前場押し目買い優勢！かなり強気な値動き：7月21日（金）前場

日経平均株価　￥32,417（▲￥72）

前場の相場概況

米国メガバンクの決算が良かったのは、裏を返せば地銀金融危機の恩恵でもあるし、FRBの利上げの産物でもある。でも普通に考えたらメガバンクが儲かるときって一般企業や個人はその分だけ厳しくなってるという意味だよ。景気減速下でも好業績の企業はあるだろう。けれどそれはあくまでも個別の問題であって、個人消費や小売売上高、それに雇用は崖が目前にある。そのことを意識しないとヤバイけど、これから来年にかけての局面は、それだけじゃ済まない気がするけどね。

と言うわけで、日本市場は僅かにCFDが連れ安して返ってきた。こういう場合は基本的には売りが先行するわけで、何かなければ寄り底というのはなかなかないしね。けれども寄り付き後10分ほどで反転し始めたわけで、この下落が日本市場の要因ではないので、反転するのも読めるんだろうけど・・・。

ただしこうした値動きで短期上昇トレンドが継続するという判断はなかなかできず、それに問題なのは前引け後のCFDがどう動くかが分からないというのもあって、日経レバの戻り売りを少し入れて様子を見ようと。

気になるのは米国決算で、ダウが9連騰を達成してしまったこと。こうなってくると決算次第と言う事なのだろうから今夜の10連騰が否定できなくなった。FRBの利上げの問題も絡んでくるし、本当に方向感が難しい。

前場の取引とポジション

1570 日経レバ　￥19,800（▲￥50）
空売平均）￥19,948×2080
買戻）￥19,500×1080（+￥480,000）
買戻）￥19,450×1000（+￥500,000）
空売平均）￥19,677×1640（含み損￥200,000）
夜間の動きはヨタヨタで、下げ渋っていたけれど、NASDAQとSOXがこれほど下げたら、半導体製造装置関連は下げる。案の定特売りスタートだったので、待てる時間は十分にあったし、タイミングで手仕舞いした感じ。十分に値幅は取れた。そして戻りを我慢して待って打ったつもりが担がれてしまった。まぁ仕方ないし、場合によっては後場ロスカットかなぁ・・・。

8306 三菱UFJ　￥1,077.0（△￥6）
空売）￥1,089.0×8000
空売）￥1,088.5×8000
空売）￥1,088.0×4000
空売）￥1,087.5×8000
空売）￥1,087.0×8000
空売）￥1,086.5×4000
買戻）￥1,065.0×20000（+￥472,000）
買戻）￥1,064.5×20000（+￥452,000）　

8316 三井住友　￥6,366（▲￥77）
空売）￥6,525×4000
空売）￥6,520×2000
空売）￥6,516×1000
空売）￥6,514×1000
買戻）￥6,370×2000（+￥290,000）
買戻）￥6,367×4000（+￥632,000）
買戻）￥6,361×2000（+￥318,000）

昨夜ダウが高かったので、まずロスカットかな、と覚悟はしていたけれど、日本市場のムードで売られてくれた感じがあったので助かった。あとは日銀絡みだけれど、日銀は現状維持なんだろうなって思うけどね。植田総裁ってどうも政府・財務省をメチャメチャ意識しているような、そんな気がするのでね。

8058 三菱商事　￥7,054（△￥26）
空売）￥7,028×4000
買戻）￥6,990×4000（+￥152,000）

8031 三井物産　￥5,323（△￥11）
空売）￥5,312×4000
買戻）￥5,280×4000（+￥128,000）

完全に当てが外れた商社株。まぁ期待はしていなかったけれど、ロスカットにならないだけ、良かった。

6758 ソニーG　￥13,125（△￥50）
空売）￥13,250×4000
買戻）￥12,970×2000（+￥560,000）
買戻）￥12,950×2000（+￥600,000）
売り坊にとってソニーの存在はマジで頼もしいというか、こういう地合いでは間違いなく売りが先行してくれる。けれども調子に乗ってると材料一発で￥400高￥600高なんてこともあるので、それを覚悟してないとね。なので弱いと思ったらしつこく弄っておくことが必要と思ってます。

8035 東京エレクトロン　￥19,400（▲￥1,050）
空売）￥20,450×2000
買戻）￥19,250×2000（+￥2,400,000）

6857 アドバンテスト　￥19,905（▲￥1,085）
空売）￥20,990×2000
買戻）￥19,900×2000（+￥2,180,000）

6723 ルネサス　￥2,674.0（▲￥63.5）
空売）￥2,760.5×2000
空売）￥2,760.0×4000
空売）￥2,759.5×6000
空売）￥2,758.0×1000
空売）￥2,757.0×1000
空売）￥2,756.0×1000
買戻）￥2,635.0×3000（+￥366,000）
買戻）￥2,630.0×12000（+￥1,513,000）

半導体関連の昨夜の米国市場の動きは、予想してたなんて安易に言えないけれど、でもNVIDIA以外はそれほど強いとも思えなかったしね。とにかく生成AI用にグラフィクス専用のGPUが非常にマッチングするらしく、NVIDIAに注文が殺到して、1個数百万などというとんでもない値が付いた。けれど、基本的に数を裁かないといけない業界で、1社が特需になったと言って、全部が良いこともないし・・・。それでも今日はラッキーだった。

前場の収支：+￥8,640,000

雑感彼是

木原官房副長官問題で、亡くなった夫人の前夫の親族が記者会見を行った動画を見た。この件は突っ込めば突っ込むほどにドロドロになるんだろうなって感じたよ。とにかく死亡の件に関してはまともな捜査が行われなかったことは確実で、もちろんその時には木原氏は関係ないのだと思うけど、その捜査が出鱈目だからこうなってしまって、結局再婚相手の木原氏が関わってしまうことになったのでは・・・と思う。

けれども2006年の事件を再捜査し始めたのが2016年、本格的に大規模捜査に踏み切ったのが2018年10月で、その時には木原衆議院議員夫人の事件と分かってて、家宅捜索をしている。もちろん、警視庁幹部、警察庁幹部、検察、そして裁判所判断で令状が出たわけだから、何でもなかった、では済まされないはず・・・。裁判官も嫌疑を認めたわけだからね。

それが2018年11月には、数十人規模の大捜査班が突如解散！？なんじゃそれ？ってこと。

それを何故か文春がすっぱ抜きって、それが一番不思議じゃないか？しかも官邸に喧嘩売ってるようなものだし。

と言うことは、背後に必ず重要人物、大物がいると思うよ。そこが一番面白いところだね。