今夜は七夕、でもダブルトップ攻防!:7月7日(金)後場
- 2023.07.07
- トレード日記
日経平均株価 ¥32,388(▲¥384)
6月27日¥32,306を割れば目先ダブルトップという攻防
後場の相場概況
雇用統計ナイトの週末。ADPがサプライズ的な雇用数急増で米国市場が揺れた昨夜に続いて、今夜の雇用統計は民間雇用プラス政府雇用ということで、ADPと同じ傾向となると大幅な増加もあり得る。その場合は利上げは決定的となり、瀬戸際で踏ん張ってる米国経済にとっては、先行き不安が一気に台頭する場面。
株価が上昇してくると、景気後退やリセッション入りの議論が楽観で薄れてくる。しかし、原点に立ち返れば、2%金利が6%、8%の金利水準になって、景気が後退しないはずがないし、企業向けの市中金利が10%に近付き、個人のカードローン金利が20%に跳ね上がってる米国経済がこのまま何事もなく回復に向かうと考える方がどうかしてると思う。
いやいや株式と景気は関係ないみたいな変な理屈まで飛び出してくるようでは、やはりどう考えても「景気後退ー株安」は免れないだろう。そうした正常な議論に立ち返る入り口が今夜の雇用統計なのだ、と思っている。
一方の日本市場は、欧州勢の資金シフトが終了すると、その途端にもみ合いに突入したわけで、この相場を持ち上げるには米系資金が入ってくるか、国内勢が買いに向かわない限り難しい水準だと思う。折しも株主総会ではメガバンクの株式持ち合い批判も出ているし、メガバンクは持ち合い解消の方向になる。
それに加えてどうやら日本の政治状況も風雲急を告げる事態になりそうな雰囲気になってきた。とにかくLGBT法案を無理やり通したことで、岸田政権は多くの政治家の支持を失い、マイナンバーで国民の支持を失った。そのなかで解散もせず、秋には内閣改造でお茶を濁し、増税まっしぐらという無理筋を通そうとしている。
ただでさえ、岸田政権は馬脚を現したどころか、腹心のとんでもないスキャンダルが飛び出して、なおかつこの後に反社絡みのスキャンダルまで出ると言われていて・・・。もう岸田政権は終わりだと思う。
前場にも書いたけれど、もしも揉みあいを上抜けるとすれば、岸田辞任相場なのだと思うけど・・・。でも米国もこのままでは持たない感じだし・・・。何やら世界は大分キナ臭くなってきた。
後場の取引とポジション
1570 日経レバ ¥19,815(▲¥425)
空売平均)¥20,031×2640(含み益¥570,0000)
前場で往復で獲れた日経レバは後場は売り建てようと思ってたけど、変なGUスタートになってしまって調子が狂った。他銘柄を売りながら、売り建ててもここらが精いっぱい。しかも売り平均は大分低くなってしまった。こういう時は勝負すると決めた以上、もう株価は関係なくもっと徹底しないと玉数が建てられない。
8058 三菱商事 ¥6,832(▲¥83)
空売)¥6,900×4000(含み益¥272,000)
空売)¥6,896×4000(含み益¥256,000)
8031 三井物産 ¥5,236(▲¥75)
空売)¥5,280×4000(含み益¥176,000)
空売)¥5,270×4000(含み益¥136,000)
商社を象徴するような動きになっているのが物産で、原油は調子いいのに売られるということに着目したんだよね。そうなると物産はいち早く25日線を割ってきたわけで・・・。他の商社株も迷ったけれど、売りたいセクターがたくさんあったので無理だった。
7270 SUBARU ¥2,615.5(▲¥66.5)
空売)¥2,680.0×4000(含み益¥258,000)
空売)¥2,660.0×1000(含み益¥44,500)
空売)¥2,659.0×1000(含み益¥43,500)
空売)¥2,658.0×2000(含み益¥85,000)
空売)¥2,652.0×4000(含み益¥146,000)
空売)¥2,651.5×2000(含み益¥72,000)
