9月アノマリー復活か！？：9月21日（木）後場

日経平均株価　￥32,571（▲￥452）

後場の相場概況

株式市場に特別な材料はないにしても、債券市場は大荒れの状態で、さらには2024年の金利水準が0.500P持ち上がってしまったことで、債券に買い直す動きが出るだろう。

また年内あと1回の利上げに耐えて、その金利水準が少なくとも年前半は維持されるということで、果たして米国経済がソフトランディングできるのか？という疑問の答えはかなり不透明になってきたと思う。

この状況を織り込むには今の株価水準では少々高すぎるのではないかな。

一方の日本市場は金融政策決定会合前日ということで、植田総裁がマイナス金利解除に言及するか、または何らかのタカ派発言をするかで身構えている。もちろんそうした発言をすれば、金融株にとっては強烈な追い風となる一方、内需企業にとっては円安と合わせて泣きっ面に蜂という感じになる。

出鱈目放題の岸田政権が経済対策をすると言い出しているが、そんなことなら増税を止めたらどうだ！と言うのが国民の声でもある。

いまNYに居るわけだが、何とビルゲイツの財団からSDG’sに対する貢献で表彰され満面の笑み。一国の首相が民間団体から表彰されて大喜びっていうだけで国辱に近い。一言、ビルゲイツに言いたいのは持続不可能な首相を表彰するなってことだ。

後場の取引とポジション

1570 日経レバ  ￥19,940（▲￥515）
空売平均）￥20,598×4560（含み益￥3,000,000）
9月のアノマリーの理由は、資金が債券に向かいやすいという事情がある。米国では社債発行での資金調達が9月は集中すると言われてる。その上、特別に米国債中長期債の発行も多く資金がタイトになりやすいらしい。
その中で、金利上昇を今意識しないといけないのは、大口のロング勢にとってはかなり難しい選択を迫られる。

今年は特に高金利下ということで、株式からの乗り換えが増えるんじゃないか？という思惑もあって・・・。日経平均は75日線割れで下がり頃、戻り頃、の位置。戻れないなら続落でかなり危険になるってことだ。

1605 INPEX　￥2,224.5（▲￥42）
空売）￥2,270.0×4000（含み益￥182,000）
空売）￥2,268.0×2000（含み益￥87,000）
空売）￥2,266.5×4000（含み益￥168,000）
空売）￥2,262.0×2000（含み益￥75,000）
空売）￥2,258.0×4000（含み益￥134,000）
米国金利上昇、ドル高、となって緩むはずの原油なので、ここは持ち越してみることにした。案の定、大引け後原油は下がり始めてるのでね。一旦は緩んでくれるだろう。

9984 SBG　￥6,257（▲￥205）
空売）￥6,320×2000（含み益￥126,000）
空売）￥6,314×2000（含み益￥114,000）
空売）￥6,312×2000（含み益￥110,000）
空売）￥6,310×2000（含み益￥106,000）
以前はアリババ連動だったSBGは今度はアーム連動かもしれない。米国長期金利が上昇してるので軟調な展開が続くと見て、売り勝負してみた格好。そもそもアームのIPOは高すぎないか！？高すぎるIPOで記憶に残ってるのはフェイスブックの時。あの時は確か1ヵ月くらい調整したと思うんだよね。ある程度売られてから出ないと、買いは入ってこないんだろうね。

6758 ソニーG　￥12,320（▲￥280）
空売）￥12,400×4000（含み益￥320,000）
またまた懲りずにお約束のソニーGを売り建て。テクニカルでもまだ下がると見てるから。

4063 信越化学　￥4,560（▲￥14）
空売）￥4,570×2000（含み益￥20,000）
空売）￥4,568×2000（含み益￥16,000）
空売）￥4,566×2000（含み益￥12,000）
空売）￥4,564×2000（含み益￥8,000）
空売）￥4,560×2000（変わらず）
米国の高金利を跳ね返すように強かったウエハ2銘柄。SUMCOは専業なので分かるけど、信越化学は塩ビと中国依存という足枷があるから。売られてもいいと思うんだけど。なかなか強力な買い方がいるみたいで・・・。下値のレジストラインを割るようなら面白いんだろうけど・・・無理かな。

本日の収支（前場・後場合算）：+￥3,040,000

雑感彼是

昨日に勝負ポジを建てて今日ほとんど勝てなかったということで、もはや気力を使い果たした感じになった今日の取引。流石に米国市場は続落するだろうと思いつつも、勝負できなかったのは、明日が日銀政策決定会合があるからと言う理由。あの植田総裁って人物は何を考えてるのか分からないところがあるから。変更するならサプライズ的に、という就任直後の発言が妙に耳に残ってるんで・・・。

〇　日本市場にはもう一つ中国という大きな懸念がある。それがこのところ全然ニュースにならなくなってるのが怖い。習近平周辺ではなにやらヤバイことが起こってるらしいし・・・。政変の危機であることは確かで、ここを乗り切ると今度は独裁の締め付けが待ってる・・・。日本企業も日本人も覚悟した方がいいね。

〇　ジャニーズ問題はとうとう社名変更となるらしい。そしてタレントの起用は各社の判断で、とか民放連の会長は言うしね。そんなのはポジショントークだろう！現状起用してることを肯定する意味しかないわけで、あくまでも企業の見方っていうのがTV業界みたいだね。

〇　日本保守党（百田新党）に対するアンチが最近目立ってきたけれど、また政治団体なだけなのでね。それよりも選挙に誰が出るのか？と言うのが問題で、とにかく百田氏と有本氏は出馬したほうがいいかも。というか有名な人をどれだけ擁立できるかかな。宇宙がビッグバンから始まったように（最近は怪しくなってるけど）、最初の爆発が肝心で、それを他党が脅威に感じればそれだけでも効果があるからね。

〇　何！？ジブリが日テレの子会社になるだぁ・・・。ドワンゴは？

〇　隣国のポーランドがウクライナへの武器支援を停止した。農産物輸入問題を巡ってゼレンスキーが罵詈雑言を吐いたことで喧嘩になった。と言うよりもゼレンスキーの化けの皮が完全に剥がれてきたことの方が大きいかも。この一族はとにかく強欲の塊でウクライナの伝統に従って、各国からの支援金を片っ端から懐に・・・。賄賂と横領の国と言われるだけのことはある。その結果ゼレンスキーは世界中に豪邸を持ってるんだよ。自身の金儲けのために戦争してるんだよ。

〇　そういう人物をサミットに招待して悦に入ってる岸田首相・・・。もう勘弁してほしいね。