方向感のない地合いもニュース一発で・・・:7月21日(金)後場
- 2023.07.21
- トレード日記
日経平均株価 ¥32,304(▲¥186)
週末の買戻しは大したことはなかったのに・・・買いのマグマが溜まってた!?
後場の相場概況
後場にはプラス圏目前まで買い進まれた日経平均だったが、終日売られた半導体関連銘柄が足を引っ張って後場寄りのGUを引き戻してしまった。それでも短期筋の利食い程度の下げで、▲¥200程度で下げ渋った日経平均は、大引けにかけて週末のショートカバーで買い戻された。
けれどもこれと言って材料があるわけでもなし、米国ダウの10連騰には疑問符が拭えない状況では▲¥186が精いっぱいだった。
ところが大引け後、ブルームバーグにこんな記事が掲載されて、いきなり強烈な円安とともにあっという間に¥400ほど回復し、週初の大幅GUを示唆する展開に・・・。
そもそも、今回の金融政策決定会合では、YCCの変更をしてくるかが焦点だったけれど、植田発言によって金融政策現状維持が濃厚であったことは確か。しかしそれが、ブルームバーグのニュースとなって報道されると、途端に買い仕掛けスイッチがONへ。
ドル円も一気に2円近く円安となり、10年物金利はストンと下落した。この状況を今の段階で作るとなれば、ダイレクトに未曾有の金融緩和継続となり米国の利上げが確実視される中で、さらに金利差拡大と言うことに・・・。こうした状況の急激な変化は、買いのマグマが溜まってたとは言え、仕掛け的な動きをされた印象が強い。
いずれにしても、いきなり¥400近いGUとなると短期下落トレンドを否定するのに十分だった気がするけどね。もちろん、こんな動きは完全に予測の外ということで、乗れるはずもなかったけれど・・・。
後場の取引とポジション
1570 日経レバ ¥19,690(▲¥160)
空売平均)¥19,701×2280(含み益¥25,000)
買)¥¥19,690×2280(変わらず)
後場寄りから大きくGUされてロスカットがよぎったけれど、玉数もこの程度ということで週末売りを期待しての我慢。ザラ場のベンチマークとしてみていたファストリとエレク、SBGが弱かったこともあってそのまま我慢していたけれど、2時頃含み損が消えたタイミングで、買い玉を入れて両建てにしておいた。
日経平均のテクニカルで見れば、下落トレンド継続の可能性が高かったと思うし米国ダウの10連騰も信用する気にもならなかったのでね。ただ、まさかブルームの記事一つでこれだけ買い仕掛けされるとは、全くの予想外。タラレバが言いたくなるような現時点ので日経CFDの値動きだ。
こういうことがあるから相場は怖い。逆張りした個人投資家はウハウハな展開になりそうだけどね。前場の売り玉の手仕舞いは今日に限っては正解だったということだよね。
本日の収支(前場・後場合算):+¥8,640,000
雑感彼是
しかし・・・岸田首相はいつまでやる気なんだろう?あの顔を見るたびに本当に嫌な気分になってくる。国会も答弁なんかも、この人は意味が分かって答弁してるのだろうか?と常に感じるんだよね。所詮首相答弁は官僚や木原氏が書いた原稿を読んでるに過ぎないのかもしれないけれど、あの表情を見ているとメチャクチャ不安になる。
岸田首相、岸田内閣でいる限り、日本は独立国家としての体裁を整えられないと思うし、また岸田首相にその気は全くない。ただ米国の指示通りにしていれば、首相を長くできる、くらいの思慮分別しか感じられないのだよ。
岸田首相が総裁選に勝ったときから、こんな人物を首相にしてしまう自民党の浅はかさには本当にがっかりしたし、その時に書いた岸田批判は今読み起こせば120%当たってる・・・。
前任の菅首相に対しても、コロナ禍とは言え、ウポポイで本当に失望したし、学術会議の問題も、結局は中途半端なままで、批判をかわすだけとなっていたことにも大失望だった。
その後を継ぐように岸田内閣が誕生したけれど、その人事は日本を考えるというよりも宏池会という派閥の理論でしかなかったわけで・・・。宏池会は最も財務省寄りというか財務省そのものの派閥であって、そこから首相がでるならやることは増税しかないと・・・。これもどうやら120%的中しそうだしね。
それにはっきり言ってレベルが低すぎるところは英国の前首相ボリス・ジョンソン以上だね。G7で核放棄を話題にするためにウクライナに20兆円の支援を確約し、さらにLGBT法まで熨斗をつけたという・・・。
これを肯定すれば、日本人の民度が疑われるよ。
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