日本株を買う根拠不足！：7月18日（火）後場大引け
- 2023.07.18
- トレード日記
日経平均株価 ￥32.493（△￥102）
米国市場との連動買いは続かず・・・買う根拠不足。
本日の相場概況
週初に日本市場は、最近になくイージーな感じでデイトレできたと思われる値動き。まず週末の米国主要銀行の決算が好調だったのに加え、ユナイテッドヘルスが良かったことで、安心感が出ていたから、その流れで日本市場は寄り付きから買われた格好。これは読みやすかったというか、朝寄りから勝負した投資家は、いい結果だったに違いない。特にメガバンクは良く買われただけでなく相当短期資金も投入されたのではないかな。
これが大引けにかけて結構値持ちが良かったのは、今夜またバンクオフアメリカやモルガンスタンレー、バンクオブニューヨークメロンと言った大手銀行の決算が控えてるから。ところが問題児のチャールズ・シュワブもあるので、気になるよね。良い決算が出るはずもないけれど、それで売られるのかは未知数。
そして商社株もまぁまぁの動きになったけれど、この陽線で短期トレンドが転換するかはかなり微妙な感じ。上値は重そうに感じるけれど、何か材料となるようなニュースが出ればいいけれど、今の時期はあまり期待できない。
自動車はまずまずだったけれど、電子部品が短期トレンド転換したかもしれない。でもまだ分らない。
さて、野村が日本株の行方を大胆に予想したね。
何やら期末までに日経平均は￥38,000だって言うもの。これは単純に野村の勘であって、さしたる根拠は提示されていない。野村はこういう軽率なことを平気で言うようになった。
影響は決して小さくはないと思うけれど、今後のことを考えると、野村って公営ギャンブルの予想屋みたいだなと。こういう記事を出してくるなら同時に日経225構成銘柄のレーティングを上げたらどうなんだ！？って言いたくなる。もう野村は3流証券に堕ちたなという感じ。
本日の取引とポジション
1570 日経レバ ￥19,935（△￥125）
買）￥19,855×3000
売）￥20,150×2000（+￥590,000）
売）￥20,135×1000（+￥280,000）
今日のポイントは日経平均が買われるという想定にあった気がする。流れからして当然そう読むべき地合いだったし、事実朝寄りから十分に買いが入った。けれども、とにかく今週末の政策決定会合でYCC変更が取り沙汰されているから、25日線を目指せる動きにはならなかったし、引けてみれば日本市場の上値が相当に重いという印象だけが残った感じ。
時間があれば当然売り建てたろうと思うけれど、今日は外せない仕事があって、前場の10時過ぎから大引けまで、ザラ場から離れたからね。どうすることも出来なかった。
8306 三菱UFJ ￥1,083.0（△￥25）
空売）￥1,064.0×8000
空売）￥1,063.5×8000
空売）￥1,063.0×8000
空売）￥1,062.5×8000
空売）￥1,062.0×12000
空売）￥1,061.5×4000
空売）￥1,061.0×16000
空売）￥1,060.0×4000
買戻）￥1,058.5×68000（+￥252,000）
買）￥1,058.5×40000
売）￥1,077.0×20000（+￥370,000）
売）￥1,075.0×20000（+￥330,000）
8316 三井住友 ￥6,406（△￥131）
空売）￥6,308×2000
空売）￥6,305×4000
空売）￥6,300×4000
空売）￥6,290×4000
買戻）￥6,276×14000（+￥332,000）
買）￥6,276×10000
売）￥6,400×10000（+￥1,240,000）
8411 みずほFG ￥2,274.5（△￥61）
空売）￥2,223.5×4000
空売）￥2,222.0×2000
空売）￥2,221.0×2000
空売）￥2,220.0×2000
空売）￥2,218.0×6000
空売）￥2,217.5×4000
空売）￥2,215.0×4000
買戻）￥2,213.5×24000（+￥134,000）
正直米国のメガバンクはもう少し決算が詰まると思っていたけれど、1月ー6月に起こったことを考えると、出来すぎた決算だった。けれど発表は米国ダウの大引け後だったので、日本の3メガバンクの朝寄り気配は高くならず、非常にラッキーだったと思う。
どうせ俺のことだから、後場ザラ場に張り付いていられたなら、多分売り持ちしたと思うけど、事情が許さなかったのは、神様の思し召しだったりしてね。
兎に角今日はノンポジです。
本日の収支：+￥2,660,000
雑感彼是
今回の米国企業決算は後半戦を占う分岐点であると思ってる。今年も半分終了して企業決算がどうなったのか？これを真剣に観ずしてポジションを建てる方針が決まるはずがない。反面日本企業の決算は良好だったに違いないから、問題は日米の決算の差をどう考えるかで勝負は決まって来るのではないかと思う。
そして恐らく米国企業決算は芳しくないだろうし、日本企業も内容をよく見ると為替差益だけだった、ってことになるんじゃないか？それが明らかになるのが8月に入ってからだと思うけど、それまでは揉みあう展開になるだろう。
特にこれから日本は消費が相当に厳しくなる。もちろんそれ以上に米国の消費は急降下するかもしれないと思っていて、いよいよリセッションを意識した相場になるはず。
そういう雰囲気になったとき26日にはFOMC、28日には金融政策決定会合という日程に突入する。
それまでは我慢の相場が続くと思うけどね。
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