週初買い優勢の日本市場、危うい雰囲気も:9月4日(月)前場

週初買い優勢の日本市場、危うい雰囲気も:9月4日(月)前場

日経平均株価 ¥32,899(△¥189)

米国市場が休場で週初、買い優勢が続く日本市場・・・危ない雰囲気がそろそろ・・・?

前場の相場概況

結局週末の米雇用統計が堅調と強引に評価した米国市場を受けて、週初の日本市場は真是か安心感が先行、先週の買い優勢が続くことになったらしいけど・・・。個人的にはこの買い優勢場面は結構危ういと感じてる。

そもそも、雇用統計の結論として、失業率が上昇したのは労働参加率が急増したから、と分析されている。米国民の生活がかなりタイトになって「求人があるうちに職に就こう」という労働者が増えたとか・・・。

かなりもっともらしい解説がなされているけれど、裏を返せば消費がタイトになっている証でもあるわけで、そろそろ個人消費も限界に来ていると判断せざるを得ないのではないかな?

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株式市場は景気の先行きを占うものと言うけれど、最近の市場は目先、足下の反映でしかないと思うし、そういう時と言うのは株式市場は意外に危険な状況なんだと師匠に教わったものだ。

なので、ここは楽観一本で海外勢(欧州勢?)の買いに相乗りしようという作戦もありといえばありだろうけど、あくまでも短期的目線で勝負するべきだと。ここで、ロング勝負とばかりに突っ込むのは怖いので、手数料無料口座で短期トレードに徹するべきと思うが・・・。

事業の経験がないと、今の米国経済の苦しさってはなかなか近いされないだろう。投資家にはなかなか理解できない部分なんだろうと思うけどね。

前場の取引とポジション

1570 日経レバ ¥20,315(△¥210
空売平均)¥18,970×6000(含み損¥8,070,000
買)¥19,815×4000(含み益¥2,000,000
買)¥19,810×4000(含み益¥2,020,000
目標の日経平均¥32,800を上回ったので売り始めることも考えているけれど、とにかく買い玉を外すタイミングでやらないと大変なことになりそうなので、少なくとも明日までは、このポジションは触れないかもしれない・・・。勝負は水曜かな?と思ってます。

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8306 三菱UFJ ¥1,202.0(△¥19)
買)¥1,159.5×40000(含み益¥1,700,000
買)¥1,193.0×40000(含み益¥360,000

8316 三井住友 ¥6,888(△¥98)
買)¥6,700×6000(含み益¥1,128,000
買)¥6,847×4000(含み益¥164,000

今日の地合いで鉄板らしきメガバンクを買いで入った。両銘柄ともに青天井相場に突入したので、売られるときはバサバサ売られるんだろうな?と思いながら板を眺めてます。メガバンクはある先からの日本市場を象徴するような銘柄だけに、常に注目し続けなければならないと思うけど、今週は水曜辺りからちょっとヤバイかも・・・。MSQのポジションにもよるけれどね。

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8058 三菱商事 ¥7,456(△¥121)
買)¥7,335×8000(含み益¥968,000

8031 三井物産 ¥5,595(△¥95)
買)¥5,499×10000(含み益¥960,000

8002 丸紅 ¥2,472.5(△¥53)
買)¥2,428.0×20000(含み益¥890,000

長い揉みあいを経て上値追いを始めた商社株。原油価格も嫌なところまで上昇してるので、とりあえず鉄板だと思って思い切って入ってみたけどね。こういう値動きは売り転換を見極めるのは至難の業なのでねぇ・・・。商社に過度な期待感はないんだよね。

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前場の収支:(変わらず)


雑感彼是

さて日本市場のトレンドはチャートを見る限り、完全に上昇へと転換したように見える。相場と言うのはその時々の地合いに関係なく、大きな資金が入ると容易にトレンド転換してしまうという見本のようなもの。だからと言って経済がコロッと変わるわけではないところが相場の難しさだと思うんだよね。

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中国がダメで、キャピタルフライトした資金が分散されて日本市場に入ってるという図式は多分、春から夏にかけての相場と同じだと思うけれど、米国勢にしてみるとそれほど日本株に突っ込んでは来ないと思うんだよね。

とにかくこの上昇はいつまで、どこまで?と考えても分かるわけないんだけれど、少なくとも株式市場の関係者がいう「日本市場独歩高説」には賛同できない。

強気な立場はたまたま欧州勢が日本株を買った結果、大当たりしたのであって、それを予想できたわけではない。なのでしたり顔でいろいろ言うやつの意見は聞き流すに限る。

例えばスズキのような冗談みたいなチャートを買うわけにはいかんよね。