでもない金額の融資を止められないでいる。ここが、株式市場の大きな問題点で、実態は非常に厳しいのにそうしたニュースや情報には触らないのだ。

理由としてはイエレン財務長官が現実は悪いと分かっていてそれでもポジティブな発言を続けていることにある。それが政府・民主党の方針であることに忖度しているのだと言える。

片や生成AI効果でハイテクは極めて強い動きになっているけれど、これがどれだけ景気を回復させる効果があるのか、または業績を押し上げるのかは未知数であるし、それこそが米国の景気次第と言うことだと思う。楽観するのは結構だけど、米国の消費者は20%もの金利になってしまったカードローンを返済しているのだ。

さて日本市場は相変わらず強い動きを継続している。日経平均は25日線にタッチすることなく反発し、前場に引けてみれば△¥64と余裕でプラス圏に復帰している・・・。強い相場は往々にしてこうした値動きになるのだろうけど・・・。

リバランスの売り圧力の次は配当分の再投資、と言うことで、楽観的な雰囲気になっているのだが・・・。

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前場の取引とポジション

1570 日経レバ ¥20,360(△¥105)
空売平均)¥21,042×3280
買戻)¥19,800×3280(+¥4,070,000
空売平均)¥20,234×2080(含み損¥262,000
週末に週初はリバウンドと見て他銘柄を手仕舞いしたけれど、GDスタートの可能性も見てレバだけを持ち越した。結局米国市場が弱かったこともあって、日経CFDは買われずに朝寄りはGDから売られる展開になったので結構悔しかったけれど、一旦利食いしておいた。その後強い相場だけあって日経は一気にプラス圏から¥100高まで。やはり強気相場はこういう展開になるなと思った。

でも高値での大陽線はそれなりに効くものだというのは師匠の言葉で、この局面はその言葉通り売り上がって様子を見ることに。担がれたのは仕方ないけれど、相変わらずのハイボラ相場に少々呆れてる。

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8306 三菱UFJ ¥1,010.0(▲¥7)
買)¥998.0×20000(含み益¥240,000
買)¥997.0×20000(含み益¥260,000
買)¥996.0×20000(含み益¥280,000

8316 三井住友 ¥5,957(▲¥8)
買)¥5,900×6000(含み益¥342,000
買)¥5,898×2000(含み益¥118,000

日経平均は新値の嵐だけど、メガバンクは日銀が政策変更をしないために、出遅れていると思われるから、UFJの¥1,000割れは短期的には買ってもいいと思ったし、三井住友はさらに出遅れているのでね。日銀がYCCに手を付けるだけで結構反応しそうだけどなぁ・・・。

反面米国の銀行の状態が非常に悪化しているから、この調子では夏前にもひと騒ぎになりそうな雰囲気はある。そうなる前に弄るのを止めたいけど。

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4755 楽天 ¥481.9(▲¥7.6)
空売平均)¥522.2×60000
買戻)¥480.0×60000(+¥2,530,000
さて楽天だけど、朝寄りから思い切り売り物が来て買い戻した。この銘柄そろそろ警戒しないといけないのは、下値で拾われること。恐らくこうなってくると外資が拾い集めて買い叩こうとするのでは?何らかの動きがあっても不思議じゃないと思うので。三木谷氏のことだから、身売りも検討してると思うけどね。まずはモバイルを切り離してSBGとAMAZONの競争かな?なんて想像してるけどね。もうこれ以上は好きにしてくれ、という感じ。

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9432 NTT ¥4,147(△¥27)
現買)¥4,013×20000(評価益¥2,680,000
現買)¥4,058×5000(評価益¥445,000
現買)¥4,092×15000(評価益¥825,000
もうすぐ分割!さてどうなるか楽しみだけどね。


前場の収支:+¥5,240,000


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雑感彼是

プリゴジン氏率いる傭兵軍団のワグネルが、ロシアに対し反旗を翻したことで世界中が騒ぎになった。しかしプーチンが罪を問わずとしたことで、戦線を離脱しプリゴジン氏はベラルーシへ出国すると伝えられたけれど、その後の消息は不明。暗殺説も飛び出して、結局傭兵軍団のクーデターは頓挫した。

世界はこれによってロシアで内戦がおこり、ウクライナ戦争が停戦するのでは?と期待したけれど、週明けには沈静化し市場に影響することはなかったよね。

また一説によればプーチン専用機が不可解なフライトをしているという情報もあり、プーチン自身が身の危険を感じているのかもしれないし、恐れているのは米国の工作なのだろうと思う。そういう意味でワグネルもまたそうした可能性がないとは言えない。

と言うわけで、何事もなかったように始まった株式市場は、後場さらに上値追いの予感。