相場の落ち着きと円安で買われた日本市場：8月28日（月）後場

日経平均株価　￥32,169（△￥545）

後場の相場概況

その流れを大きくアシストしたのが米国債10年物金利の動きで、切り返す動きもあったけれど、結果的には後場にかけて4.212pまで低下したことも、△￥545を後場は維持する動きになったということだ。

そもそも今夜の米国市場ではイベントがなく、その意味では株式市場を巡る状況次第と言うことになるし、特段売られる要因は、別途ニュースが出ない限りは見当たらない。

なので、そういう条件を考えれば、今夜の米国市場は続伸で、明日の日本市場もそれを受けてのGUスタートになる可能性が高い。

日経平均を見れば、20日線が￥32,183で、引け値でこれをクリアしたことで上値目標は60日線の￥32,563ということにチャートでは読んでる投資家も多いだろうけど、問題は上値を追う理由が今一つ見当たらないという部分。

大引け後、日経CFDは￥50ほど上昇しているけれど、今夜の勝負は米国債10年物金利次第と言うことになりそう。日本株の先行きを考えれば、買って安心できる株価の位置とは思えないけれど・・・。

後場の取引とポジション

1570 日経レバ　￥19,450（△￥680）
空売平均）￥18,910×5600（含み損￥3,020,000）
買）￥19,450×600（変わらず）
買）￥19,400×2000（含み益￥100,000）
買）￥19,390×2000（含み益￥120,000）
買）￥19,380×1000（含み益￥70,000）
少し待ってみたものの、全然下がる（売られる）気配はないということで、今夜の地合いを考えると続伸の可能性が高いということで、またしても大幅含み損に落ち込んだ売り玉を放置することも出来ず、結局買いで両建ててヘッジすることにした。

ジャクソンホールは通過したけれど、結局金利は高止まり、または年内1回の利上げという条件は変わりはないわけで、そうなると基本的にはジャクソン前の株価なんじゃないかとは思うけど。雰囲気で行くからなぁ・・・。

8306 三菱UFJ　￥1,155.5（△￥19）
空売）￥1,156.0×4000（含み益￥2,000）
空売）￥1,155.5×4000（変わらず）
空売）￥1,155.0×4000（含み損￥2,000）
空売）￥1,154.5×8000（含み損￥8,000）
空売）￥1,154.0×8000（含み損￥12,000）
地合いが良くて買われたメガバンクという日だった気がする。けれど、依然として米国の金融環境は悪化したままであることを考えると、債券市場の動きはまだまだバタバタすると思うので、念のために売り建てしておくのが、俺の中では正解かなと。高値ブレイクの可能性もなくはないと思うけど、そうなったらなったで、気合を入れて玉を建てるつもり。

8058 三菱商事　￥6,999（△￥139）
空売）￥6,982×2000（含み損￥34,000）
空売）￥6,981×2000（含み損￥36,000）
買）￥6,982×4000（含み益￥68,000）

8031 三井物産　￥5,399（△￥95）
空売）￥5,390×4000（含み損￥36,000）
買）￥5,394×4000（含み益￥20,000）

8002 伊藤忠　￥5,514（△￥103）
空売）￥5,502×2000（含み損￥24,000）
空売）￥5,501×2000（含み損￥26,000）
買）￥5,495×4000（含み益￥36,000）

商社の動きは積極的な買いと言うよりはむしろ、地合いを反映した買いに対して売り物が少なかったことで上昇したという感じだった。持っていかれるのも嫌だったので、両建てにしたけれど、あまり意味はなかったかもしれない。まぁ、それも今夜の米国市場の動き次第だけど。

8802 三菱地所　￥1,810.5（△￥30）
空売）￥1,796.5×2000
空売）￥1,796.0×4000
売）￥1,810.5×6000（-￥86,000）　

8801 三井不動産　￥3,130（△￥59）
空売）￥3,114×2000
空売）￥3,113×2000
売）￥3,130×4000（-￥66,000）　

まだまだ、2カ月くらい早いのかもしれないと思い、あっさり引けで手仕舞いした。でも、日本でのマンション価格がバブルになっていることを考えると、やはり中国なんだよなぁ・・・。

本日の収支（前場・後場合算）：+￥2,800,000

雑感彼是

週末にいろいろ見ている中で、気になったのは来年の米国大統領選挙で、トランプ前大統領が立候補できるのか？と言う事。FOXを首になったタッカー・カールソンのインタビューで「暗殺される危険があるんじゃ？」という問いに対して、どうやらそのことをトランプ氏自身大いに警戒しているみたいで、最近は極力人前に出ないようにしているみたい。

勿論先日行われた共和党候補者の討論会もパスしてしまったけれど、やはり暗殺を警戒しているんじゃないかと思う。トランプ氏にしてみれば、シンゾーも暗殺されたし、本当にビビってると思う。実際、今のリベラルの連中（民主党）は選挙になったら勝てないと思ってるわけで、訴訟三昧やってるけれど、やればやるほど、トランプ支持率が上がってゆくという皮肉な結果になっている。

けれど、トランプが大統領選に出られなくなると、米国の分断はむしろ取り返しがつかなくなると思う。どの道、2024年は米国の将来を占う年になるだろうし、米国が風邪を引けば、即座に日本にうつるだろうから・・・。

株は上昇！？ってのも幻想にしか感じられないね。