米国経済に対する懸念となるとSUBARUが筆頭銘柄になる。しかもじりじりと円高に動き出した為替。でも売ってみたけれど、これほど売り物が出てくるとは思わなかった。久しぶりに売り坊冥利に尽きた板だった。
7203 トヨタ ¥2,299.5(▲¥27.5)
空売)¥2,319.0×4000(含み益¥78,000)
空売)¥2,318.0×4000(含み益¥74,000)
空売)¥2,317.5×4000(含み益¥72,000)
空売)¥2,317.0×4000(含み益¥70,000)
空売)¥2,315.5×4000(含み益¥64,000)
空売)¥2,314.0×4000(含み益¥58,000)
日経平均はダブルトップになるか否かの正念場。ならばトヨタのチャートもそうなってもおかしくない!業績も将来性も自動車メーカーでは断トツと思うけど、相場だからね。ここは勝負と思った次第。
8035 東京エレクトロン ¥20,205(▲¥275)
空売)¥20,585×2000(含み益¥760,000)
空売)¥20,555×1000(含み益¥350,000)
6857 アドバンテスト ¥19,970(▲¥325)
空売)¥20,180×1000(含み益¥210,000)
空売)¥20,150×1000(含み益¥180,000)
今夜もさらに米国長期金利が上昇する可能性がある以上、売らないわけにはいかなかったけれど・・・。今日は例のソシオでラッキーパンチが当たったけれど、あそこはプラスで引けてる。けどね、あれを持ち越すのはヤバイんじゃないか?と思って見てたよ。
半導体は売られると思う。けどレーザーとルネサスは弄れなかった。特にルネサスは動きが違うからなぁ・・・。
6954 ファナック ¥4,753(▲¥82)
空売)¥4,834×4000(含み益¥324,000)
空売)¥4,830×2000(含み益¥154,000)
空売)¥4,827×2000(含み益¥148,000)
6758 ソニーG ¥13,005(▲¥140)
空売)¥13,085×4000(含み益¥320,000)
久しぶりにファナックを弄ったけれど、すでにかなり売られてるんだよね。ソニーは例によっての売りだけど。ファナックはもしかしたら下抜けるまであるかもしれないし、ソニーも何か材料出ないとズルズルいきそうな気がする。
9432 NTT ¥166.2(▲¥0.8)
現平均)¥163.95×1500000(評価益¥3,375,000)
何やら風前の灯!
本日の収支(前場・後場合算):+¥10,530,000
雑感彼是
いよいよ相場の流れが変わってきたかな?と感じたのが昨夜の日経CFDの動きだった。欧州系の資金が中国からシフトしてきて日本株を買った。けれども米系資金はそれに続くことはなかった・・・。そんなのは当たり前で、ここで買いに入るということは欧州勢を喜ばせるだけで、米系はババを引く可能性が高いからね。
となると、日本市場に対し米系は仕掛けてくる、というか相場の水準を下げたいと思うのは当然だろう。そこを短期筋も突いてくるんじゃないか?と思ったわけだよね。
ただし、そんなことはただの想像に過ぎないから、本当にそういうシナリオがあり得るのかは、とにかく6月27日の日経平均¥32,306を下回らないと、下回って目先のダブルトップを確定しないと話にならない。
それでそうなる可能性があるのは、今夜の米国雇用統計で良好な数字が示された場合だろうと思ったわけだよ。まさか大引けにかけてこれほど売られるとは思わなかったから、可能性は半分くらいかなと思っていた。けれども昨日今日の相場は今までとは違うと感じていたし、どこかで売り勝負、というとで考えていた。
本来昨日のポジションを前場に手仕舞いしないで持ち越さないといけなかった。でも確信が持てずに弱気になって手仕舞いしてしまったんだよね。で、幸いにも前場に上値追いになったので思い直してて後場は勝負をかけた。けれど、売り切れなくて中途半端なポジションになってしまった。
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