只今ブレイク中!うん?もう遅い?危ない?「オトナブルー♪」

只今ブレイク中!うん?もう遅い?危ない?「オトナブルー♪」

いやはや、久々の衝撃、というかいい歳して恥ずかしさもあるけれど、とにかくこういうのもアリなのか!?ってもう何十回聴いたろ?


何から書いていいか分からんけど、この事務所、相当来てるというか行っちゃってるというか。今の時代、今の時期、こういうコンセプトを打ち出すのかぁとショック!セーラー服に腕章付けるってまるで大学の応援団みたいじゃないか?ガールズボーカルユニットならばチアリーダー風とか、秋元張りの48風とかじゃないんだよなぁ・・・。大昔流行ったナメ猫を思い出したよ。でも当時は暴走族というか、そういうイメージだったけれど、これはそれとも違うね。

Advertisement

SNSで盛り上がるって、日本エレキテル連合とかピコ太郎とかそういう類ともちょっと違うのかもしれない。だってアルバムを4枚もリリースしたユニットだし、事務所も相当試行錯誤して狙った観がある。彼女たちの履くソックスに「青春日本代表」とか書いてあるのがとめどもなくダサイけど、そこが味になってるか?

リードボーカルのSUZUKAの歌い方って舌がぐるぐる回ってて、何とも言えない雰囲気で。そして極めつけは、何とも妄想を掻き立てられる「振付」でね。これなんか完全に狙い一発という感じ。最初見たときにビックリした。しかも冒頭で・・・。

それで・・・時々こういう際物というか、今の世の中をおちょくってるような歌詞の内容。正直思い切り危なくて、危ないと言えば椎名林檎とかかもしれないけれど、こっちはSNS受けしやすいようにダイレクトな危なさがある。

Advertisement

俺なんかの若いころなら、今みたいな煩いことも言われなかった時代だったし、民送で上半身の女性のヌードなんか毎日のように放送してたしね。それが時代とともに放送倫理となって仕舞いにはLGBTとなった。そういう時代の流れの中で、女子学生は男子よりも断然大人びるのが早くて、どんどん大人の世界との境界を崩してきちゃう。法規制も厳しくなる半面、ネットやSNSが時代の捌け口のようになってる。

そこをダイレクトに遠慮しないで表現してしまった彼女たちの所属事務所の大胆な狙いが、覚えやすいメロディーと意図的に休符を入れない歌唱で一度聞くと頭から離れない。癖になる。

そう、SNS時代で売ろうと思ったら癖になるようなメロディと歌詞が不可欠だからね。「新しい学校のリーダーズ」というグループ名も変わってるし、曲のタイトルはピカ一!背伸びをするという意味での「大人ぶる」と憂鬱の意味での「ブルー」を掛けた【オトナブルー】と言うタイトル。

今の時代に無理矢理押し込んだな、と言う気がするユニット。でも2発目のヒットが出せるのかなぁ・・・。